1. 軽蔑(2011)
つ、つまらない! この映画はひたすらに高良健吾のダメ男っぷりを見せ続ける内容です。 ストーリーにも不満が多いし(特に後半)、上映時間が長いわりに、登場人物のバックボーンなどもほとんど描かれません。 結局誰にも感情移入できないまま、話が進み、2人の主人公が共感できない逃避行を続けるような内容にしか思えないのです。 描写が「薄っぺらい」と感じる方も多いでしょう。 長回しで撮影した主演2人の演技は素晴らしいですし、途中から登場する大森南朋さんの存在感も格別です。 だからといって、自分はこれを役者のファンの方に観てほしいとは思えません。 不快な描写の多い2時間20分近い内容を観て、返り討ちに会う可能性大です。 とにかく「イケメン高良くんのダメ男っぷりを観続けたい」という女性の方にしかオススメできないですし、映画の観どころが「鈴木杏さんの濡れ場」だけと言われても仕方がないかもしれないと思えた残念な映画でした。 [映画館(邦画)] 2点(2011-06-05 18:09:09) |