1. 孤狼の血
仁義なき戦いとデンゼルワシントンのトレーニングデイを合わせた感じ。役所の演技に惹かれるものの彼なりのアベレージ級で、松坂桃李の正義感の表現の方が印象深い。もうちょっとひねりが欲しいとは思ったものの、娯楽作品としてはよくできている。豚グロはあんまりいらんけどエロはもうちょい欲しかった。豪華キャストだったけど江口はどうしてもあんちゃん進藤先生にみえて正義感にみえる。本人がキャラ替えめざしているんだろうけどどうにもダックスフント風の顏がなあ。。別のキャストの方が良かった気が。真木よう子も定番なんだけど定番過ぎて物足りない。脱がないのななおさら。自分的には深層的にこの手の作品を好む自分がいるのが事実。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-06 17:11:52) |
2. ゴースト・イン・ザ・シェル
ジャポニズム満載の中に中華テイスト。スカーレット・ヨハンソンは大奮闘なんだけど、どうにもB級テイストが悲しい。原作は知らないけど、ストーリー的にはマトリックスぽい。たけしさんと桃井さんは強引にぶち込んだ印象あり。演出がちょっと独りよがりのどや感もあるし、知らない人にはストーリーも入りづらい。あまり評価できない惜しい作品。 [DVD(字幕)] 5点(2018-05-04 15:26:46) |
3. コードネーム U.N.C.L.E.
《ネタバレ》 スナッチシャーロックホームズで味わったガイリッチーぽさは映像音楽演出とも十分でてた。スパイものというよりはコメディ。主人公の3人の観客を楽しませるキャラ演技演出があったのでエンターテイメントとして合格点。でもストーリー的にはそれほどで高いものでもない。でも面白かったです。続編出たら見ます。印象に残ったシーンは悪役の人が逆拷問にかかって「ぎゃっぃ!」と叫んでいたところ。すいません。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-08-25 18:01:09) |
4. GODZILLA ゴジラ(2014)
なんか子供向けの幼稚な演出で、ガッカリ感。避難しているはずだろうという人たちが都市に取り残されており、軍人さんもミサイルが通用しない相手に銃を大層に携帯。で応戦。敵方怪獣もなんか堕天使ルシファーをモチーフにしたのか、あり得ないだろうという意匠。我らが渡辺謙さんも覇気を感じさせない演出。でもアメリカ人の感性の日本家屋のセンスは毎度素晴らしいとは思った。 [地上波(吹替)] 4点(2015-10-03 18:15:51) |
5. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 デビットフィンチャーらしい画作りで、サスペンスムードを盛り上げる。現代の過激で無責任なメディアを風刺しながら、新感覚の恐怖感を演出。日本の痴漢冤罪の恐怖がアメリカだとこんな感じで映像化されるんだなと感じた。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-08-24 14:46:40) |
6. 孤高のメス
医療ドラマ風に見させてもらったけど、退屈はさせない作りではあったけど、それでもエンターテイメントに富んでいるわけではない。全般的にちょっとデフォルメも過ぎている。立派過ぎる医師、生瀬役の人は少し悪意に過ぎる存在にしてしまって逆にリアル感を削いでいる。 堤真一はとても上手く表現している。さすが。個人的に印象に残ったというか考えさせられるシーンは、余が息子をお別れして手術室に送り出すシーン。 [地上波(邦画)] 6点(2012-03-27 18:14:50) |
7. 告白(2010)
原作未読。良かった。心理描写をしたいと思われる映像が少し冗長だったこと。生徒たちがいわゆる学園ドラマで求められるまたこっちが勝手にイメージしてる典型的な演技演出をしてしまってちょっと辟易してしまうのはマイナスポイントだったけど。どことなくアメリカンビューティーを思い起こしてしまった。日本的に心の闇を描いたのだろうなあ。 [DVD(邦画)] 7点(2011-02-19 17:20:32) |