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枕流さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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21.  幸福な食卓 《ネタバレ》 
 「恋人も友達も何とかなる。努力しだいでさ。」という小林ヨシコの台詞が、この映画の全てを物語っている。いや、確かにそれが堪えきれないほどつらい人もいるだろう。でも、それは長続きはしない。しかし、家族を失っては取り返しがつかない。この映画は、淡々とした描写の中にも、そのテーマを色濃く浮かび上がらせられた点が素晴らしい。  ストーリー上、確かに大浦くんを死なせる必要は無い。それによって、何か劇的な変化がこの家族に起きたわけではない。彼の死と家族の再生はトレードオフの関係には無い。だが、周囲の優しさをあぶりだすためには、彼の死は非常に効果的に扱われている。冒頭に書いたヨシコの台詞も生まれないし、佐和子が父にぶつける叫びも出てこない。また、大浦くんは家族に恵まれない(?)佐和子にとって、大きな支えになっていた。大浦くんのちょっと場違いな台詞「君はみんなに守られている」は彼の死によって、皮肉にも大きなリアリティを持つこととなった。支えが一つ消えたときには、別の何かが支えになる。人生とはそういうものだし、そうでないとみんな自殺してしまうと思う。  キャストの話になるが、何と言っても良かったのは大浦くん。ちょっと間違えるとすべりがちで難しいキャラクターだと思うが、嫌味無く演じきれていたと思う。佐和子も良かった。笑顔が特に良かった。  最後に、ラストシーンの「くるみ」は、僕は要らないと思う。少し長いし、あの歌詞だけではこの映画が伝えたいことを表現しきれていない気がする。何度か振り返った後、前を向いて歩いていく佐和子。そして「幸福な食卓」。それで十分だったのではないか?  8点か9点かでかなり迷ったけど、若手のこれからの活躍に期待して9点にします。いい映画でした。
[DVD(邦画)] 9点(2008-02-05 00:25:48)(良:1票)
22.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 
このテの作品はたいてい苦手で、「何を知った風に」と腹を立てて観るのをやめてしまうのが通例であるのに、これに限って言えばすごく面白かった。旧市街と新市街が入り混じった現代中国のような近未来都市は魅力的で、妙な歌とその風景が延々と写るシーンには魅入られた。何が人間で何が機械か、ひょっとしたら自分は人間では無いのではないか、そういう恐ろしさと言うか居心地の悪い感情に責められる主人公が海に潜る理由について語るシーンも出色である。ただ一点、残念な点は、とてもこの作品一本で語りつくせる量の世界観ではないから仕方ないのかもしれないが、説明が少ないこと。僕よりもう少し短気な人は、「ゴーストって何やねん、アホくさ」と思って観るのをやめてしまうかもしれないということ。それはそれでいいのかもしれないが、せっかくだからもう少し分かり易く教えてくれてもいいのにと思った。気を長く持って観てよかった。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-11 01:09:15)(良:1票)
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