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どっぐすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 86
性別 男性
自己紹介 日本人なので邦画好き!
淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。
不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・

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1.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
例えば初代の「ゴジラ」、84年の「ゴジラ」、そして「シン・ゴジラ」など、 過去のゴジラが単体で登場する作品では、ゴジラが街に散歩に来たら人間から理不尽に攻撃され、 怒って反撃するという流れであったことが多いと思います。  ところが今作では、ゴジラが明確に人間に対して敵意むき出しである点は、実は斬新ではないかと思います。 また、人間ドラマがこれだけ濃いゴジラ映画というのも、初であろうと思います。  多くの方が称賛する特撮も素晴らしいですが、今作で印象に残ったのは、音響、音楽。 IMAXで観たのですが、鳴き声、足音などの音響は凄まじかったです。  そしてゴジラファンなら誰もが気にする、あのテーマ曲が使われているか、 まさにドンピシャのタイミングで鳴り響き、ファンにとっては至福のシーンとなっていました。 過去の音源を使用した「シン・ゴジラ」と違って、今回は新録音ですが素晴らしい編曲と演奏です。 非常にマニアックな話ですが、1983年、「SF交響ファンタジー」初演の熱い演奏を多分に意識していると思われます。 熱い音楽で定評のある佐藤直樹ならではの編曲だろうと思います。  以下ネタバレです。  過去の戦争における非常にデリケートな問題ですが、 当時の航空服を着て敵に突っ込んでゆく主人公が勇ましく見えてしまうのは、 少々、自分にとって違和感がありました。  また、ラストシーンは過去の某作品そのまんまであるし、続編を意識した怪物映画の定番であるが、これは蛇足だったと思います。 今回は人間ドラマが濃いだけに、それまで描かれていた人間の努力の尊さがひっくり返されて興ざめです。 素直にハッピーエンドで良かったのではないかと思います。  こういう多少の不満点はあるにしても、 ゴジラ映画史上、かなりの上位に入る出来栄えで、特撮についてはベストと言って良いでしょう。  もはや着ぐるみというのは過去の遺産となってしまい、 等身大の着ぐるみをいかに本物に見せようとするかという面白さがなくなってしまったのは寂しいですが、 昭和の時代からの特撮映画の歴史を鑑みると、日本の特撮もハリウッドに全く劣らず、ここまで来たかという感慨があります。
[映画館(邦画)] 8点(2023-12-20 08:18:47)(良:1票)
2.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
出だしからエンドロールまで、前作以上に日本のゴジラへのオマージュたっぷりで楽しめました。 ゴジラという名前だけをパクられた90年代のハリウッドゴジラとは隔世の感があります。 日本のゴジラファンなら、昭和から平成の世代に渡って「あ、このネタは・・・」と思い当たるところが多々あると思います。 ハリウッド映画でこの音楽が聞けようとは、スタッフの怪獣映画愛が尋常ではないです。 正直、何が起こっているのかわからないほど、アクションシーンが激しすぎる感もありますが、 ここまで「特撮映画」に敬意を払って頂いているので、甘々の点数です。
[映画館(字幕)] 8点(2019-06-04 00:37:51)(良:3票)
3.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
第1作目を意識したゴジラというから、当然、そのようなゴジラ中心のお話かと思っていたら、日本の誇るもう一つの怪獣シリーズを意識したようなストーリーになっていて、別のGのリメイクではないかと思ったが、これはこれで面白かった。 敵の怪獣も、もうひとつのシリーズのあの怪獣とあの怪獣をくっつけたような習性だ。 しかし、ゴジラの姿形は日本人の自分が見てもゴジラと思えるように配慮されていて、かっこよかった。ゴジラも敵怪獣もCGなのに、なんとなく着ぐるみにも見えるユルい雰囲気が親しみが持てる。 この辺りは監督のオリジナルへの敬意が感じられて嬉しかった。 ドキュメンタリー的なチラ見せ演出は、こういう映画には欠かせないと思うが、ちょっと狙いすぎというか外しすぎというか、要所要所の見せ場は外さずにきちんと見せてもらいたかった。 「核」に関しては理屈をこねくり回しているわりに、核爆発というものをハリウッド映画では大きな爆弾ぐらいの認識しか無いのが相変わらずであるし、フィクションであれ、日本の大都市のそばに原発があるというのは日本人としてはかなり複雑な気分である。 この映画に限らないのだが、今のハリウッド映画って全く音楽が印象に残らない。明快に耳に残るメロディを作れる才能の作曲家が枯渇しているのではないかと思う。 これはかなり以前から日本映画も含めて問題だと思っている。 「ゴジラ」であるだけに誰が見てもいろいろ考えてしまうであろうが、今回はイグアナではないので、このゴジラが暴れる様を見れただけでも良かったと思います。 これだけ日本のキャラクターを研究して、そのテイストを活かしてくれたのだからそこは素直に監督に拍手です。次回作も期待してます。 
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-30 19:36:13)
4.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
何度も劇場やDVDで見ている傑作だが、この度デジタルリマスター上映で鑑賞。 作品の評価は揺ぎないが、このリマスターは映像も音声も少々「やりすぎ」に感じた。 巨大に見えていたゴジラのディティールが鮮明になることで2メートルの着ぐるみの質感やギニョールの仕掛けなどが、生々しく感じられ演出の意図を崩してしまったようにも思う。 ビルの壊れ方、ピアノ線、重そうなゴジラの動き、所々の無理なカットつなぎ、合成の揺れなど、常に絵の外側にいるスタッフを意識してしまう。 しかしその反面、日本で初めて怪獣映画を作るにあたって当時のスタッフがどれほど試行錯誤して汗を流して苦労したか、スタッフが写っていないメイキング映像のようにも感じられるという、穿った見方ではありますが、そういう面白さを感じました。 作品そのものの感想ですが、若い頃見ていた時より、今のほうがよりドラマに説得力を感じました。「戦争」「核」「科学の誤った使い方」この映画の製作当時から半世紀以上を経ても解決されない問題だからだと思います。
[映画館(邦画)] 10点(2014-07-01 16:06:35)
5.  幸福(1981) 《ネタバレ》 
ただ1回らしいTV放映を子供の頃見て、印象に残っていたが、この度DVDで30年ぶりぐらいに再会。 市川崑作品の平易なセリフ回しや、朴訥な役者の演技はやはりミステリーを際立たせるためのテクニックであると改めて思う。 推理小説だと、理解しにくい部分を読み返す経験は誰しもあるだろうが、映像では1回で理解させなければならないという命題がある。 複雑極まる人間関係や、事件の謎解きを観客にわかりやすく「映像」で理解させるには、役者の演技とセリフを極力単純化して、観客に余計な情報を与え過ぎて混乱させないようにする効果があると思う。さらにコントラストの効いた映像の美しさは観客に想像力をかきたてる。優れた映像は観客に想像力を沸かせるものだと思う。 だからミステリーではない市川崑の作品は凡庸に感じるが、この「幸福」は子供の演技も朴訥なのが素晴らしく(子供の頃見た時にも違和感はなかった。今の有名な子役って子供の目から見たらイヤミにしか見えないのではないだろうか)、親子三人が抱きあうシーンも過剰にならず、次のシーンにあっさり切り替わる冷静さもいい。 クライマックスの犯人を追い詰めるシーンも、淡々とヒキの絵で見せ、犯人の顔もよくわからないのも、子供の頃は「太陽にほえろ!」の時代だっただけに、逆にすごく印象に残っていた。 音楽の静と動のコントラストも印象的でした。 今、この作品に再会して傑作だと思います。「幸福」という抽象的なタイトルでかなり損をしている作品かと思います。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-05-28 00:56:57)
6.  コーマン帝国 《ネタバレ》 
昔から名前だけは知ってる名プロデューサー。 その作品歴を知れば知るほど、わざわざ観る気もなかったが、その本人のお話には興味がわいて、映画館へ足を運んだ。 手法としては、ほぼ関係者のインタビューでまとめた、よくあるドキュメンタリーであるが、このプロデューサーの半生をわかりやすく見せてくれる。 こういう人の存在意義というのは確固としてあるのだなと思う。 かつては日本でも似たような思想を持ったプロデューサーがいたはずだ。 日本にもエログロ低予算な作品群が山ほどあり、今ではそのいくつかはカルト的な人気を誇っている。 その中から育った人材も多くある。 このドキュメンタリー映画自体は興味深く、面白かったが、このドキュメンタリーの中で語られる幾多の映画のシーンを見ると、やはりますます、その映画本編を観たいという気が失せた。 しかし、映画に限らず、二番煎じ、刺激的、柳の下のどじょうを王道でいくバイタリティは讃えたい。 どんな業界でも、こういう人の存在があって、一流の商品の良さが際立っている側面も確かにあるのだ。
[映画館(字幕)] 6点(2012-04-23 00:01:02)
7.  ゴジラ(1984)
公開当時、大々的に宣伝されてたサイボットゴジラが大暴れするものと期待したものです。 しかし、暴れていたのは着ぐるみでした。特撮というもの、カメラワークというもの、照明というもの、映画における音楽というもの、脚本というもの,様々な映画のテクニックを、当時の中学生は真剣に考えさせられました。 オレが観たかったのはこういう映画ではない。しかし、これはこれでアリかなと思いながら,しかし、何が違って何が足りないんだろうと寝ても覚めても考えさせられました。 こういう思考の訓練が,少なくとも今の仕事の役に立っているのかなと思います。 頭のタイトルから、ラストシーンまで、ほぼ全てセリフまで思い出せます。 ぶっちゃけて言えば、不細工だけど憎めない奴という、思い出の映画です。
[映画館(邦画)] 5点(2003-08-01 17:28:00)(良:1票)
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