1. 荒野の1ドル銀貨
《ネタバレ》 マカロニウエスタンらしく、ガンファイトだけじゃなく肉弾戦も豊富。銃身の切られた銃や1ドル銀貨などが物語進行のいいスパイスになっていて、単純な勧善懲悪ものなのに単調ではないいい味付けになっていました。 主演のジュリアーノ・ジェンマも、前半までの髭ぼうぼうから一変、髭を剃り落とした後のハンサムな顔立ちといい、銃の腕といいとても良かったですし、アニメ長のオープニングなども今観てもとてもおしゃれで格好良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-19 14:27:52) |
2. 荒野のガンマン
《ネタバレ》 ペキンパー御大のデビュー作だそうで、以降の作品のようなバイオレンスやら勢いやらがあるかと言われれば微妙。 西部劇として見ても、ちょっと陰気臭いなぁという感じで、個人的にはいまいちでした。 まあ、西部劇で復讐劇は常套句ですし、子供を誤射してしまうくだりや、ラスト、復讐よりも愛を選ぶくだりなどはよかったなと思う反面、それまでがなんかふわっとしすぎてあまり乗れませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-13 11:44:38) |
3. コレクションする女
《ネタバレ》 男を取っ替え引っ替えしながら一夜を過ごすあまり「コレクションしてる」と揶揄していながら、なんだかんだで主人公らもアイデに振り回されてるあたりがなんとも滑稽というか男の性というか(笑) 特段魅力的だとか美人とかではないのになぜか男を引き寄せるアイデが妙にリアルというか。 劇伴もなくストーリーも特に盛り上がりもなく、面白い詰まらないでいえば「つまらない」作品なのですが、圧倒的に美しい自然の情景や透き通るような光源、カメラワークがなんとも魅力的で気づいたら時間が過ぎているという不思議な作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-02 05:09:10) |
4. 荒野の用心棒
《ネタバレ》 荒野の七人と違ってこっちは正式に権利を買わずに映画化してしまったんでかなりの問題になったようですね。でも見るほうにとっては半ばどうでも良い訳で(笑)オリジナルはまだ未見ながらそれでもかなり面白い作品ではあります。特にイーストウッドのガン捌きがとにかくカッコいい、そして(BTTFにもこれのパロデイがでてくるが)後半の防弾チョッキ(?)を使った戦いもなかなかなもの。西部劇ファンなら一度は見ておいて損は無いでしょう。 7点(2004-04-02 14:00:29) |
5. 荒野の七人
西部劇といったら真っ先にこれを思い出します。あのテーマ曲はいつ聞いても胸が高鳴ります。圧倒的な存在感のあるユル・ブリンナーや、セリフは少ないながら、その細かな演技の上手さでブリンナーとはまた違った存在感のあるスティーヴ・マックィーン(それがユルの怒りを買い、次にやったら降ろすぞと言われたとか)などの個性的なキャラクター達が、この物語を一層引き立てています。現実世界では惜しくも亡くなられた彼らに、謹んで冥福をお祈りします。 9点(2003-05-22 00:29:15)(良:1票) |