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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1.  コマンドー
四半世紀にも渡って毎年テレビで放送され続け、細かい筋まで全部知ってるのに毎回見てしまうという麻薬のような映画です。そして、そんな人気作の割にビデオ屋では絶対に貸し出し中になっていないという不思議な映画でもあります。。。サイボーグという設定すら必要ないと州知事の底知れぬ素質を見抜いたジョエル・シルバーはさすがの慧眼で、本作は頭から尻尾まで州知事の魅力満載です。丸太を担いでの登場からすでに千両役者ぶりを発揮。タイトルバックではアイスクリームを味わう州知事、鹿にエサをやる州知事、川釣りを楽しむ州知事、プールで馬鹿笑いをする州知事と、他の映画ではなかなか味わえない州知事の姿を堪能できます。本編では設定について軽い説明が入ると、その後は州知事がひたすら暴れまわるという素直な仕上がりになっていて大変好感が持てます。その暴れっぷりについても、十数人の警官相手に格闘して余裕で勝ったり、車のシートをいとも簡単にもぎ取ったり、悪役を電話ボックスごと投げ飛ばしたりと、スタローンやヴァン・ダムでは成立しない、州知事だからこその見せ場が続きます。本作を作った人たちはキャメロン以上に州知事のポテンシャルを理解していたんだなぁと感心します。島での戦闘の前には、流れ的にまったく不要であるにも関わらず州知事はビキニ姿を披露。股間に目が釘付けなのです。ガシャッ、ガシャッと装備を身につけるかっこよすぎるシーン(今ではアクション映画の定番ですが、これをはじめてやったのは本作ではないでしょうか?)に続き、重装備でいよいよ乗り込む場面には「待ってました!」と声をかけたくなります(重装備で茂みから現れる様は、花見の場所取りみたいでしたが)。この辺りの盛り上がりは、アクション映画としての本作の正しさを証明しています。いかに大勢の敵を相手にしても絶対に弾が当たらない、これも州知事の魅力でしょう。もはや人徳すら感じさせます。州知事の相手となるベネットもまた素晴らしく、「タイマンで決着をつけようぜ」と素手の対決に持ち込もうとする州知事の挑発に顔をくしゃくしゃにして心揺れ、「じ、銃なんか必要ないもん!」と強がるオーバーアクトぶりは隠れた見せ場なのです。。。なお、本作の続編への出演を州知事は断ってしまったのですが、その企画が流れに流れて「ダイハード」となったのはアクション映画史上のちょっといい話です。
[地上波(吹替)] 7点(2009-10-11 23:05:00)(笑:2票) (良:1票)
2.  コナン・ザ・グレート
「レイダース」とほぼ同額、「ET」の約2倍の製作費が投入された超大作なのですが、ジョン・ミリアスとオリバー・ストーンが自由にやった結果、血と裸と小難しいセリフに溢れた、ヒットするとは到底思えない作品となっています(DVDのメイキングでは、興行的に成功しなかったにも関わらず、2人ともこの映画について満足げな顔をしています)。当時のラウレンティスは、「エレファントマン」がヒットしただけのデビッド・リンチに洒落にならない額の製作費を与え、これまた暗くグロテスクな「砂の惑星」を作らせており、プロデューサーとして観客に受ける映画を作る気があったのかと不思議になるような仕事をしています。そのような「管理不行届き」の現場で製作されただけあって、本作は娯楽作として成功しているとは言いづらいものの、他に類を見ないようなクセの強い仕上がりとなっており、面白くはないが見応えのある作品にはなっています。コナン少年の村が侵略を受ける序盤からすでに暴力はフルスロットルで、女も年寄りも皆殺しにされるわ、コナンの目の前で母親が首を飛ばされるわと惨い描写が続きます。その後も、奴隷としてのコナンの成長は悲惨極まりないわ、剣闘士となってからも人間扱い受けないわと、鬱になるようなお話が続きますが、こうした容赦のなさが殺伐とした世界観の表現に役立っています。セット教の巨大神殿やかなりの人数のエキストラ、凝りに凝った小道具や衣装など、お金をかけるべきところにタップリ資金を投入することで、世界観の構築がより強固なものとなっています。また、黒澤明をリスペクトするミリアスだけあって、チャンバラの迫力も他の映画とは一線を画すものとなっています。ダンスのような美しいだけの非現実的な殺陣ではなく、重量感や痛みを伴った戦いが展開されるのです。終盤の決戦に至ってははまんま「七人の侍」なのですが、さらに少数の味方で大勢の敵を迎え撃つというウェスタンの要素も加わり、なかなか燃えさせる見せ場となっています。願わくば監督経験の少ないミリアスではなく、娯楽についてもっと小慣れた人物が監督を引き受けていれば、それなりの佳作になっていたかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-15 01:33:51)
3.  ゴジラVSビオランテ
「ガメラ大怪獣空中戦」の登場以来「やっぱりあれはヒドかったんだ」と再認識され続けるゴジラですが、「ビオランテ」だけはガメラに負けていません。ゴジラはシリーズ中もっともかっこよく、対するビオランテの造詣も非常に素晴らしい。人間方にも魅力があるのがいいですね。私的には高嶋政伸をはじめてかっこいいと思いました。そして何より、構成がよく出来た映画です。シリーズ中、はじめて合理的に動く自衛隊が作品のテンポを整えており、おかげでゴジラの存在感が際立っています。これぞ「ガメラ」に先駆ける怪獣映画の傑作であり、エメリッヒにも見せてやりたい仕上がりです。
8点(2004-08-03 00:10:27)
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