1. ゴールデンスランバー(2009)
《ネタバレ》 原作は未読。伏線の張り方はうまいのだろうが、伊坂幸太郎のほかの作品で見られるような、振り返ってみればあの場面はああいうことだったのかというつながりに関する驚きはなく、本屋大賞受賞作ということで期待して鑑賞したことがあだとなった感じであった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-18 15:38:53) |
2. コヨーテ・アグリー
ストーリーの部分にあまり深いところがないので、この映画の好き嫌いはあのバーの雰囲気をどう感じるかにかかっているような気がする。個人的にはああいうバーに思い入れもないし、いきたいとも思わないので2度と見ることもないでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2009-03-22 18:52:31) |
3. 恋空
年のせいか最近涙もろくなってきているのだが、この映画ではまったく涙が出そうになることはなかった。そんな自分はまだまだ大丈夫だなと思えた。いまどきの若い人たちの行動も理解できないのもそうだが、親たちの言動もどうしてそうなるのかついていけない。 [DVD(邦画)] 3点(2008-10-14 16:11:35) |
4. 告発の行方
悪いことをした人が罰せられたからそれでよいというものではなく、いろいろ考えさせられる。アメリカでも今の日本でも、自分の身は自分で守らなくてはならない、警察がいて罰を与える仕組みがあるから安全に暮らせるわけではないのだよなということを感じた。レイプのシーンは見ていて不快になる部分もあったが、あそこまで描いたからこそ伝わってくるメッセージがあると思う。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-13 00:02:32) |
5. ゴーストライダー
世界観を受け入れられるかどうかが大事なのであろう。僕には全く入り込むところがなかった。話も安っぽいし、CGだけで見せる映画はこの年になると何の感動もない。 [DVD(字幕)] 3点(2007-09-22 11:29:38) |
6. 幸福な食卓
《ネタバレ》 父さんが父さんを辞める、という意味が最後までよくわからなかったし(辞めたのにずっと家にいるということが)、いきなり主要登場人物が死んでしまうのにも納得いかないところがあるが、最後はうまくまとまっていてよかった。『くるみ』の使われ方も意外ではあったが納得できた。 [DVD(邦画)] 7点(2007-07-14 22:16:24)(良:1票) |
7. 恋人たちの食卓
いつの間にああなっていたのかさっぱりわからないところがあのどんでん返しのよさなんだなあと、意外にさわやかな気持ちで見終えることができた。食べ物はおいしそうで大変よかったのだが、男の区別がうまくつかなくて自分の中で少し混乱してしまったのが残念だった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-24 17:16:12) |
8. コーチ・カーター
《ネタバレ》 もともと大して強くもない地元の高校のバスケの試合にあれほどのめりこめるというのは日本にいては理解できないところではあるし、ましてやコーチに地元の人が嫌がらせするのもどうかと思う。実話だからこそ説得力のある面もあるのだろうが、サクセスストーリーとしては、結末が中途半端だし、完全にフィクションに作り変えて、最後にそれぞれの選手がどうなったなんて部分をなくしたほうが面白いと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-05 01:36:03) |
9. コーラス
人が踊ったり歌ったりする映画は好きなのでそれだけでつい高得点をつけてしまいそうになるが、この映画に関しては、それ以外の部分が中途半端すぎて消化不良。生徒たちの変化の様子をもう少し丁寧に描いてあるとよかったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-11 21:30:49) |
10. 交渉人 真下正義
適度にはらはらもして、下品でもなくて楽しめる映画だった。結局犯人像がよくわからないのがもやもやするところではあるが、お金を払ってみた分は取り返せる映画だったと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2005-06-30 16:43:19) |
11. 50回目のファースト・キス(2004)
見たのは1年以上前だけど今でも内容をはっきり覚えている。軽い感じで進んでいく話なんだけれど、少しじんわり感じるところもあり見た後さわやかな気持ちになれた。寝て起きると記憶がなくなってるっていうことで、昼寝をしてもなくなるのだろうかなどといろいろ考えてしまったけど、そういう細かいところを気にしても気にしなくても楽しめる作品であった。 [映画館(字幕)] 8点(2005-05-18 11:43:21) |
12. 恋人よ帰れ!わが胸に
ジャックレモンとビリーワイルダーの作品と期待してしまったので少しがっかりしてしまう内容ではあった。レモン・マッソーのキャラクターは愉快といえるけれど、職業柄保険会社のほうの立場で見てしまったので、少し許せない気分だった。ま、最後にはすっきりしたけれど。保険会社が雇った探偵の人は、あなただけ今晩はのマスターなのでしょうか。 7点(2004-12-07 07:57:28) |
13. コーリング
《ネタバレ》 こういう超自然を描く映画では、それ以外の部分が現実に即していないと全体がうそ臭くなってしまうものだが、この映画はその例だろう。最後に赤ん坊が出てくるというのも、観客を驚かせるにはいいのかもしれないが、その段階までコスナーが知らなかったというのは少し無理がある気もする。 5点(2004-08-15 23:48:29) |
14. コンフィデンス
《ネタバレ》 前情報はほとんどなかったのだけれど、詐欺の話である以上、最後にどんでん返しみたいなのがあるるんだろうなということは容易に想像がつくし、冒頭で死んだように見せかけたジェイクも実は死んでいないんだろうということも予想通りだった。画面の切り替えやせりふが早いのも、ほめるならスタイリッシュといえるのだろうが、話についていきにくくしているだけのように感じた。こういう映画を見慣れていないと素直に驚けるのかもしれないが、このての映画でほかにもっと楽しめる映画は多い。 6点(2004-08-15 08:55:51) |
15. コールド マウンテン
気楽な気分で見られる映画ではないし、しっかり見ても後に残るものは何もないストーリー。ニコールキッドマンは確かにきれいだし、いくつも映画で見たけれど、いまだに顔を覚えられない。声以外あまり印象に残らないのはなぜ? 5点(2004-07-03 06:34:58) |
16. コール
《ネタバレ》 以前の4組の誘拐は練習だったのか、それとも子供の死の関係者を狙い続けていたのか、いずれにしても話としてうまくまとまっているとはとても言いがたい。専門的なことを言わせてもらえば、あの筋弛緩薬(サクシニルコリン)はそんなにすぐ効かないし、その効果をなくす薬もないはず。 3点(2004-06-21 08:38:18) |