1. 恋に落ちる確率
《ネタバレ》 自分の解釈としては妻の浮気を疑うような出来事が実際にあって、それをネタに作家が創作した話、というもの。 まあ、この解釈がどうであろうが、他に全ての辻褄が合うような解釈があろうが、「だから何なんだよ?」に違いない内容。 奇をてらうことにしか興味がないんでしょうね。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-30 04:17:50) |
2. コロの大さんぽ
《ネタバレ》 迷子になって町を彷徨う子犬とそれを案じる飼い主の女の子を並行してみせ、ぼんやりと再会させて、めでたしめでたしという内容。 小動物を見て可愛いという反応と女の子に同情させ、その顛末に安堵させるだけで物語とは言えない。 安易な作為だけが窺える出来。 [試写会(邦画)] 0点(2008-01-14 06:53:31) |
3. 恋人までの距離(ディスタンス)
会話劇だというのは知っていたので事件めいたものが起きないのは覚悟の上でしたが、彼と彼女の間に何の変化も生じなけばドラマとも物語とも呼べない(惚れたというのは大前提のシチュエーションで提示済み)。 ならば、会話の内容が単純に興味深いものなのかと思いきや、知的好奇心を満たすような内容とも思えない。実際語られているのはませた中学生程度の主義主張。 「対立を恐れるのはおかしい」としながらも執拗には主張せずロマンスを維持することに終始する内容の浅さ。 偶然の出会いによるロマンスなんてものへの憧れだけしかない。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-11 05:05:04)(良:1票) |
4. ゴシカ
《ネタバレ》 霊の力をちゃんと限定してくれなければ作家の都合で動かし放題の駄作になる。 特に最後の解決なんて、気付いた同僚の助けという処理でよかったでしょ。 主人公の存在なんて必要なかったじゃん、て代物に・・・。 [地上波(字幕)] 2点(2008-01-05 11:06:58) |
5. 恋するための3つのルール
《ネタバレ》 茶番に憤って、あの場で娘を殺すように部下へ命じるなんて展開は理解に苦しむ(直情径行のマフィアという設定でも「あの場で」ではただの馬鹿です)。 解決をいかに扱うかが何よりの芸当ですからね・・・評価は下がる。 [地上波(吹替)] 3点(2007-12-13 15:46:22) |
6. 殺しのドレス
語れるほど観てませんが、この監督の演出は露骨過ぎて好きになれない。 内容はサスペンスなムードを楽しむものに終始。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-05 05:35:02) |
7. ゴーストバスターズ(1984)
《ネタバレ》 愉快なキャラクター性で単純に楽しめるのですが、結局子供向けな感じ(唐突にこういう設定だから)で解決しちゃうので・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-04 06:03:52) |
8. ゴッド・ディーバ
中身のない世界観のごり押し。 物語には興味がないんでしょうね。 [DVD(字幕)] 0点(2007-11-05 08:56:03) |
9. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
《ネタバレ》 代用可能なほどの肉体を作り上げられるようになった文明。 その中から不意に生命(意識)が芽生えたとしたら・・・。 物質的な条件を揃えただけで生命は発生しない。 果たして生命は、意識は、どこから齎されているのやら。 知的傑作娯楽作品。 続編である「イノセンス」がいびつな構成と何語?と首を傾げてしまうような表現になってしまったのが残念。 [ビデオ(邦画)] 9点(2007-11-03 05:30:48) |
10. コウノトリの歌
物語としての内容はない。 ベトナム戦争下の人物模様紹介作品。 [地上波(字幕)] 0点(2007-10-30 11:10:05) |
11. 告発の行方
《ネタバレ》 結局目撃者を一人見付けてくるというワンアクションだけで、構成が施されていない。 弁護側と検事側の舌戦で多少興味を引くことは出来ますが、あくまで構成を評価しているもので・・・。 女検事が躍起になる動機もちゃんとしたものを与えて欲しい。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-23 23:58:10) |
12. GHOST SOUP
不可解要素で引っ張っておいて、世界観の説明で終わるだけ。 まるでジョナサン・キャロル作品のよう。 画面へのこだわりはさすが岩井俊二というものがあるものの、ゴテゴテの作り物感を醸し出す演劇芝居がどうにも安い。 昨今のコメディ風テレビドラマでも相変わらずよく見掛ける演技ですが、誰が求めてるんだろう? [DVD(邦画)] 1点(2007-10-16 18:25:34) |
13. 恋の門
設定やシチュエーションでどこに持っていきたいのかがみえみえなので、ストーリーらしきものにのせて言いたいことを言わせているだけになってる感じ。 我を出そうという方向が客を選ぶものにいく浅はかさ。 小劇場上がりの人は視野が狭いな~と思わされることがよくある。 因に初観劇は大人計画。 もうこういうので楽しめないんだな、としみじみ。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-15 10:13:43) |
14. 殺したい女
素晴らしい。 確かにB級なムードがなければ成り立たないキャラクターや、それによる展開ですが、実に緻密。 こんな傑作クライム・コメディがマイナーな存在であっていいのでしょうか。 DVD化もされてないなんて・・・。 [地上波(字幕)] 10点(2007-10-09 05:54:33) |
15. コラテラル
《ネタバレ》 結局何なんだよ、といった内容。 単に巻き込まれたタクシードライバーが殺し屋から説教を受けるだけ。 しかも、ドライバーは他者から責められるほど悪い方向性で生きているわけでもないと思うので、どうにも不愉快。 にもかかわらず、ドライバーにはそれが結構効果的に働き、自暴自棄にさせてしまう展開のため、どうにも理不尽。 さらに、女を助けるために危険な場にわざわざ飛び込む展開は、どうにも強引。 まあ、そもそものシチュエーションがちょっと意味わからない。優秀な殺し屋の仕事っぷりじゃないよ。 [DVD(吹替)] 2点(2007-10-09 00:59:09) |
16. 恋人はパパ/ひと夏の恋
ドラマ展開は悪くないと思うのですが、それを効果的にみせるキャラクター設定が成されていないので、わかりづらい代物になってるんじゃないかな。 [DVD(吹替)] 5点(2007-10-05 23:48:00) |
17. 恋人よ帰れ!わが胸に
プロットの一段階を飛ばしたワンシチュエーションだけの展開で平板な内容になっている。しかもそれを二時間強に仕上げているので余計冗長な印象を与える。 材料は揃っているので、構成をやり直し、尺を20分ほど削れば傑作になりそう。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-23 10:14:34) |
18. コンタクト
《ネタバレ》 興味深いSFガジェットで引っ張ってくれますし、なんとも分かり易い構成(証拠がなければ信じられないという主義の者が、証拠がないので信じてもらえない立場へ)に好印象。 [DVD(吹替)] 7点(2007-08-11 20:24:37) |
19. 今宵、フィッツジェラルド劇場で
「存在とその消滅」という括りで寄せ集めたエピソードの集積というだけであまり効果的とは思えない。 個人的には、ちょっとしたトラブル(原稿が見付からない)に余裕で対応する周囲という描写が一番印象的でした。 ああいったノウハウを自然と身に付けているってのが、生きてきたんだな~としみじみさせられる。 [DVD(吹替)] 4点(2007-08-10 02:17:52) |
20. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 最高のシチュエーションに多彩な娯楽要素。キャラクターの内的ドラマに通ずるものがあれば、更に良かったけれど欲張りすぎかな。 解決へのハッタリも定番ですけど、楽しめました。 [DVD(吹替)] 10点(2007-07-22 18:55:09) |