1. コクリコ坂から
良くも悪くも無難な仕上がり。でも、こういうのは嫌いじゃない。むしろ、みんなまっすぐで屈託なく生きている様は見ていて清清しい気持ちになれるし、心地よい。懐古主義なのか古きよき時代への憧れなのかしらないけど、甘くて爽やかでノスタルジックな気分に浸れる青春映画。好きな人と見るのも良いけど、あえて僕はこの気持ちを自分ひとりの中に大切にしまっておきたいね、とそれっぽくコメントしてみる。ただ何を拾ってみても平坦な感じで何を伝えたいのか僕の乏しい感受性ではいまいち読み取れなかったから、吾郎監督の主義・主張がもっと見えてもよかったかな。 [映画館(邦画)] 6点(2011-11-05 22:20:34) |