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1.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 
一応、三部作これまで見てきたので、これも観ました。 評判が微妙なのは事前観測済みで期待せずに行きました。  話の最終的なオチは、まあ順当というか、主人公の心情的にそうするしかないわなという感じで了承。 ただ、面白くできそうなネタはいっぱいあるのにそれは全スルーして、そこに落としますかいという。  CGは、頑張っててソコソコかっこいい感じではある(ギドラの絶望感はまあまあイケてるかと)んですが、予算の都合で無難に押さえてあまりはっちゃけれてない感じでした。  前作もそうでした。  個人的な希望としては、やっぱり前作でハルオがメカゴジラと合体してゴジラ・アースとタイマン・バトルするとか、あるいは今作のテーマに沿ってハルオがあくまで人であることにこだわるのであれば、代わりに意識不明になったユウコが覚醒してメカゴジラとなって戦うとかですね(動いてほしいのは、実写のような、ちゃんと立ち上がって動く方です。メカゴジラは「レディ・プレイヤー1」のが断然動いてましたね……)、そうやってメカゴジラがメカ怪獣としてプロレスバトルできることにしておけば、本話では、地球・世界を守るため、仇敵であるゴジラと手を取り合って、しかも地球のモスラも合わせて共闘して、異次元怪獣ギドラと対決する!!! という激熱展開もできたと思うんですね。  実にもったいない;;。  あとはまあ、本作は主人公ハルオがほとんど状況に流されるまま腑抜けみたいになってるんですけど、それにしてもメトフィエス(櫻井孝宏)を筆頭に、みんなハルオを好きすぎるだろうという、ハルオおよび、豪華声優さま方を愛でる映画としては一聴の価値ありと思います。解説役の博士も超楽しそうに喋りまくってていい感じです。  というわけで、まったく万人にはお勧めできない、コンニャク問答しまくり映画ですが、マニアックな嗜好が好きな方には、ネタとして観ておかれても良いかなという、そんな感じの作品でした。
[映画館(邦画)] 6点(2018-11-15 06:44:56)
2.  ごっこ 《ネタバレ》 
 2016年に亡くなられてしまった、小路啓之氏の漫画「ごっこ」が原作の映画です。   引きこもりのニート(パパやん)が、幼い娘(ヨヨ子)を単身育てる、ほのぼの親子話……と見せかけて、一筋縄では行かないエグい物語を、ポップに軽妙に描く(そして泣ける)という離れ業の原作を、いかに映画化するのか? を期待して行ったのですが、観た最後には、もうボロボロ泣いてました。今年一番泣いたと思います。劇場内も、そこかしこからすすり泣きの聞こえる、心を震わされる作品でした。   個人的にすごいと思ったのは、主演の千原ジュニア(パパやん)の顔面演技です。よく、小説や何かで「鬼の形相」とかいう描写をされることがありますが、アニメや映像効果を使えばそういうのは作れるんですけど、生の人間の表情で、あんな形相をすることができるのだと、心底、震えました。「そんなわけあるか」と、声を振り絞って言う、あの形相を、私は一生忘れられないでしょう。   平尾菜々花のヨヨ子も素晴らしく、子供っぽい無邪気な姿と、時折垣間見せる大人びた雰囲気と、パパやんとの心の触れ合いが、とにかく心の通った演技でグッとくる。   周りの人たちもそれぞれ心の通った演技をしてて、それぞれみんな良いんですけど、個人的には、主人公のパパやんといつも喧嘩する近所のオッサンとだんだん仲良くなってくのが好きです。   原作漫画を見ると、いったいこのダラダラ長い話をどう映画にまとめるんだ? と思うんですが、重要なエッセンスを的確に抜き出し、1個のまとまった流れの物語にして、なおかつ原作のメインテーマもきっちり押さえる(ある意味凌駕すらするところもある)……という脚本・編集も素晴らしい仕事をされてると思います。   あと、最近の似たテーマの映画として「万引き家族」がありますが、個人的には、是枝監督の「誰も知らない」→「万引き家族」を観た上で、この「ごっこ」を最後に観ると、すべてが報われるかと思います。フィクション・夢物語の力というものを、まさに見せてくれる、素晴らしい作品と思いました。   今年は、何年かに1度くらいのすごい作品がいくつもあって、泣ける系の映画も良作が多いのですが、もうこれ以上は来ないだろうと思ってたのが、こんなダークホースが現れるとは思ってもみませんでした。   上映館が非常に少ないのが苦しいところではありますが、こういう系統の作品が好きな方にはぜひ観ていただきたいところであります。
[映画館(邦画)] 10点(2018-11-06 00:01:03)
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