1. 犬神家の一族(2006)
《ネタバレ》 石坂金田一のアップに30年という時の流れを痛切に感じた(たまに武田鉄矢に見えてしまった)。前作に比べ全体的にライトな感じを受けたのは、役者の持つ「濃度」の違いだろうか。それでも加藤武の「よしっ、わかった!」、お馴染みのテーマ曲や画面いっぱいの文字、真っ赤な鮮血どっしゃーが健在だったのは素直に嬉しいし、ゴムの仮面モゴモゴは前作よりも気持ち悪くて◎。ただ、松嶋菜々子は悪くはないが、珠代としては背が高すぎ。佐清と同じ目線な上、小夜子を思いっきり見下ろしてしまうのはちょっと・・・。 [映画館(邦画)] 6点(2007-01-07 02:17:57) |