1. インデペンデンス・デイ
宇宙戦争に続いて、またしても劇場でこれを見なかった自分の不明を恥じる結果となりました。 名作だからというんじゃない、作品にはそれを見るべき環境が絶対あるちゅうことです。特撮大画面音響迫力はったり命のこの作品を吹き替えで安いテレビで見て感想を書くとは、名画を絵葉書で見て批評する大ばか者のようなもんです。でも書く。ええじゃないですか、こういうの。別に製作がアメリカでもトルコでもチリでもウズベキスタンでも構いませんよ、どんどんわが国万歳してください。それをしたいためにこれ作っただろ!でもおもしれーから許すよ。といわせてくれればこっちゃそれでいいんだから。 よろしかったのは、どうせろくな内容じゃないんだからと(そうか?)宇宙船登場までがとても速かった事。でかさと破壊っぷりがものゴージャスだった事。ふっとべー!なきさけべー!つぶれとけー!と民衆の大惨殺にカタルシス感じてる自分は何に肩入れしてんのか良くわからなくなる鬼畜気分だったのですが、その流れでウイル・スミスの「おまけにくっせえんだよ!!」というブチ切れぶりに大笑いしてたり。なんか物凄い顔してておまけに臭いんじゃ死んでもらうしかないな、と、えらい低次元で焼酎片手に人間側の応援に回ってみたり。バリヤーの破り方の強引さにふむふむと無理矢理悪い頭で納得させられ、最後の花火ではらしょー!と乾杯。いやー人間ってほんとに無責任なんですねえ。でもそんな本能を許してくれるからB級映画って好きなんだよ。勿論ヒューマンドラマも好きですけどね!(ととってつけたように) [ビデオ(吹替)] 7点(2006-01-08 00:11:24) |