1. インドへの道
裁判のシーンでのジュディ・デイビスの台詞、「遠くに見える街が幻のように見えて、その時、彼を愛していないと悟った」に、ぐっときてしまいました。本当ははじめから分かっていたかもしれないけど、ふと心に訪れたごまかせない真実に、主人公の寂しさ、孤独みたいなものを感じました。インドの風景はとても魅力的で洞窟のシーンまでは良かったのですが、裁判のシーン以後は、一体どうしちゃったのー、と頭の中にクエスチョンマークが並んだまま終わってしまいました。インドという国は謎めいてますね。 7点(2004-06-09 15:18:27) |