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1.  インセプション 《ネタバレ》 
★今年はメジャーな映画にあまり当たりがないんで、これはよかった。ので甘い9点 ★世界観はマトリックスと似てるが、機械の造ったVR世界よりも、人間の想像力が生み出した世界のほうがある意味怖い。そう、これはSFアクションの体裁を借りたサイコホラーだ。しつこく現れるモト妻、夢の第4層のコワレタ様相など薄ら寒いものを感じる。 ★まあ、大掛かりな仕掛けやアクション、小難しいせりふなどに比べて、結局やってること(目的)がちっちゃい(取りあえずは個人を心変わりさせることだもん)ってのはご愛嬌でしょう。それ言っちゃ映画はおしまいよ。だったら一番えらいのはやっぱSWってことに・・・それ異論ある人多いでしょ(笑)。あとマトリックスのアイデアもオリジナルじゃないので。 ★かなり説明不足なのはぼくはいいとして、SF的にはやっぱり技術的な背景をもう少し(もちろん嘘っぱちに決まってるが)描き込むと後半のサスペンスがもっと生きてきたかも。ただそれは監督の意図するとこでない・・あくまでも夢の中のお話が本筋。 ★あの技術は非合法で出来る人間(チーム)も限られてる。公にもなっていない。しかしそのスジには知られており、すでに医療や学術利用を飛び越して産業スパイに波及してる。大企業のトップは知っており、心理防壁を立てることも訓練でできる。コブとモト妻は開発にかかわってたのかな。あんな技術、警察はともかく、軍(もちろん現実世界の)が介入しそうだ。 ★ハンス・ジマーの重厚なBGMもよかった。ちょっと盛り上げすぎだけど。けんさんの目立ちぶりもグッド。英語うまいと思うよ。何しゃべってるかわからないもん(笑) ★そういや、冒頭の似非日本建築見て、あ~また今度はノーランがやっちまったのか~と、がくっときたが、あれはけんさんの妄想の世界だったのか?あれがけんさんの理想のうちだったのか!!
[映画館(字幕)] 9点(2010-08-04 00:02:08)
2.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
★たとえ政治利用の打算は当然あったとしても、あれだけ国民の心を動かし、しかも日本の○○劇場のようにインパクトだけの言葉、自己満であとは屍ばかり残された改革じゃなく、ちゃんと信念と深い人間愛のある言葉を用い、実のある変革をやってのけたマンデラ、おそるべしである。 ★映画はいつものイーストウッド節で、しかしあまり暗いものではなく安心して見ていられた。モーガン・フリーマンとマット・デイモンの二人が直接やりとりするシーンの細やかな心情がいい。 ★ただ、映画のせいではないんだけど、クライマックスとエンディングに流れるあの曲、どうしても平原綾香のあれにかぶっちゃって「軽う~・・・」と思ってしまって・・・ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。映画のせいじゃないんですよ。 ★あと日本、弱・・・(哀)
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-01 00:25:51)
3.  イングロリアス・バスターズ
★お得意の長々とした会話劇は、本作では戦争という否が応でも死と隣り合わせの状況であるが故に、緊迫感を高める効果に資するという役割が非常に明確である。そして少しの間がまんすれば、必ず見事にその緊迫を破る「ヤマ」が待っている。 ★登場人物は多いが、キャラクター造形は明確でわかりやすい。特にブラッド・ピットは今までにない役どころを怪演。ランダ大佐のねちねち感もよい。 ★章分割であるが、時間軸はそれほどぶれはなし。それより雰囲気の変わり方(西部劇~ラブロマンス~密室劇アクションその他・・)が面白かった。 ★グロシーンもあるにはあるが割りと控えめで苦手な人も我慢できるだろう。 ★そしてナチスの高官達を「ある方法」で皆殺しにするあのクライマックス。彼らの前に浮かび上がるあの映像は、まるでホラー映画のようでもあり、非常に効果的。このクライマックスは監督の映画愛に満ち溢れている。最後のオチも戦争モノらしくピリッと皮肉が効いている。 ★というわけで、タランティーノ映画としては破格に観やすく親切な本作、いつもの通りいろんなオマージュや引用もあるのだろうが、そんなことが分からなくても充分楽しめる。おそらくこの「一見さんお断り、撤回します!!」な親切すぎる造りが、コアなタランティーノファンにはものたりないのかも知れない。 ★ま、しかしタランティーノの才能を改めて世間に見せ付けたという意味では大成功だろう。確かにバスターズの活躍が少ないとか、映画潜入作戦がバカすぎるとか、キャラの掘り下げが足りないとか不満はあるから、大傑作とまではいかないけど、少なくとも今年一番の映画であったことは確か。
[映画館(字幕)] 9点(2009-12-02 22:59:49)(良:1票)
4.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
★いろんなひとが書いてる通り、いくらオカルト超常現象専門のインディシリーズとは言え、ネタが今さらアレじゃあ白けます。 ★僕は普段、他の方のレビューで「すぐ結末が読める」って書いてあるのに「えー、わかんねえよ」と自分の頭の悪さが情けない、そんなニブチンなのですが、その僕でさえあのラストは簡単に予想できたもん。 ★あとインディ(とそのご一行様)やたらとダイ・ハードなのもお約束とは言えなんだかねえ。 ★まあそれでも、S・Wシリーズと同じく、このシリーズでもJ・ウィリアムズのあのマーチが鳴り出すとわくわくするし、やっぱり凡百の亜流冒険映画とは違う、かっこよさ、テンポのよさ、ユーモア、ETC・・・があって、続編としてもきっちりやるべきことはやってる。金払って大画面で見ても決して損ではない。期待以上のことはやってくれなかったけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2008-07-17 23:54:02)
5.  硫黄島からの手紙
よくこんな映画を作ったものだ。サムライやゲイシャの映画ならともかく、商業主義で「日本軍の映画」なんか作れない。##この映画が911テロを念頭に置いてることは間違いないだろう。スピルバーグは「宇宙戦争」で正体の分からない敵に襲われ、デマや群集心理に踊らされる普通の人々の恐怖と混乱を描いたが、イーストウッドは、前作では政府やマスコミに作り上げられた英雄の真実を、そして本作では「正体の分からない敵」が本当は何を考え、どんな気持ちで自分たちに相対していたのかを丁寧に描き出す。##語り口は相変わらず余分な演出を極力廃したドキュメンタリータッチ。日本軍の悲劇や栗林中将の英雄性をことさら強調もせず、米軍の勝利を高らかに謳うこともしない。しかしそれがかえって戦争の不条理さや残酷さを浮き彫りにしている。##自分は戦時中の日本や日本軍には詳しくなく、それらの描写がどの程度間違ってたのかは分からなかった。少なくともラストサムライ等のように途中で「これは日本風ファンタジーなんだ」などと脳内変換することはなく見られた。日本語のセリフは案外聞き取りやすかった。自分には邦画で役者がしゃべるセリフのボソボソの方が不快だ。ただし西郷の口調が学園物の不良生徒みたいなのは気になった。内地の「お涙頂戴エピソード」は、すごくあっさりしてて、こんなもんかと拍子抜けした(もちろん涙など出なかった)。泣かせる必要は無いがもう少し時間を割いていろんな描写を入れてもよかったと思う。戦闘の1ヶ月強という時間経過が分かりにくいのは、自分はそこにいる兵士の感覚ではないかと思う。朝も夜も来るけど、何日数えても友軍など来ない。行き着く先は全滅。客観ではなく日本兵達の主観なのだ。##全体的に、監督の誠実さと本気度がひしひしと感じられる。細かな突っ込みはあろうが、見ている内にそんなアラを探す自分が恥ずかしくなる。日本兵を主人公にした、本物の戦争映画。今年の一番。
[映画館(邦画)] 9点(2006-12-30 22:44:11)
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