61. THE JUON/呪怨
ビックリハウスのような映画。 じわじわとこちらの恐怖心をあおらせる手法ではなく、映像と音でひたすらびっくりさせてくれます。 登場人物が多いためか、見せ方はいろいろ工夫されているけど、ストーリー自体は単純明快で妙味はなし。 オチらしいオチもなく、刑事さんの存在意義はまったくわかりませんでした。 何も考えずに、そこそこ楽しめるホラー映画だとは思うけど……。 [DVD(字幕)] 2点(2014-09-17 23:20:22) |
62. ザナドゥ
オリヴィア・ニュートン=ジョン主演の、ラブ・ファンタジー・ミュージカル映画。 公開当時はものすごい酷評を受けていたけど、アルバムのほうは大ヒットで、 「ザナドゥ」は毎日のようにラジオから流れていた。 ミュージカル映画なのに演出や映像がひどく、そのうえストーリーがつまらない。 でもオリビアはかわいいし、ジーン・ケリーの出番も結構あって、 40年代の音楽まで聞かせてくれる。80年代ロックのシーンになると、やっぱりダサいのだが、 音楽のほうはまあ何とか楽しめるかと。 髪型とかファッションとかローラースケートとか、今観るとホントに懐かしい。 そういう意味で楽しむには手頃な作品かと。 [DVD(字幕)] 2点(2011-08-29 11:31:32) |
63. 誘う女(1995・米)
浅はかな女が感情の赴くまま起こした、いかにも三面記事といった事件で、 最初からドラマ性としての深みもないことが、この作品をつまらないものにさせている。 ニコール・キッドマンの悪女役はいいんだけど、前評判ほどの大したシーンもなく、 実際にあった事件という話題性だけで、ストーリーを引っ張っているようなもの。 独白形式の演出だけは印象に残っているが、まったく出来の良くない作品。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-21 18:19:21) |
64. 猿の惑星・征服
シリーズの中でも、一番印象の薄かった作品。 本作が4作目となるわけだけど、「3」と「5」の繋ぎ的要素が強く、 これといったヒネリやオチもない。 後半の3作は完全な一つの続きものになっているので、本作や「5」だけ観ても まったくわからない作りになっている。鑑賞前にはご注意を。 [地上波(吹替)] 2点(2011-08-17 20:42:19) |
65. 貞子3D
貞子というキャラを利用しただけの、おばけ屋敷のようなアトラクション映画。 「リング」のように、鑑賞者の恐怖心をじわじわとあおるような内容ではないです。 安直な設定に、ご都合主義のオンパレード、チャチなCG、シナリオもひどければ演出も最低レベル。ラストの展開は、別の意味で凄まじかった。 監督もスタッフも最初からふざけているとしか思えないのだが、逆にこんなひどい映画を作れるなんて大したものだと感心するばかりだった。 [地上波(邦画)] 1点(2013-12-06 04:39:20) |
66. ザ・ケイヴ
近年によく観られる洞窟パニックもの。当然のことだが画面が暗く、 カメラマンも一緒になって洞窟の中を走っているのか、映像がぶれっぱなし。 それ以上に凄いのはストーリーで、一応話の筋は通っているんだけど、 後味の悪さだけならもう十点満点。鑑賞したことを後悔するほど凄まじいラストだった。 興味のある方はぜひ。話のネタくらいにはなるかも。 [DVD(字幕)] 1点(2011-12-02 20:17:47) |
67. 催眠
一応サイコサスペンス。 催眠術を使った事件物としては斬新だったのかもしれないが、 催眠術をかければ、何でもできちゃうよな、という思いが根底にあるせいか、 ストーリー自体に面白さをまったく見出せない。 菅野美穂の不気味さは印象的だったが、ゴローちゃんは全然ダメだし。 事件の真相やキーワードとなる言葉の謎も陳腐で、サスペンス物としても今イチだった。 [地上波(邦画)] 1点(2011-07-27 19:22:04) |