1. サウンド・オブ・サンダー
まず多くの方が指摘してる通りCGがビックリするぐらい雑。主人公たちが街を歩く場面なんかあからさまに合成とわかる程でした。でもそれ以外はそれほど悪くなく、単純明快なわかりやすいストーリー展開で最後まで飽きずに観れましたし、個人的には損してないと思うので6点です。最後に予告編見て、期待しすぎて観ると痛い目に合うかもしれませんので注意(笑) [DVD(吹替)] 6点(2007-02-07 11:22:22) |
2. THE JUON/呪怨
大まかなストーリーは日本の劇場版とほぼ同じでメインキャラクターの殆どをアメリカ人に置き換えているだけの話。同じリメイクの「ザ・リング」と比べて始まり方や終わり方、キャラクターの位置関係などに変更を加えた点は良かったと思いますが、映画全体の音のバランスが悪すぎです。会話のシーンでは話し声が小さくて聞き取りづらいし、幽霊登場に至っては爆音並の効果音を出すから音量の調整が大変でした。アメリカ人が異国の地で戸惑いを感じる「ロスト・イン・トランスレーション」と同じようなシーンがありましたが、何となくこの映画にはこの要素はミスマッチな感じがしました。それと本作でカヤコは新たに幻覚を使っていましたが、それは個人的にはあまり「呪怨」らしくなく感じ、もっと登場人物の周りにコソコソ姿を現して恐怖感を煽ってほしかった気がします。それでも最近のホラー映画にしては結構観やすい形になっているのでオリジナルを観ていない方も普通に観れる映画だと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2005-08-07 13:39:53) |
3. 殺人の追憶
《ネタバレ》 映画の冒頭にこの映画での事件は実際に起きたことで、尚且つ未解決事件で犯人は未だに捕まっていないと明かされる。ここで既に大まかな結末は分かってしまう訳なんだが、それでもこの事件の残虐性から俺は何とかして犯人を逮捕してほしいと痛烈に願ってしまう。手がかりが全く掴めず、焦りが募り無実の容疑者に暴力を振るってしまう主人公たちの心情が強く感じ取れ、キャスト陣の熱演にも頭が下がるばかり。キム・サンギョンは始めのほうは理論的に捜査を進める冷静沈着な刑事を演じていたが、やがて歯止めの利かない殺人で怒りに支配され、最終的に犯人に敗北し絶望感と無力感に襲われ最有力の容疑者を射殺寸前にまで混乱する変わりようは、もう本当に素晴らしい演技力だと思います。ソン・ガンホも短気ながらも執念で犯人を追跡する熱血感溢れる田舎刑事役も見事に演じれていた。何よりも映画全体を盛り上げていたのは岩代さんが作曲した音楽だと思います。登場人物が走り出すシーンでは観ている側の緊迫感をより強める感じで、冒頭とラストで使われた壮大な音楽は聴いていて泣けてくるほど切なく、観終わった後の余韻がとても不思議に感じました。この映画で1番重要ポイントのラスト。時が経ち、かつて自分が捜査した現場に戻ってきた主人公。彼は一体どんな思いで現場に戻ってきたのか。自分とは何もかもが正反対の刑事と出逢い、時に対立しながらも執念で共に犯人を追跡したこと。全身全霊をかけての捜査を進めながらも連続殺人を止められなかったことや、後輩が片足を失ったこと、列車に轢かれた容疑者など、様々な思いが彼にあったと思う。そこで少女の証言で、自分がかつての現場で思いを馳せていたように、犯人も同じく自分の犯行現場で思いを馳せていたことを知る。だが、肝心の犯人の顔は「普通の顔」とあっさり切り捨てられる。彼にはただ呆然とするしか術は無く映画は終わる。この終わり方がとても美しくもあり不気味でもありました。「シュリ」以降、韓国映画のレベルの高さは年々高まり本当に驚かされます。ここまで来たら「踊る大捜査線」なんかでワイワイ騒いでる近年の邦画など、もはや手の届く領域では無いかもしれない。 10点(2004-10-11 13:46:37)(良:3票) |
4. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 これまで「たそがれ清兵衛」などと言った作品から、俺には時代劇は真面目なものと言うイメージが付いていました。しかし、その俺のイメージを大いに覆したのがこの「座頭市」です。日本の時代劇に今まで無かった(と思う)凄まじい殺陣に、確信犯的な笑いのセンスが見事にマッチし、観ている約2時間はたけしワールドにひたすら入りこんでいました。無敵としか思えない市のアクションは観ているこっちも妙に笑えるし、興奮できるしでとても楽しめました。最後の服部との戦いは、もの凄い立ち回りを期待してましたが「あまりにも」って言って良いぐらいあっさりし過ぎてて目茶苦茶ガックリ。市や服部は何であんなに人斬ってんのに返り血全く浴びてないんだとか疑問も多少ありましたが、この映画のエンターテイメント性は高く評価したいと思うんで7点です。 7点(2004-08-07 22:44:45) |
5. ザ・ロック
《ネタバレ》 レンタルショップでDVD何借りようか悩んでた時に不意にこの映画が目に止まり俺の友人もこの映画の事を「(・∀・)イイ!!」と言ってましたんで軽い気持ちで借りました。そんで観終わった後は正に最高の気分でそいつ(勧めてくれた友人)に「ありえねーよ!コレすっげーおもしれーじゃねーか!」とかメール打ちまくりました(←アホ)えーっと、本編感想ですがもう本気で凄いですね。テンポが良く、スピード感溢れる演出に終始興奮しっ放しでラストの爽快感もヒジョーに良かったです。キャラクターについてはまずショーン・コネリーが渋い!ベテランらしい重圧な演技に加えアクションバリバリでかっこいい!こんな65歳(当時)居るのか!?と思わせてくれます。(ついでにコネリーの役柄がジェームズ・ボンドに似てると思ったのは俺だけでしょうか?)ニコラスもハゲなのに(失礼)ショーンと同等に渡り合える実力と存在感で観る者をエキサイトさせてくれます。エド・ハリスは敵役だけど何故か本気で憎めなくて感情移入さえしてしまう程の素晴らしき演技力で今までに無い悪役像を引き出していました。マイケル・ビーンも本気で凄い。男気満々なチームリーダーを演じ彼の最期はもの凄く胸に響きましたね。前半はカーチェイスなど本題から少し外れた演出が多く、ちょっと違和感ありましたが中盤から最後にかけてはスリリング感満点で飽きを感じさせません!正直な話、ベイさんはこういう映画をもう2、3本作れば偉大なアクション映画の巨匠に仲間入りできたかもしれないのに、この後に「パール○ーバー」とか言う駄作を作(以下略)あと、最後にこの映画のビデオ・DVD版の日本語吹替え版は究極的に最高ですので初見の方は、是非吹替え版で鑑賞して頂きたいですね。 9点(2004-07-08 15:13:52)(良:1票) |
6. サイン
よく誰もシャマランの暴走を止めなかったな。 2点(2004-06-26 17:27:59) |