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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!! 《ネタバレ》 
ドラえもんズシリーズ最終作となる第7作。ドラえもんズ(ドラえもん除く)がアチモフ軍団とサッカー対決をするという内容は明らかに日韓ワールドカップに便乗したものと思うが、10分未満の短編でほぼ試合のシーンしかなく、ストーリーも無いに等しいのでいくら子供向けのドラえもんズシリーズとはいえこれはちょっとなあという感じが否めない。でも、全編セリフ無しのサイレントというのは挑戦的ではあった。本作でドラえもんズシリーズも終わりなのだが、全7作でドラえもんズのメンバーも7人なら1作ずつでメンバー1人ずつに主役が回ってくる構成でも良かった気はする。
[DVD(邦画)] 5点(2023-03-18 13:47:35)
2.  サイドカーに犬 《ネタバレ》 
あまり期待はしていなかったし、淡々とした印象もあるのだが、だんだん引き込まれた。話自体は大人の視点から見ればけっこうなドロドロ系なのにあくまで小学4年生の少女・薫とヨーコさん(竹内結子)との交流に主題が置かれているためあまりそうは感じないし、純粋に小学生のひと夏の思い出を描いた作品としてよく出来た清涼感のある映画になっていて、ヨーコさんと自転車を一緒に練習したり、コーラを買ったり、一緒に旅行に行ったりといったエピソードや、そんなヨーコさんとの交流を通して少しずつ変わっていく少女が丁寧に描かれている。それがあるから、突然訪れるヨーコさんとの別れや、ラストの父に対する頭突きが切ない。ヨーコさんがとても魅力的で、演じる竹内結子もすごくハマっていた(とくにファンである女優というわけではなく、見た役柄で思い出すのは未だに15、6年前の朝ドラのヒロイン役だったのだが、それが少し変わるかも。)し、もちろん、主人公の少女を演じた松本花奈の演技の自然さも良い。同じく両親が離婚することになった小学生を描いた映画としては相米慎二監督の「お引越し」があり、見ながらつい思い出したが、あの映画とはまた違った良さがある。そして出番は少ないが、樹木希林のコミカルで強烈な演技はやっぱり面白く、シリアスな演技もいいが、やっぱりこの人にはこういう役がいちばん合っている気がする。
[DVD(邦画)] 7点(2015-10-17 23:21:36)(良:1票)
3.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
田舎の雰囲気はいいし、登場する一族の面々もいい味を出していて、この一族の絆はよく描けていたと思う。しかし、それがどうもネット上の仮想空間で起こっている事件との釣り合いがうまくいっていないように思うし、面白いんだけど、なにか詰め込みすぎな感じ。細田守監督初のオリジナル作品ということだが、終盤は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!!」そっくりの展開で、正直、もっと頑張ってほしいと感じた。それでも、栄の部屋の黒電話や、何度も出てくる一家全員で食卓を囲むシーンなどレトロ感がよく出ている演出がいいし、有名芸能人による吹き替えもそんなに気にならなかった。(これは普段テレビを見ないせいで、馴染みのある人が少ないせいもあるのだが。)とくに、栄を演じた富司純子がよく、アニメ声優として見るのはおそらく初めてだと思うけど、素直にうまいと思えた。見終わってとくに何かが残る映画かと言われれば正直微妙な気がするのだが、栄が家族に宛てた手紙を読むところは思わずジーンとさせられる。侘助というキャラクターは伊丹十三監督がモデルだそうだが、「お葬式」での山崎努と同じ名前なので、やはりオマージュなのだろう。さっきも書いたけど、仮想空間の混乱と田舎のある一族の絆を描くというのにちょっと無理を感じるし、どちらか一方だけをテーマに据えたほうがよかった気もするが、おそらくヒット要素として仮想空間の混乱を描いているのだろうけど、二つの要素を混ぜたことでドラマとしての深みがそれほど感じられず、個人的には仮想空間での事件という要素はなくてもよかったんじゃないかと思う。(そうなると地味すぎる映画になってしまうが。)あまり自分の評価は高くないけど、はっきり言って「時をかける少女」のほうがドラマとしての見ごたえはあったと思う。さらにいえば、細田監督は東映アニメーションの出身なので、オリジナル作品を作るとどうしても東映アニメーションの少年ジャンプ系アクションアニメ的な要素が入ってしまうのかもしれない。ところで、小惑星探査機が原発に落下しそうになるクライマックス、東日本大震災後の今見たらなんか現実の原発で起こっていることと妙に重なってしまって少し怖かった。(このシーンを理由にしばらくこの映画のテレビ放送はないかも。)
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-12 23:17:27)(良:1票)
4.  ザ・マジックアワー
三谷幸喜監督の前作「THE 有頂天ホテル」を劇場で見た時すごく面白かったのだが、後になってDVDやテレビで見返すとそれほどでもなかったので、最初からDVDで見る本作にはあまり期待してなかったのだが、そこそこ面白かった。でも、売れない俳優を偽者に仕立て上げるという設定が「合言葉は勇気」の使い回しのようでややネタ切れかなと感じたのは残念。ボス(西田敏行)のいる部屋が「ゴッド・ファーザー」のドンのいる部屋を明らかに意識した作り(でも、西田敏行はマーロン・ブランドのようにはいかないよなあ、やっぱり。)だったり、伊吹吾郎がバーテンを務めるバーの名前が「赤い靴」だったりするのは笑えるし、深津絵里に名前をたずねたあとの佐藤浩市のセリフに大笑いしてしまった。(少しマニアックかもしれないが。)ほかにも、劇中劇映画に登場する鈴木京香の劇中での役名が小夜子というのも「犬神家の一族」の小夜子(川口晶、奥菜恵)を意識してるようでなんか笑える。「犬神家の一族」といえばやはりこの人の事を書かなければいけない。リメイク版に三谷監督が出演している関係からか、本作には劇中劇映画「黒い101人の女」(「黒い十人の女」)の監督の役で市川崑監督が出演。「ヨーイ、スタート」のかけ声とともに撮影が始まるのだが、これが市川監督にとって最後の「ヨーイ、スタート」なのかと思うとやっぱり何か感慨深いものがあるし、ああ、これが映画監督 市川崑の最後の姿なのかと思うと少し辛くもある。また、市川監督が撮っている映画の主演俳優役が中井貴一というのも、実際に市川監督の後期作品の常連だっただけに、それを意識したキャスティングなのかもしれないが、これもなにか感慨深い。そういえば、鈴木京香もテレビドラマが中心だったが、市川作品に数回出ているなあとそんなことも思ってしまった。全体としては6点くらいが妥当かなあと思う映画なんだけど、市川監督の関わった最後の映画ということで少し甘めに7点。
[DVD(邦画)] 7点(2010-07-25 11:56:04)(良:1票)
5.  ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走! 《ネタバレ》 
ドラえもんズシリーズ第5作。今回の主役は1作目に続いてキッドなのだが、前作よりは主役であるキッド以外のドラえもんズの面々も一応ちゃんと活躍の場があってそこは前作よりも良かったかと。今回から監督と脚本家が代わっているが、印象としては特にこれまでと変わらず。エンドロールのバックでヒロインを追いかけてドラえもんズが走っている中、ドラえもんだけがタケコプターで飛んでるのがなんかすごい浮いてる。(2023年3月11日更新)
[DVD(邦画)] 5点(2006-04-29 01:05:01)
6.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
以前にも劇場やDVDなどで計3回は見ている映画なのだが、年末というこの時期に改めて久しぶりに(10年以上ぶりくらいに)見た。劇場で初めて見た時はかなり面白かった映画だったのだが、その後にDVDで見返してみるとイマイチだったという記憶があるので、果たしてどう感じるだろうと思っていたが、群像劇としての面白さはそれなりにあるものの、全体的になにかとっちらかったオールスター映画のような印象で、それぞれの登場人物に見せ場を作ろうとして逆に薄みになるというこの手の大作映画特有の落とし穴にはまっている感じ。三谷幸喜監督は舞台出身のためか、映画でも舞台となる場所を一か所に限定していることが多いが、本作は主軸となるストーリーがはっきりせず、せめて宿泊客の中にでもほかの登場人物たちを客観的に見る狂言回しのような存在がいればとも思ってしまうが、そういう存在も見当たらないために、ただのドタバタに終始している印象があり、一応、登場人物たちそれぞれの人生というものをテーマとしているようだが、それも何か取ってつけたような感があるのも少し残念だった。とはいえ、何も考えなければじゅうぶんに楽しめる映画だと思うし、(少なくとも「ギャラクシー街道」のようながっかり感はない。)冒頭にも書いたように劇中の時期に合わせて見たせいか新年を迎えるラストシーンに高揚感というか、リアルタイム感というのか、そういうのはあったし、(実際の大晦日の夜10時前頃から見始めるとちょうどいいかも。)数多い出演者の中でも「新撰組!」の出演者が多いのは、やっぱり時期的なもの(最終回放送後1年ちょっと後の公開)もあるのだろう。そのつながりでオダギリジョーと麻生久美子も出演しているのだが、本作では絡みはないものの「時効警察」を見た後になって見るとやっぱり桐山と三日月のコンビをつい思い出してしまった。(2021年12月30日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2006-02-18 22:29:58)
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