Menu
 > レビュワー
 > Qfwfq さんの口コミ一覧
Qfwfqさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 170
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 
霧と共に幽霊が町へ復讐にやってくる、という設定はなかなか面白い。だが、この幽霊は姿が不透明な割に物理的な力が凄い(霧に包まれた部屋から人が吹っ飛ぶ事が何度かある)し、特殊な殺し方もやってのけるので、別に霧に紛れなくとも十分強く、霧による恐怖演出が余り恐怖として伝わってこない。また、良質であることを第一と考えているのかどうかわからないが、全体的に下手に上手くこなしてるので安心してドキドキできるという感じがどうも嫌。「怖い気分に浸りたい為にホラー映画を見ている私は、本当に怖い気分にはなっていない」、これである。
[映画館(字幕)] 5点(2006-08-22 21:52:08)
2.  サマリア
3つの章仕立てになっていて、その中ではあの笑顔の子が死ぬまでの最初の章が一番素晴らしかったと思う。サマリア、ソナタという残り2つの章ではうまく地に足が着いちゃったというか、いってみれば映画祭が好みそうな展開になっていた気がする。象徴としての石が持つ意味が次第に変化していったりする部分や水の使い方とか評論家が好みそうだもん。美術が優れているのも分かる。後半があまり気に食わなかったのは結局美術に走りすぎたあまり、映画がどっかにいってしまったように感じたからだろう。ただし第1章「バスミルダ」は見事としか言いようがない。豚足を食べるシーン、公園で遊ぶシーン(柱から二人がヒョコっと出てきたときは鳥肌が立った)、そして銭湯のシーン。聖女というイメージを植えつけるに十分な場所の感覚をこの人は持っていると確信した。そして二人の会話の危うさが感覚をさらに鋭くさせる。セックスの話や相手の職業の話。ヨーロッパ旅行という願望がこの映画の世界では何の現実感も持たせない。ところでチェヨンとは一体何者なのだろう。家族の影を少しも見せずただ微笑むチェヨンは、ことによるとヨジンが創り出した架空の友だちだったのではないか、と話すのはチェヨンを演じたハン・ヨルム自身である。彼女の存在を何とかして支える笑顔が、この映画を物凄い所へと連れて行くのではと思ったが、彼女はそれこそ聖母のような表情であっけなく死んでしまう。この役にハン・ヨルムという子以外がありえるかどうか。それぐらいに忘れられないあの表情。結局ヨジンはチェヨンのイノセントな残虐に苦しめられ、ヨジンの父はそんな娘の自傷行為に絶望の底まで叩きのめされる。作品はやがてそっちのリアルに向かっていってしまった。が、何度も言うが前半は素晴らしい。「あやしさ」とか「こわれやすさ」が毒のように体を回った気分だ。これぞまさに「ギ毒」
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-07 17:16:03)(良:2票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS