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1.  細雪(1983) 《ネタバレ》 
 美しいものが滅びてゆくのは、悲しい。こう文字にすると、至極当たり前のことだが、そういった普通の事をことさら普通に、穏やかに、淡々と綴っていったのが、この映画なのだと思う。その穏やかな滅び方が、これを観た若い頃にはよく分からず、退屈でもあった。   しかし最近(自分自身美しくはないが)、「終わりの時」がどんどん近付いているのを感じる身としては、それを考えると悲しく切なくもあるが、滅びつつある自覚が希薄そうな彼女らよりは、幸せなのかもしれない。  そしてやはり、日々していることは「いろいろあったけど、何も変わらへん」とも言える。  こうやって、何とはない普通の事をしつつも、終わりを迎えるのだなあ、などと思う。 
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-02 02:00:16)
2.  さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 《ネタバレ》 
 999を見て、順番だからと30年ぶりに見たが、好きじゃないものはやっぱりキツイ。   基本的に世界観が前作と違いすぎて、「あの」999の世界とは思えない。戦いを描くのは悪いとは言わないが、前作は個人個人の闘い、ウエスタン的で、今回のは、組織的な戦い、戦争映画的だ。もう、完全に世界が違う。   前作の、「母の体と娘の心」の喪失に対し、その逆の「娘の体と母の心」が残っているというのは、物語を続けるには、まあ巧い言い訳だったかも知れないけど、そのおかげで、基本的には「前作の繰り返しの宿命」を負い、それにより前作の意義を失わせる結果になった。これは、残念を通り越して、前作ファンへの裏切りのレベルだ。あんまり前と同じじゃぁな、という訳か、黒騎士ファウストなんてモノを出した。その名の示す通り、悪魔(機械帝国)に魂を売った男で、鉄郎の父。しかし、結果的にこれが「ダースベーダー丸パクリ」で、なんとも情けないし、最後のやられ方が安っぽいテレビドラマ的。サイレンの魔女については、訳のわからぬ「機械エネルギーを吸収」なんて設定にせず、宇宙の海に時折発生する伝説の災難、にでもしたほうが良かった。そうすれば、少なくとも999が蒸気機関(!)で走らなくてもいいし、何しろ機械化人のエネルギーが「人の命」であることを、直前までのドラマで言っているんだから、ヘンだろ、機械だけに作用するの。   演出としては、999の発進の時、車掌に引っ張り上げてもらって乗ったり、ぎりぎりで線路が崩れたりする演出が、これもまた安っぽいテレビドラマ的で引く。大体アンタ、終盤でこの列車は、空間を流されながらも走り続けるのに、何でレールが要るんだよ!   老パルチザンだけは、松本零士の描く老戦士そのもので嬉しい。特にポイントを切り替えた後の、鉄郎を見送るセリフ、紛れもなく彼のセンスだ。 絵的には、結構松本テイスト溢れていて、好印象。特にコントロールセンターの999の入っていく部分、意味もなく壁中"松本ゲージ"なのだが、彼なら絶対こう描くだろうと思って嬉しくなる。   総合的には昔嫌っていたほど、悪くはないが、どう甘めに付けても5点がいいとこ。  
[DVD(邦画)] 5点(2011-07-22 05:11:58)
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