1. ザ・フォッグ(2005)
《ネタバレ》 冷凍庫に閉じ込められても死なない船員の人間離れした生命力。パッと見は、つのだひろなのに。 あれだけ湿気の多い場所に長期間埋め込まれていたにも関わらず、どこも腐食しておらず、楽にページをめくることのできる日記。まさにオーパーツだ! 半年振りの再会にしては、セックスがあまりにもアッサリしている主役の男女。あの若さで倦怠期か? あの高さから車ごと落下しても死なないDJのおネエちゃん。ジェイソン・ボーンもびっくりだ。 DJのおネエちゃんと息子との再会があまりにもアッサリし過ぎていて、それまでの前振りがすっかり無駄になってしまっている。ホラー映画にはあり得ない緊張感の無さだ。 ストーリーがそもそもあの4人の子孫以外には関係が無い。他の島民(特に島の外から移住してきたような人)にとってはまったくハタ迷惑な話である。 幽霊の顔が思いっきりゼイリブな件。さすがカーペンターのリメイクだ。 そんなこんなで、まさにすべてが五里霧中の作品。プギャー! [DVD(字幕)] 3点(2007-12-04 23:26:33) |
2. 殺戮職人芝刈男
個人的にはチェットの殺され方が好きです。愛する女性と結合している最中に逝くなんて…。まさにナイスショット!チップインバーディーみたいな。それにしてもさすが、アルバトロスだ!まさに、アホウドリだ!アホみたいにつまんない。あほー、あほー。 [DVD(字幕)] 2点(2007-09-20 20:20:23) |
3. 散打王
《ネタバレ》 この手の香港カンフーものって、アクションシーンのために全精力を使い果たしてしまうせいか、サイドストーリーがどうでもいい付け足しみたいな扱いになってしまうパターンが多いが、この作品も御多分に洩れず、主役の格闘家の男とミュージシャン志望の女の恋愛話がベタ過ぎて胸焼けがしてくる。いちいち指摘し切れないほど突込み所も数多いし。また肝腎の試合のシーンも、現役の散打選手を使っているだけあってさすがに迫力はあるのだが、如何せん力が入り過ぎてゲームみたいになってしまっている。ポコポコ、ポコポコ、カンガルーじゃないんだから、あんな打ち合いはあり得ないだろ。敵役のチャンピオンがイマイチ悪役になり切れていないのも痛い。Gメン75で倉田保昭さんと闘ったムキムキマンみたいに、憎らしいほど強い奴に徹して欲しかった。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-10 21:42:20) |
4. ザ・コード(2002)
ヤニス、キモいよ。親友の奥さんに罵声を浴びせたり、家庭を破壊してまで、何故そこまで彼に拘るのか?まともな神経とは思えん。方向が違うだろ、方向が…。ドリスもドリスだよ。今の生活と、昔の友情の板挟みで悩み苦しむって風でもなく、意外にアッサリとマフィアに復帰してしまう。こちとら完全に拍子抜けだ。もう少し迷えよ。まあ、マフィアの世界にどっぷり浸かっている弟にアドバイスとかしてる時点で、意欲満々なのミエミエなわけだが。2人の友情がこの作品の核なんだから、それを物語るエピソードみたいなのを、1つか2つ入れてくれると雰囲気も違ってくると思うのだが、その辺がどうも薄い。ただラストの銃撃戦のヤニスは、スカーフェイスのアル・パチーノみたいで、なかなかの存在感でした。またドリスを誘惑する愛人ニーナ役のクロチルド・クローの妖艶さも一見の価値あり。そりゃ、あんな女に誘われたら、復帰したくもなるわなあ~。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-25 22:44:25) |
5. サバイビング・ピカソ
うーん。なんとなく中途半端なまま終わってしまいましたねえ。ピカソの性の部分を描くのだったら、もっと泥臭く行っても良かったと思うのですが、妙にドライというか、淡々としたまま終わってしまいました。ベッドシーンとかも全然ないし(マケルホーンの突然の全裸はありましたけど)。逆に、作品論で行くのなら、美術館的な見せ方ではなくて、一つの作品に絞って(例えば「ゲルニカ」とか)、それが完成するまでを時代背景を絡めて描くとか。どっちかに絞って欲しかったですね。せっかくアンソニー・ホプキンスという最高の素材を使っているわけだから、もうちょっと料理の仕様があったのではないかと。ピカソの生涯って、有名になる前も含めて、結構波乱万丈で面白いはずなんだけどなあ…。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-03-02 18:58:35) |
6. THE JUON/呪怨
《ネタバレ》 リメイクしてもやはり「お化け屋敷」ムービーだった。カヤコが階段から降りてくるところは、貞子というよりむしろエクソシストを思い出してしまいました。オープニングにベットシーンはお約束。サラ・ミシェル・ゲラーかわいい。外人なのにあんまり体でかくないし。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-26 22:31:01) |