1. 34丁目の奇跡(1994)
《ネタバレ》 嫌いなディズニー作品のような印象(極端で強引)を受けますが、内容は悪くない。 もっと現実的なディテールが与えられていれば満点を投じても良いと思うだけに残念。 オリジナルが変にアレンジされちゃったのかな。 現実的なだけでは人生はわびしいものとなる、という意見は激しく同意。 希望を持てなければ、夢を持つ向上心も芽生えないだろうし、きっと恋をすることも出来なければ、家族を持とうなんて発想も生まれないでしょう。 不確かであろうと希望を信じることは人生に彩りを与えるんだな~(勿論希望だけではどうしようもないですけど)。 [DVD(吹替)] 7点(2008-01-27 15:51:15) |
2. 最後の恋のはじめ方
《ネタバレ》 事が生じる前のヒッチとサラの関係性はもっと掘り下げておかなければ説得力を欠く。 この程度では商売柄のノウハウで引っかけた男とまんまと引っかけられた女でしかない。 その部分だけ補強されればよくまとまった作品だと思う。 ただ、ラストのドア越しに話させてくれなんて、これまたノウハウ臭い手段を出すのは理解不能。 [地上波(吹替)] 6点(2008-01-24 21:17:53)(良:1票) |
3. ザ・グリード
単なるパニックものとしてドタバタするだけですが、終盤付近はサービス精神満載な内容故に印象は悪くない。 [地上波(吹替)] 2点(2008-01-14 06:42:10) |
4. ザ・ウォッチャー
ここまで中身のないサスペンスも珍しいのでしないでしょうか。 主人公をただただひびらせているだけ。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-10 10:03:53) |
5. ザ・エージェント
《ネタバレ》 ドラマの振り幅が弱い。 普通この路線なら拝金主義の主人公に設定するものでしょうが、彼女を引き連れて退社させるために彼の魅力も設定しなければならなくなり、その結果当初から彼はいい奴。 つまり、ドラマをロマンスと仕事と欲張った揚げ句に共倒れといった出来になってしまっている。 しかも、どちらも選手の活躍というご都合主義のもとで成立するのだから・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2008-01-10 02:27:54) |
6. ザ・インターネット
《ネタバレ》 しっかりと構成されているので高評価するものの、どうにも素直に絶賛できない仕上がり。 犯人がマヌケだからかな。冒頭でのディスク奪取の接近や遊園地での接触は単独だったの?、とか。 その人物だけで延々追うのは最後の主人公との対決を分かり易くするためでしょうが、何だかそいつが三流臭い描写なので楽しめなかった。 [地上波(吹替)] 7点(2008-01-08 07:56:05) |
7. ザ・プレイヤー
《ネタバレ》 カチンコからの始まりやハリウッドの内幕ものという設定、一向に進まないストーリー、妙な展開(殺した奴の恋人とくっつく)や描写(警察署での刑事たち)、といった要因から変な結末を予想していると、意外にもちょっとした皮肉へ着地。 数々の思わせぶりがあのラストで肩透かしをくらった感じは意図的な気がする。 玄人好み、というか玄人しか楽しめない内容では? 評価に困るので、とり合えず中間点。 [DVD(字幕)] 5点(2007-12-30 00:59:49) |
8. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
ふたつのストーリー・ラインが交差しながら進むので、どうにも方向性が定まらない状態が続き、困惑させられる。 製作実現のために脚本が歪んでいったんだろうな・・・。 ぐちゃぐちゃしたアクションものになっちゃった。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-14 00:59:34) |
9. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 厳しい窮状やゲーム性豊かな攻防は楽しめるものの、成立しないでしょという突破の仕方もあれば、ご都合的な展開もある。 終いには黒幕の処理が出来なくなって、別個で復讐させて終わりなんて・・・。 魅力的な窮状を用意出来たものの、その処理の仕方までアイデアを用意出来なかった失敗作になってしまっているのでは。 それに殺し過ぎ。多分襲ってきている奴らも真相を知っているわけではないでしょう。 [DVD(吹替)] 3点(2007-12-13 15:39:10) |
10. 佐賀のがばいばあちゃん
エピソードの積み重ねでしかなく(エピソードというにも浅過ぎるが)、ばあちゃんの人柄一本のごり押しじゃあ・・・。そもそも人物背景も浅過ぎる。 別に悪い映画じゃないでしょうが脚本に於ける芸を評価していますので。 [地上波(邦画)] 1点(2007-11-23 23:19:06) |
11. SURVIVE STYLE5+
物語に興味のない映像作家の趣味作品。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-16 11:30:28) |
12. 三文役者
ダメ人間の生き様をダラダラ見せる伝記ものの典型的駄作。 [ビデオ(邦画)] 1点(2007-11-06 21:18:37) |
13. 最後の猿の惑星
《ネタバレ》 かなり漠然と世界観とその成り行きを見せる内容なので退屈。 殆どが人間と猿の対立だけで進行していたシリーズの中でルールを作り、背いた者を裁くという社会形成に着地させるのは、なかなか良いのではないでしょうか。 [地上波(吹替)] 2点(2007-10-13 10:54:21) |
14. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 顛末に賛否が別れたりするのでしょうが、彼が自ら職業を選んだということに意味があるのでしょう。 それにしてもアーヴィング自身が脚本を担当しているのを知って驚き。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-11 10:09:46) |
15. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 ここまで情報過多な内容は奇をてらう以外に意味を成していないと思われるが、文芸をこんなふうに演出するのは新鮮。 「家族の気を引くために余命僅かであると偽る」なんて娯楽作品なシチュエーションなのに文芸で終わらせているのが個人的には勿体ないと思ってしまう。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-08 23:10:08) |
16. サンキュー・スモーキング
原因と結果のメカニズムが成されておらず、何の話なのかどうにもわからない。 面白そうな材料だっただけに残念。 [DVD(吹替)] 0点(2007-09-21 22:37:26) |
17. 3人の逃亡者
《ネタバレ》 とにかくシチュエーションの作りが不十分。例え警察に疑われようが逃げることはない。大前提が説得力ないものだったら、白けるばかり・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-29 19:45:58) |
18. 猿の惑星・征服
もっとSF設定で強化しないとあり得ない内容。 それにしても小・中学生が書いたようなお話だな~。 [地上波(吹替)] 0点(2007-08-18 09:53:02) |
19. 猿の惑星
発想の面白さとラストの衝撃ってだけで展開自体に芸は無い。 [地上波(吹替)] 3点(2007-08-12 05:38:26) |
20. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 傑作脚本。 ただ、小劇場で上演された作品の映画化だけあって、一方的な「面白いでしょ」的ネタが邪魔している。 もっと一般受けを狙う方向にまとめて欲しかった。 あと、神様とか、運命うんぬんのまとめもいらない。 [DVD(邦画)] 9点(2007-07-17 19:06:41) |