1. 最高の人生の見つけ方(2007)
ネタバレ 余命との向き合い方が世界訪問とはやや深みに欠けるが、二人の老齢の男性の交流が温かいものでよかった。 美しく描きすぎな部分もあるけれども、「後悔がないように人生を全うするべし」というメッセージは受信できる。 アカデミー賞常連というジャック・ニコルソンの映画は初めてだが演技力の高さに驚いた。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-22 23:45:11) |
2. さよならの朝に約束の花をかざろう
ネタバレ 作画は綺麗だったのだが、高尚フワフワ系のアニメで、退屈した。「糸を紡ぐ」という設定の時点で理解に苦しみ、展開される人間模様もストーリーに魅力がない。登場人物もビジュアルが似ていて識別が困難なのもマイナス点。 [映画館(邦画)] 4点(2018-05-15 12:25:18) |
3. 最強のふたり
ネタバレ 開始数分で「この映画好き」となる作品は久しぶり。 言葉では説明できない絆。感動ゴリ押し映画ではなく、時間をかけてじんわり温まるヒューマンドラマ。最後には、ほろりと一筋の涙。 異色の男二人が主人公で最初はどうなることやらと思ったが、二人の人となりが描かれていくにつれ、この映画が終わらなければいいのにという心地よさも感じることができた。 屈託のない笑顔を見せ合える伴侶がいるっていいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2017-06-03 23:16:19) |
4. ザ・コンサルタント
ネタバレ 自閉症をテーマにしつつ、さらっと犯罪サスペンスを組み込むあたり上手い。 伏線回収を卒なくやってくれてスッキリ。効果音も緊張感漂っててよかった。 冒頭のアジト潜入シーンを見てアタリ映画だと確信したのに、中盤からセリフでやたらと説明してくるのに加え、安っぽいアクションで台無し。最後の変な兄弟愛もいらない。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-05-17 19:13:16) |
5. サマーウォーズ
ネタバレ 世界観は嫌いではない。序盤〜中盤までは楽しめた。青春ものか?と思わせるような男女の駆け引きから始まり、長野の田舎とバーチャルの融合や、田舎の大家族を支えるおばあちゃんの威厳ある優しさがなんとも斬新で見応えがあったが、後半は「やりすぎ」の一言。おばあちゃんが死んだからこそハッカーは動いたの?とか、氷をそもそもスーパーコンピューターの近くから持ちださなかったら全ては収束してたんじゃないの?とか、世界中のアバターが協力するタイミング遅すぎない?とか突っ込みどころ満載になってしまって、中盤まで持っていた鑑賞熱も妙に冷めていくのが実感した。惜しい。 [インターネット(邦画)] 5点(2016-09-23 01:10:00) |
6. 最後の恋のはじめ方
ネタバレ 序盤と終盤は惹きつけられたが、中盤はやや退屈。序盤の恋愛テクニックを紹介してゆくさまは、斬新で楽しめる。モーターボートのファーストデートなんかはインパクトあるなあ。ヒッチとサラの進展よりも、アルバート・ブレナマンとアレグラ・コールの恋愛の行方のほうが純粋に楽しめた。というのも、ヒッチの言動がどこかわざとらしさを感じさせ、「どこまで彼の言葉が本当なのか」ということが、大事な局面においても頭をよぎったためだ。登場人物の誰にも感情移入しづらかったのが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2015-01-12 23:00:00) |