1. ザ・ロック
《ネタバレ》 昔テレビで観た気がするけれど改めて。 2時間超えの作品ですが、テンポが良く、 メリハリの利いた展開。 各キャラクターもハマっていて、 両主役はもちろん、悪役にも信念があって良かった。 メイソンをただただ利用しようとしていた人間にはもう少し痛い目に合って欲しかったけれど、 そこまでやるとやり過ぎになってしまうかなあ。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-05-31 21:59:14) |
2. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
《ネタバレ》 シナリオ面で中身軽めのさっぱり味。 でもまあ、テンポがよくて気楽に観やすい映画だったかと思います。 気になったのが三点。 まず第一に、「三銃士」と題しておきながら、この三人が割と存在感が薄かったのが気になった。 悪役サイドにミラ・ジョヴォヴィッチやオーランド・ブルームを配すると、出番配分的にこうなるのは仕方ない。 第二に、どうにもダルタニアンのキャラクターがイマイチ受け入れにくかった。 オリジナルの「三銃士」は見たことがないのだけれど、チャラいし軽い。 第三に、終盤の敵の行動原理がよく分からなかった。 髪飾りを奪い返すのが第一ミッションであるはずなのに、相手の飛空艇を深追いしすぎでしょう。 最後の一対一の剣闘も敵が勝っていたのに、油断が過ぎる。 [DVD(字幕)] 5点(2023-09-23 20:24:15) |
3. 3時10分、決断のとき
《ネタバレ》 タイトルから近代的なアクションサスペンスを想像して観始めたら、なんと西部劇。 前半は、それ特有と言うべきか、展開にスピーディーさを欠き、 少々退屈な感じがあった。 ただ、後半、特に終盤にかけては、一転、なかなかに目まぐるしい展開。 まさか両者の形勢が逆転するとは思ってもみなかったし、食い入るように見入ってしまうほど。 主役2人が対極にありながら、それぞれ強い信念を持ちつつ、 最終的には互いに認めあっていく。 個人的にラストに関しては、後味が悪すぎず、かといってご都合主義になりすぎない、 あの感じが一番しっくり来て、ベストなのではないかと思った。 ベンが自分を助けに来たはずの味方を問答無用で撃ち殺し、自ら列車に乗り込んだのも、 それだけダンの信念・勇気・行動に心を突き動かされたからであって、違和感はあまりなかった。 ベンはそういう人間。 主役2人の演技は両方良かったと思うけど、 特にラッセル・クロウが、役柄も良かったと思うが、かなりいい味を出していた。 鑑賞後、リメイクであることを知りましたが、よくできていたと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-08-25 22:02:00) |
4. 三十四丁目の奇蹟(1947)
《ネタバレ》 ファンタジー一色ものと思いきや、途中から法廷ものに。 「グリングル」が「サンタクロース」だということをどう証明するのか、そこがこの作品の肝だと思う。 あと極端な超常現象が起きなかったのも、この作品がサンタクロースの存在を絶対的に肯定しない感じがして、 結果的に良かった。 個人的に、ウォーカー母とゲイリー弁護士が、 「グリングル」を「サンタクロース」だと信じるに至る心情の変化について行けなかったけど、 それを差し引いてもいい作品だったとは思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-07 10:06:58) |
5. サバイバル・ドライブ
《ネタバレ》 照明が暗くて、カメラワークがよくない。 これでは何が起こっているか分かりにくい。 「密室型スリラー」と謳われていたので、「主人公」と「敵役」の密室での駆け引きを期待していたのですが、敵役は早々に脱出。 高みの見物ポジションに行ってしまったのは、予想外。 シナリオもあまり深みがあるわけでなく、クライマックスが屋敷での戦い。 「サバイバル」でも「ドライブ」でもなくなって、う~ん、という感じ。 おそらく数日間ほぼ飲まず食わずだったであろう主人公が敵役を倒し、終いには威勢よく啖呵まで切った、そのたくましさに1点。 [DVD(字幕)] 1点(2021-11-02 21:11:57) |
6. ザ・マジックアワー
ただただ惜しい。 前半はワクワク感ある展開だったけど、後半になってからやや尻すぼみ。 広げ過ぎた風呂敷を、きちんとたためなかった感。 ラストは予想していなかった展開ではあったけど、 ちょっと期待していたものと違ったかなあ。 随所にクスッと来るところはあったし、豪華俳優陣は熱演だったと思うけど、 前半が良すぎただけに、期待を膨らませ過ぎてしまった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-22 10:41:31) |