1. 女囚701号 さそり
《ネタバレ》 こりゃ、むちゃくちゃだ。女たちがおっぱい丸出しでドタバタ。リンチしたりされたり、逆レイプしたり、穴を掘ったり埋めたり、ワッショイワッショイ大暴れ。これでストーリーは超シリアスなんだもん。天然さすら感じるこの領域には、タラ&ロドも、園子温も、井口昇も達していないのではないか。恐るべし、伊藤俊也監督。そして、梶芽衣子の凛とした美しさに惚れ惚れ。 [DVD(邦画)] 8点(2012-06-16 15:37:24) |
2. 修羅雪姫(1973)
セットから構図から視覚的な美にこだわりまくってる作品。梶芽衣子も美しすぎる。鮮血も噴き出まくる。キル・ビルに相当影響与えてるなーってのも分かったし、一見の価値ありな芸術作品。殺陣が以外と少なく、テンポが悪いのは残念。 [DVD(邦画)] 7点(2011-11-03 23:20:39) |
3. ジャガーノート
《ネタバレ》 赤と青のコードがついた爆弾の元ネタなのか。地味で薄味ながらなかなか面白かった。パニックモノというより、爆発物処理サスペンス。オチが弱いのが残念。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-03 19:13:57) |
4. 仁義なき戦い 完結篇
さて、第五作にてシリーズ完結編。前作で一斉摘発を受け、バラバラになってしまったヤクザ達は政治結社の名目で再び社会に暗躍。そのため今までよりは殺し殺されは少なめな感じですが、やはり根は変わらず血は流れる。死人の使いまわしもそろそろいい加 減にしろと言いたくなるが、不死身の松方さんの快演は光ってました。 前回で終わっても良かったものとは言え、完結編を無駄なテンションで盛り上げることなくきっちり幕を閉じたのは潔くて満足です。シリーズ映画としてはトップクラスの出来でした。ってことで一作目に満点。それにしても二年足らずで五作って…。ちょっと経ったらもう一周しよ。 [DVD(邦画)] 8点(2008-09-01 13:23:02) |
5. 仁義なき戦い 頂上作戦
《ネタバレ》 いよいよ戦争も一気に激化かと思いきや、複雑に絡みあう人間関係やら駆け引きやらで、裏をかいたり、ねちっこく行ったり、ジっと待ったり、根回ししたり、いつまでたってもシンプルに行かない抗争(それが面白いんだが)は続きます。誰が最後に笑うか全くわからない、展開に次ぐ展開に脳みそはフル回転で集中力を切らすことができません。 四作目になってもクオリティは全く落ちず、すっきりしない収束をし、これにて完結みたいな雰囲気で終わるのにあと一作あるんですね。広島市民が安心して眠れる日はくるんでしょうか。今作のMVPはずいぶん立派になった武田さんだな。 [DVD(邦画)] 9点(2008-09-01 13:19:23) |
6. 仁義なき戦い 代理戦争
《ネタバレ》 いよいよ第三作、今まで以上に複雑にこんがらがりまくる人間関係と、不義理と優柔不断の数々。ホントにヤクザってのはロクな奴がいないな。この権力闘争はまるで政治家。今作は流石にシリーズを意識してか、次回作への布石に徹し、重要人物がバッタバッタと死ぬわけではなく、ジワジワと迫りくるでかい戦争の前触れをグダグダと描いていて、しまいにはいよいよって所で終わるという複雑なばっかりでロクでもない内容。なのにこの熱中っぷりはなんだ!この面白さはなんなんだ! 今作のMVPは一作目ではただのヘタレだったが、見事な腰ぎんちゃくっぷりで出世をはたした田中邦衛で。さっさと次行きましょ。 [DVD(邦画)] 9点(2008-09-01 13:16:42) |
7. 仁義なき戦い 広島死闘篇
《ネタバレ》 さて、第一作で名優たちが死にまくったものでどうなるかと思いきや、続々と新キャラクターが登場。舞台は広島になり、ヒットマン北大路を主役に据えるも特濃で下品で乱暴な千葉真一が全てもっていってしまってる印象。そして、それぞれのキャラクターの真意が最後の方まで分かってこないのが仁義シリーズの巧みさなのか。組長ってのはずるくてなんぼか。仁義を重んじる奴が貧乏クジひくのか。一以上のドタバタを見せてくれたが展開の巧さと、キャストの魅力ともに僅かずつ一作目に分があるかな。邦衛がいないのもさびしい。梶さん超美人でうっとりっす。 [DVD(邦画)] 8点(2008-08-17 00:40:51) |
8. 仁義なき戦い
日本版ゴッドファーザーとも言える複雑な人間関係の血で血を洗うヤクザ活劇。テンポが良く、キャストの脂ぎりっぷりが凄まじく暑苦しいが、集中してないと置いてかれそうな二転・三転する展開に目が離せません。あの親分にはホント腹立つ。いくらなんでも死にすぎだ。人が死んだときに誰が死んだか字幕で出るのは親切だなぁと感心。五作全て面白いという偉大さも含め、特に素晴らしい一作目に満点を捧げます。 [DVD(邦画)] 10点(2008-08-15 23:39:28) |
9. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 軽薄な武田鉄也&頭の弱そうな桃井かおりという史上最強に濃ゆくてうっとうしい即席カップルと影のある健さんとのアンバラスな三人組ほのぼのロードムービーコメディ。くされカップルのやりとりがメインでずっと流れていて、健さんの話は意外と駆け足で賠償さんの出番がほとんどないのには驚いたが、やはりあのシーンはグっとくる。武田鉄也にも笑わされたが、やはり一番笑ったのは照れくさそうな健さんのダジャレだな。 [DVD(邦画)] 8点(2008-07-27 01:58:26) |
10. 新幹線大爆破(1975)
《ネタバレ》 スピードが80キロ以下になると爆発するという爆弾をしかけられた新幹線サスペンス。他の人だったら、早く殺せとしか思われないだろう憎むべき犯罪者役の健さんの渋さは反則。緊迫感や熱量が高く面白いが、やや引っ張りすぎで長い。ありえないタイミングの不慮の火事とか、警察の無能っぷりは萎えるな。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-20 18:09:25) |
11. ジャッカルの日
大統領暗殺を依頼された殺し屋が主人公の渋いタッチのサスペンス。渋いのはいいが淡々としていて、テンポはあまり良くないし、長い割に展開も平坦で説明不足な点も多い。 主人公や登場人物のほとんどがクールで感情を見せないし、BGMもないという、質の高い渋くも地味な映画。BGMないってのは凄い。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-07 18:22:47) |
12. 地獄の黙示録
よさが全然わかりませんでした。長い、暗い、ダルイ、気分悪い。爆撃シーンはまあ凄いんだけど・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-01 18:26:00) |
13. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 言わずと知れたサメ映画。序盤の阿鼻叫喚のサマービーチ、後半の3対1の死闘、恐怖を増長させる音楽、これこそパニック映画の名に相応しい映画。後半のサメの恐怖っぷりと言ったら、ちびりそうな程。捕食シーンは恐すぎて泣きそうでした。署長さんは、主人公とは思えない頼りなさでした・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-22 14:41:28) |