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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  秋菊の物語
一人の農村主婦の頑なな行動を通して、当時の中国の近代化の現状を包括的に、そしてユーモラスに描いた佳作。一般的な国民の暮らし、一人っ子政策、先富論に引き裂かれた都市と農村、そして本作の僅か三年前、天安門で市民を武力弾圧した国とは思えない程の民主的法整備等が淡々と描かれていく。秋菊自身の物語の結末は少し皮肉なものでしたが、舞台となる中国の近代化自体に賛否の視線は無く、そのまま提示されていた様に感じました(詳しくないですケド)。既に10年以上前の作品となってしまいましたが、これは中国社会の勉強にもなると思います、7点献上。
7点(2004-12-28 01:35:02)
22.  シベリア超特急
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 1≫ 興行されてはいますが、これは商業映画ではなく、完全な自主映画。その時点で「北京原人」や話題沸騰の「デビルマン」等とは根本的に違う。しかも、これをここまで駄作たらしめてるのは、全て「映画」を作ろうとする熱意。同じ自主映画でも、未だにヌーベル・バーグを気取った「ビデオ映画」を撮ってる馬鹿者共に比べれば、遥かに素晴らしいことです。この映画が(↓)こんなに愛される理由も、ここにあるのだと思います。ところで私が観たのは、本編が「劇中劇中劇(?)」となるバージョン。驚きよりも脱力感を醸し出す二重のどんでん返しには、あきれるよりも、何か嬉しくなっちゃいました。戦争とは全然関係の無い、個人的日常会話で締められたのも良かったです、5点献上。
5点(2004-11-12 00:51:35)(笑:1票) (良:2票)
23.  白い手
椎名誠が自らの少年時代を綴った同名小説の映画化。小学五年生の腕白少年を主人公に、転校してきた裕福な家庭の子との友情、性的好奇心、淡く幼い恋心等、懐かしい情景を描いていく、昭和30年の幕張を舞台にした日本版「スタンド・バイ・ミー」。タイトルは、外出できない病弱な少女がいつも自室の窓から手だけを覗かせていることからきている(決してホラー映画ではありません。しかし、ちょっとベタ過ぎる設定…)。ま、ノスタルジックな佳作以上の作品ではありませんが、本作の白眉は主人公の母親役の桜田淳子。こんなに演技が巧い人だったとは驚きです、5点献上。
5点(2004-10-17 20:36:10)
24.  ジャンヌ・ダルク(1999)
これ、リュック・ベッソンの最高傑作じゃないですか(気軽にテレビで観たからそう思うのかな?)。私とはどうにも肌の合わなかったベッソンの馬鹿っぽさが、本作では超エキセントリックな主人公・ジャンヌに集約され、彼のセンスが破綻することなく発揮されていると思います(効果としては押井守の「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」に近いかも)。聖処女と言うよりも狂女といった感じのミラ・ジョヴォヴィッチの容姿と演技も良かった。特にジャンヌが最初に出撃するシーンでは、背筋がゾクゾクしてしまいました。残念なのは、アメリカのレイティングを余り気にしてないくせにハリウッド・スターを使った英語劇にしてしまう等、中途半端に世界市場を意識した企画の方向性。ベッソンはもっと突っ走った方がいいヨ、7点献上。
7点(2004-10-13 23:16:20)
25.  死国
ちょっと極端に評価が低すぎませんか? 決して褒められた作品じゃないですけど、(特に邦画には)もっと酷い映画だって沢山あるし、そこまでコキ下ろすほど悪くはないと思いました。それに、黄泉がえった悲劇の鯖折り美少女・栗山千明を発掘した功績は偉大(さすが角川)。問題は演出にあると思う。主役三人の人物造形や正義のお遍路さん(?)の扱いが中途半端。また、四国全土が舞台となる空間的広がりのある題材なのに、映画が非常にこぢんまりしてしまってる(しかも何か貧乏臭いんですよね)。ということで本作に最も相応しい点数、【ひかりごけ】さん提唱の死点献上。
4点(2004-09-21 00:09:01)
26.  シーズ・ソー・ラヴリー
ありそうで無かったタイプの大人のラヴ・ストーリー。何が衝撃的って、男が初対面の自分の子供に向かって「お前はいらない。俺が欲しいのは彼女だけだ」とはっきり言う所。誰が定めたかも判らない、所謂モラルをここまで明快に否定した映画は他に無いでしょう。存在すら知らなかった自分の子供が突然目の前に現れた時、普通の映画では、まるで宇宙の定理の様に一瞬にして母・父性愛に目覚めてしまう。でも、果たしてそうか? 何かで親や子供には時間をかけて「なる」ものだと読んだことがありますが、そっちの方が正しいでしょう。子供の存在を知らなかった男は、もちろん親になってなかった訳ですけど、女の方も親にはなってなかったのです。愛し合う男女の話として、これは非常に正しい結論だと思いました、6点献上。
6点(2004-09-12 00:06:06)
27.  将軍の娘/エリザベス・キャンベル
確かにオープニングのアクションはいらない。あんな中途半端なアクション・シーンを見せるよりも、いきなり猟奇的全裸死体を見せてしまった方が映画的掴みは遥かに大きかった筈。また、例えば現場に車が3回来た等の証言(伏線)をしっかり描いていないから、ミステリーとしての面白さも激減してる。エリザベスのSM趣味等も、本来は観客をミスリードする為の設定なのに、ただ見せただけで終わってしまってる。ま、サイモン・ウェストには作家的才能も職人的技術も無いので端から期待してはいませんが、これはそもそも脚本が良くないと思う。と、文句ばかり並べ立てましたけど、何故か私は最後まで飽きずに観ることができました。それは、皆さんが書かれている「宣伝文句」を全く知らなかったからかもしれません、5点献上。
5点(2004-09-03 00:03:56)
28.  しあわせ(1998)
オープニングに、これから始まる物語のイメージと台詞の断片が一気に提供されるので、一瞬何が何だか分からなくなる。しかし、それが徐々に二つの物語へと収束していき、更にラストでは一つになっていく。ストーリー自体には取り立てて新味はありませんが、フランス、イタリア、トルコ、カナダ、アメリカ、メキシコとグローバルに舞台を変えながら、クロード・ルルーシュが美しい映像はそのままに凄くモダンな映画に仕上げています。それにしても、確かに何でこの映画に「しあわせ」等という、いかにも投げやりな邦題を付けたんでしょうか? それが本作一番の問題です、6点献上。
6点(2004-07-29 11:16:49)
29.  シャンヌのパリ、そしてアメリカ
「兵士の娘は泣かない」というタイトルだから、(邦題共々)シャンヌが主人公なのは間違いないと思う。しかし、私には誰が主人公なのか全く解らなかった(ビリーの母親から物語が始まる訳だから、敢えて言えばビリーか?)。シャンヌに絡む三人の男性の名前を冠した三章立ての構成の意味も不明。小説(未読)では、様々なエピソードからシャンヌ自身の成長やテーマ、フランスとアメリカを舞台にした意義等を紡ぎ出せたのだとは思いますが、この漫然とした脚本化は失敗だと思う。ということで、リーリー・ソビエスキーちゃんの可愛いおみ足と(これが見たかった!)下着姿に、4点献上。
4点(2004-05-25 23:05:56)
30.  13F 《ネタバレ》 
雰囲気作りでは「ガタカ」はもちろんのこと、(好みで言えば)「ダークシティ」にも遠く及ばないと思う。それに、私は直ぐに主人公自身がバーチャル人格であると看破してしまった上、生身の肉体への人格憑依も読めてしまったので驚きも無い(ま、両方ともSFでは使い古された題材ですけど…)。話がバーチャル空間内だけに限定され、ほとんど現実との接点の無いまま進んでいくので、哲学的命題や純粋プログラムの苦悩に迫らずに終わってしまうのも中途半端な印象。どうせ地味に作ってあるんだから、もっと内向的映画にすれば面白かったと思います、5点献上。
5点(2004-01-09 14:56:51)
31.  シンプル・プラン
サム・ライミ版「ファーゴ」。全くと言っていいほど作風、風景、テーマが「ファーゴ」と一緒。サム・ライミはどーゆーつもりでこれを撮ったのでしょうか? 彼の作る意味が見出せない上に、新鮮味がまるで無い。もう少し違うやりようがあったと思うけど…。しかし、駄作ということではありません。普通の人が壊れていく様を、確かな技術に裏打ちされた演出と、俳優の確かな演技で最後まで一気に観せては貰えます。その点では「ファーゴ」より観やすい。それにしたって腑に落ちない…、6点献上。
6点(2003-01-12 18:46:16)(良:1票)
32.  食神
日本マンガの影響力は実際に伝わってきますけど、軽佻浮薄な日本のグルメ・ブームってものが、香港ではどのように影響しているのかは判らない。だからこの映画も、観れば観るほど日本人にしか理解できないのではないかと思えてくる。ま、レストランを「☆」で評価するのはフランス人だし、味覚の砂漠・アメリカに於いてもウィリアム・シャトナーの主宰で米版「料理の鉄人」が放送されてる位ですから、今や世界中がグルメ・ブームなのかもしれませんが…。「少林サッカー」と比べれば相当に安っぽい映画ですけど、お馴染みのキャラクターが登場したり、最後も少林寺が登場して楽しませてくれます。でも、このリアクションと解説シーンは、やっぱ日本人にしか受けないよなぁ、6点献上。
6点(2002-10-06 18:35:18)
33.  シティ・オブ・エンジェル
予想や評判に反し結構いい映画。とても天使には見えない男臭さぷんぷんのニコラス・ケイジが私には良かったのかもしれない。自分を理解しているミステリアスな男が魅力的なのは当たり前。ラストもあれでいい(「ある愛の詩」に同じく、テーマは「愛とは決して後悔しないこと」だから)。ただ、いかにも「これから事故りますよっ」という描写は確かにいただけなかった…。それにしても、↓いつもは恋愛映画に高得点つけてるレギュラー陣に評判悪そうだけど、なんでだろ? 要するに私は恋愛映画の見方が分かっていないということ? ちょっと心配しつつ、6点献上。
6点(2002-01-31 19:15:25)
34.  ジャンクション
「if …」の設定をしたパラレル・ワールド。これは「もしもアメリカが黒人主導の国で、白人が迫害されていたら…」を描く、ありそうで意外になかった、ある意味SF映画です。内容自体は良くある話ながら、黒人の良くある話を白人が演じていくというアイディアだけで真っ向勝負。真っ先に登場するハリー・ベラフォンテにも驚きましたが、監督さんは日系の方なんでしょうかねぇ。私は逆に白人が気分を概して差別意識が助長されてしまうのではないかと心配してしまいました。私的に映画としてはちょっと弱く感じたので、5点献上。
5点(2002-01-31 19:11:50)
35.  ジングル・オール・ザ・ウェイ
クリスマスが頭の軽い男女の薄っぺらな恋愛の舞台と化している日本と違い、家族の絆を大切にする特別な日であることを再認識。そして、「たまごっち」や「PS2」の発売日に子供の為に早朝から量販店の前に並ぶバカ親(親バカではない!)はアメリカにも存在していることも再認識(そう言えば向こうでも「キャベツ畑人形」とか「ファービー」とかで凄い事になってましたっけ)。これってラストにターボマンになるからこそのキャスティング、シュワちゃん以外のお父さんじゃターボマンになれないもんね。脇役達の台詞が気が利いていたし、少しホロッとさせるし、全く期待していなかった分、充分面白かったです。で、6点献上。
6点(2002-01-04 17:31:03)
36.  シティーハンター(1993)
典型的な香港スラップスティック・コメディ。我々の知ってる「シティハンター」だと思うから腹が立つ。だいたいジャッキー・チェンが冴羽撩という時点で「シティハンター」じゃないわけだから…。そう考えればストリート・ファイターの格闘シーンだって、映画版「ストリート・ファイター」よりも楽しめたんじゃないですか?(確かに口あんぐりという感じでしたけど…) と、弁護しつつもここまでくだらない映画はゴクミが出てても好みじゃないので、私も2点献上。
2点(2001-12-20 21:19:16)
37.  6デイズ/7ナイツ
スーパー・ライト級映画。アイヴァン・ライトマンだって知らないで観たので、アクション映画だと思ってた私はオープニング・タイトルでびっくり。しかもコメディ映画としても今一歩(バカバカしい内容です)。アン・ヘッシュも好みじゃないので3点献上。
3点(2001-10-13 23:27:17)
38.  シティ・スリッカーズ
遊牧ツアーに参加した都会のひ弱なヤッピーが、大自然の中で大切な何かを見つけるって内容はあんまり感心しませんでした。ビリー・クリスタルらのコメディ部分より、ジャック・パランスの孤高のカッコ良さばかりが印象に残っています。これを最後に見かけなくなったスーパーガールに5点献上。
5点(2001-10-03 10:08:28)
39.  ジキル&ハイド
ゴシック・ホラー・リメイクブームに乗った一本。作り方的には「フランケンシュタイン」に近い感じでも、話的に盛り上がりに欠け、何と言ってもジュリア・ロバーツの陰気な演技に無理がある。陰気なジュリアはジュリアじゃないし、主役もマルコビッチじゃなくて、もっと美形の方が良かったような気がします。惜しくも並以下ってことで4点献上。
4点(2001-10-03 09:38:09)
40.  シン・レッド・ライン
この映画から何を学び取ればよいのでしょうか? 神の偉大さ、人の愚かさ、自然の美しさ、戦争の悲惨さ、綺麗な奥さんはほっとくな…???…難しい。確かに極限状態なのはよ~く解りますけど、陰気な心情の露呈をぼそぼそと、しかも延々と聞かされてもなぁ。映画的には難しすぎて賛否のどちら側にも賛成できないので5点献上。
5点(2001-09-16 17:58:51)
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