21. シェイプ・オブ・ウォーター
《ネタバレ》 2018年アカデミー賞作品賞ということで、満を持して鑑賞したが、正直退屈だった。プロ視点で見ると様々な趣向が凝らされているのだろうけど、個人的には全く魅力的な話ではない。 半魚人との出会いまではミステリアスな雰囲気で良かったが、その後、非現実的な展開が続くのがどうも没頭できず。この映画がおとぎ話ということを前提に鑑賞していたら評価も違ったかもしれないが、予備知識ゼロで見る自分としては盛り上がれなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2018-05-07 17:58:44) |
22. ジオストーム
《ネタバレ》 海外レビューサイトでは酷評されているが、個人的にはそこまで期待を裏切るものではなかった。よくある単なる気象パニック映画ではなかったのが良かったところ。また、「世界各地の気象災害の背景には、実は黒幕の人物の操作がある」というのがサスペンスが入って面白い。黒幕の正体を見破ることが難しいのも良い。 但し、映像などが優れている一方で、肝心の人間劇はスカスカ。兄弟の衝突や和解は薄っぺらいし、弟&婚約者女性の恋愛模様は盛り上がらないので要らない。大統領役のアンディ・ガルシアの存在のみが圧倒的だった配役。 [インターネット(字幕)] 4点(2018-03-04 06:23:03) |
23. シュレック
《ネタバレ》 キャラクターに愛着は全く湧かないが、ストーリーはフィオナ姫救出の冒険に出てからが面白くなる。逆に言えば、序盤は退屈。ピノキオやティンカーベルなど、ディズニーもどきのキャラクターが登場するのは鑑賞の妨げと感じてしまった。 [DVD(吹替)] 4点(2018-01-10 07:01:25) |
24. ジョン・ウィック:チャプター2
《ネタバレ》 世界観は本当に大好きなのだが、個人的には前作より劣化。 ジョンによる復讐劇の動機が弱く、2作目は引き伸ばした感が出てしまっていた。アクションシーンも、前作で見たような光景が多く目新しさに欠ける。 3作目を作る余地を残すためだけの甘々エンディングは、期待から大いに外れてしまった瞬間だった。 [映画館(字幕)] 4点(2017-07-22 19:30:36) |
25. ジャングル・ブック(2016)
《ネタバレ》 グラフィックは凄くて、動物たちの躍動感・迫力は存分に味わえる。 ストーリーは退屈かなあ。 自然界は弱肉強食なのに、虎や猿を悪役にして「勧善懲悪」を持ち込んだ時点で、違和感が拭えずにいた。 おまけに終盤、少年はジャングルを傷つけている始末。都合いい感じのハッピーエンドになってしまっている気がして、後味は良くなかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-05-09 00:39:39) |
26. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 各登場人物が掘り下げられていないので、表面上しか楽しめない。 キャストによる早口演出、米国特使(石原さとみ)のキャラクター、故意に落としたかのようなCGの質・・・どれもがスベっているように映って残念。 しかし、予想外の緊急事態に直面し、「国土を守るか、国民を守るか」という政府上層部の葛藤は良かった。 [インターネット(邦画)] 4点(2017-04-12 20:01:41) |
27. シュレック3
《ネタバレ》 ひどい出来。どうして3部作目を制作してしまったのか。2作目が満足度高かっただけにとても落差を感じた。 ジョークはほとんど全てが笑うに笑えない不愉快なもので、露骨に滑っている。ストーリーも、シュレックに恨みを持つチャーミング王子の復讐劇なだけで、動機や盛り上がりに欠ける。 ラプンツェルや白雪姫といったディズニープリンセスを登場させるのはいいが、扱いが雑で原作とかけ離れているし、ネタのために与えられたようなキャラクター付けに辟易とする。 [インターネット(字幕)] 3点(2018-01-18 06:36:35) |