1. シルミド/SILMIDO
皆さん忘れてやいませんか?元々は死刑が確定した囚人達だと言うことを。その囚人達がここまで尊厳を持って死ねるようになったんです。ここまで仲間達と団結しひとつのことを成し遂げようと努力できる機会はそうはない。決して、囚人だからゴミ同様にどんな風に扱ってもいいということを言っているのではありません。語ればキリがないテーマです。同じく囚人をテーマにした「デッソマンウォーキング」という映画がありますが、こういう深いテーマは良い悪いで判断するのではなく、観た人の心にどう影響するかに掛かっている。消化するだけでは意味がない。消化してこれからどう行動していくか。行動して始めてその人のものになる。難しいですけどね。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-05 10:12:21)(良:1票) |
2. ジョンQ-最後の決断-
状況がどうであれ、事情がどうであれここまで全力でわが子を守り通す姿は感銘を受けました。世の中には身勝手な父親なんてざらにいますからね。本当は全く期待しないで観始めたのですが、適当な親が氾濫している現代において結構考えさせられるものがありました。親って本当にすごい。これから親になる人達には自分も含めてきちんとした覚悟を持ってなってもらいたい。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 09:54:51) |
3. 死ぬまでにしたい10のこと
いいねこれ。単調だけどなんでここまで惹かれるんだろう。映画なんだけど本当にありそうなありきたりな、でも厳しい現実の世界を淡々を描いている。小さな幸せだったり痛みだったり、この主人公は生き方が上手いなって思う。自分に素直だよね。現代社会は心が病んでいる人が多くて、生きながら死んでいる人が沢山いる。それに「名優が出てる」=「いい映画」ではないってことを証明している。色んなことを学ばせてもらった。日曜の夜に観るには最高の映画でした。 9点(2005-02-28 00:03:42) |
4. ショコラ(2000)
ジョニー・デップが見たくて観た映画です。それなのに彼は後半のほうからやっと出てきてくれて、それまでは退屈でした。しかし彼が出てくることによって物語に勢いというか、スパイス的な要素が加わり、だんだんとほのぼのとした方向へ向かっていく展開は素直に楽しめました。 6点(2004-04-13 19:27:25) |
5. シカゴ(2002)
これは絶対に劇場で見なくてはダメです。DVDなんかでは、プラズマのスタジアムサイズ+5.1chサラウンドでも無理です。100インチのプロジェクターでも無理でしょう。実際DVDを購入して観たのですが、全くつまりませんでした。やはり劇場の大画面でないと、まるで自分がそこに居るかのような錯覚を覚えることは出来ません。ミュジカル映画というものを初めて観て、最初はこれは一体どうなっているんだと疑問でしたが、進んでいくにつれて進行の仕方に慣れ、それからはその音楽、歌声、豪華さ、骨まで響くリズム、これこそまさにエンターテインメントとしての映画の王道だと感じました。「ブリジット・ジョーンズの日記」が最悪だった分、今回のレニー・ゼルウィガーはとてもかわいくて輝いていて、何を隠そう予告で「ロオォ~キスィーハァト♪」と唄う彼女を見たくて映画館に行ってしまいました。 9点(2004-04-13 19:15:42) |
6. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 どうしてみんなこんなに点数が高いのだろうか、疑問でした。冤罪をかけられて20年以上も塀の中に入れられ、なんという迷惑千万な映画だと。しかしこの映画は観れば観るほど良くなっていきます。この前もつい最近観たのにまた観てしまい、感動してしまいました。塀の中で繰り広げられる人間ドラマ、幾重にも重ねられた複線、自分そして仲間との心の変化、絶望から希望へ、そしてなんといっても最後に2人が浜辺で再会するシーン。この場面に会話など要りません。ただただ広がっていく美しい太平洋があれば他に何も必要がない。これが今まで映画を観てきた中で最高に美しいラストシーンです。 10点(2004-04-13 19:00:27) |
7. ジェイソンX 13日の金曜日
小学校低学年の頃に観ていたジェイソンを期待して、ホラーが大の苦手な自分は腹をくくって、恐いもの見たさで観たのですが・・・全然恐くないのでショックでした。あの頃と違うと。でもおかげでこれからまたジェイソンを観なおしてみようという意欲が出たので、観て損はなかったということでこの点数です。 6点(2004-04-12 00:00:04) |