1. シモーヌ
デ・ニーロと双璧をなす個性派俳優の最高峰のアル・パチーノが、 「俳優なんているか~!」なんて雄叫ぶんだから、もう笑うしかないでしょ。 かっちょよくていつも自信満々な(役をしている)アルさまが、情けなくオロオロ、オタオタしながら バカをやりまくるのだから、もう爆笑(苦笑?)の連続である。意外とコメディ の経験が少ないアル・パチーノだが、そうとは思えないほどのハマリっぷり。ウィノナ・ライダーのセルフ・パロディ (万引き事件の直後ですもんねぇ)も、失笑を誘いました。そんな渋い笑いのツボをつきつつも、 しっかり"フランケンシュタイン逸話"をやっているのも偉い。そして、ラストは驚愕の 開き直りっぶり!! パチーノ・ファンの貴方! 一見の価値はありますよ。 8点(2004-02-13 10:34:48) |