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1.  上海特急
マレーネ・デートリッヒという女優は特別に美人というような顔ではない。しかし、見ていると凄く美しく思えてくるから不思議である。大人の女の色気と怪しさに男たちは皆、狂っていく。この映画のマレーネ・デートリッヒにしてもそうである。とにかく美しい上に怪しげな態度で男を魅了する。サスペンス映画としてのワクワク感よりは一人の大人の女の美貌と怪しげな魅力で見せる映画と言って良いぐらい本当にマレーネ・デートリッヒが良い。あの煙草の吸い方、持ち方といい、一人だけの空間になっている時には他の男達の前ではけして見せない恐怖に怯えているような表情といい、その演技力の凄さを見るだけでもこの映画は見て損のない映画になっている。マレーネ・デートリッヒ演じる上海リリーという女性の名前から想像するに山田洋次監督はこの映画が好きなのかもしれない。いや、それ以上にマレーネ・デートリッヒのファンなのか?とも思える。
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-09 21:22:32)
2.  白雪姫
文句無しの名作!下手な実写映画よりも何十倍も面白い。登場する七人の小人たちのキャラクターをはじめとする登場人物の面白さと素晴らしい名曲の数々、これほどの名作が70年以上も前に作られていたことの驚き、どんなに凄い特殊技術が発展しようが、この映画の素晴らしさの前には敵わない。これほどの素晴らしい作品を作って、世界中の人々に笑いと感動を与えてくれているアメリカが今は、何かあれば直ぐに戦争をはじめたりするという悲しさ、映画は人々の心を温かい気持ちでいっぱいにさせてくれる素晴らしい武器であり、娯楽である。この映画を今の人達に観てもらう事で、少しでも平和な世の中、戦争のない世の中になればと思う。アニメという動画ならではの動きの巧みさ、ミュージカル仕立てのファンタジーに満ち溢れた素晴らしき名シーンの数々はどんなに時が経とうがこれから先も絶対に失われることはない。名作の名に相応しいウォールト・ディズニーがこの世に生み出した最高の作品です。文句なしに満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2011-01-01 23:24:04)
3.  周遊する蒸気船 《ネタバレ》 
ジョン・フォード監督と言えば西部劇、アクションの監督というのが一般的な考え、意見であろうが、そんな中でこうもまた笑えてホロリとする喜劇を撮っているというのには驚かされる。死刑宣告を受けて絶望の中にいる甥っ子に対して何とか生きる望み、夢を託そう!何か楽しいことを見つけてあげようではないか!という船長の心意気、優しさ、インチキ臭いやりとりで汽船レースを優勝してしまうという何ともこれまたハチャメチャさの中に肉親への愛情が感じられる。ジョン・フォード監督作品の中ではけして、傑作という部類には入らないかもしれないが、作品全体を包むユーモアと優しさにジョン・フォード監督の人間味を感じ、こういう映画もまた撮れるそんなジョン・フォード監督が私は好きでたまらない。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-20 23:00:35)(良:3票)
4.  新婚道中記 《ネタバレ》 
なるほどね。確かにこの映画を観ると、喧嘩するほど仲が良い。夫婦喧嘩は犬も食わない。解る気がする。何しろこの映画に出てくる犬のスミス君が面白い。ケイリー・グラントとアイリーン・ダンのどっちの方に付くのか?その時の犬のちょっした行動が微笑ましい。微笑ましいと言えばケイリー・グラントのマヌケぶりも微笑ましい。眼の前で音楽を歌う彼女とそれを静かに聞いている人達を前にして、椅子から転げ落ちてみたり、壊れているドアを直そうとしている場面やら、全く似合っているようでちっとも似合っていないパジャマ姿も可笑しかったりする。まあ、結局はこの映画は喧嘩していてもやはりこの夫婦は離れられない仲だったりで、落ちも何も無ければ、予想通りの展開だったりと新鮮味も何もない。それでも面白く見られる為の色々な工夫がされている。あの時計の中から出てくる小さな小人、人形がまるでこの映画の二人の幸せを祈っているようだ。欲を言えばもう少しひねりのあるストーリーで楽しませてくれたら尚、良かったのにという不満もあるので7点ではあるが、限りなく8点に近い7点でして、この映画のレオ・マッケリーて監督さんの他の映画ももっともっと見たい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-15 21:53:00)
5.  自由を我等に 《ネタバレ》 
ようやくチャップリンの「モダン・タイムス」に大きな影響を受けたとされる本作を見ました。確かに似ているし、チャップリンがこの映画を参考にしているのがよく解る。チャップリンほどの笑いという点では面白さはないが、それでも例のベルトコンベアーでの場面は面白いし、自由を求めて脱走しようとした二人の男が一人は社長になる。もう一人は脱走に失敗し、その後、やっとの思いで脱走して自由になれたと思ったら今度は何とそのもう一人の男の経営する会社に入ってしまうというのがまるで二人の運命とでも言いますか?離れられない何かがあるように感じられる。そんな二人が金持ちになったかと思ったら風に吹かれて、全てのお金が吹っ飛んでしまい、折角の大金もパーになり、これでまた全ては初めからやり直しになるも、金が何だ?金なんて無くても俺達二人には金持ちにはない二人だけの幸せ、自由が見えるんだとばかりに陽気に歌を口ずさみながら肩を寄せて消えて行くラストシーンに彼ら二人が自由を掴んだ瞬間を見た気がする。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-12-07 20:45:00)
6.  淑女と髭
なんじゃあの髭!岡田時彦の髭がとにかく凄い。揉み上げと繋がってて、どこまでが髭でどこからどこまでが髪の毛なんだ?そんな岡田時彦が大勢の女性を前にしてもマイペース、マイペース、チャンバラみたいなシーンまで出てきて、小津監督、やはりこの監督さん、間違いなくチャップリンやキートンの影響を受けてるよ。作品全体に漂うヨーロッパ映画ぽい雰囲気、モダンな感じなどがなかなか味わい深さを感じます。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-10-19 20:21:13)
7.  淑女は何を忘れたか
小津監督、これまた面白い作品を見つけました。この作品にしてもどの登場人物の描き方がとても面白く描かれていて楽しめる。小津監督の映画を観て感じることは、一人、一人の台詞回し、その時の映し出される表情の豊かさ、面白さ、観ていて本当に楽しい。ストーリーだけを追って観ていたら小津監督の作品は面白くはないと思うし、楽しめないと思う。しかし、小津作品に共通して言えるのは物語よりも間の取り方、会話の楽しさ、暗くなりがちな所をユーモアたっぷりに描くことで楽しませてくれる。だから私は小津監督の作品はどれも好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-12 13:15:14)
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