1. 十一人の賊軍
《ネタバレ》 自分は集団抗争時代劇というジャンルが好きなのだとあらためて認識した。既視感は否めない箇所もあるが、それでもしっかりしたシナリオだったと思う。長さを感じない。この映画のハイライトは、鷲尾が刀と手を紐で結びながら感情を爆発させるところだと思うが、それでも溝口に届かない歯痒さと、娘の自害という終わらせ方もこの作品らしくて満足した。冷静に考えると溝口も自分の仕事してるしね。メインの2人のという構成も、どっちも上手いので最高。他のキャストも良いし、初めて知る俳優も多くて何か嬉しい。特に、なつと爺っつぁん。爺っつぁんなんて最後見せ場あって、愛情を感じた。ナダルはいつも通りだったけど。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-03-02 11:03:09) |
2. 仕掛人・藤枝梅安2
《ネタバレ》 前作同様、素晴らしい。前作のストーリーも良かったが、今回は殺られるかもという緊迫感があり、目が離せない。バディ感も出て、彦次郎も見せ場が多いし、出番少ないけど高畑淳子はやっぱり存在感ある。続編あればいいなぁ。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-02-23 02:14:54) |
3. 仕掛人・藤枝梅安
《ネタバレ》 良質なエンターテイメント時代劇。よく練られた脚本で、分かりやすくて入り込める。おみのの人物設定も絶妙で、仕掛が完成度が高いシーンになってた。トヨエツは色気がある梅安を作り出している。彦次郎との2人の掛け合いもアクセントになっておもしろいし、ご飯美味しそう。そして、高畑淳子にあの役やらせると最強です。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-02-16 10:22:38) |
4. 正体
《ネタバレ》 良質な社会派サスペンス。ストーリーも破綻していないし、絶妙な構成になっていると思う。冤罪が晴らせたのは、潜伏先で良い人出会ったこと、そして、鏑木がいい人だったということ。逆に悪人は冤罪を晴らせないと思った。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-02-10 18:19:45) |
5. ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
前作は大好きです。たまたま続編あるのを知って前売券購入。観賞日までに軽く情報を仕入れたらアメリカでは酷評とのこと。調べるんじゃなかったと思いながら観た。 ミュージカル風にケチをつけるつもりはない。現実と空想を描く構成も続編として成立してたとは思う。嫌いだけど。そして、いかんせんテンポが凄く悪い。何でだ?やってることは最初から同じなんだよね。賛否があるのも理解できます。 [映画館(字幕)] 4点(2024-10-25 18:33:42) |
6. シャイロックの子供たち
これぞ池井戸ワールド。あまり新しさはないけど楽しめます。阿部サダヲはキャラが薄そうな主人公の存在感を際立たせるところは流石だと思う。その主人公含めて、清廉潔白な人間なんていないってことね。現実世界でも聞くけど、銀行って最悪の職場なんだろうね。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-22 22:31:21) |
7. シティーハンター(2024)
《ネタバレ》 スケベでふざけているけどやる時はやる、そんな昭和漫画のキャラクターに鈴木亮平はぴったり。アクションもギャグもキレがあった。特にガンアクションは素晴らしい。ラストの無敵っぷりも爽快でした。ストーリーは「どうしてそうなる?」という展開を少し改善したら良いと思うが、満足できる映画だった。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-12 22:29:14) |
8. 死刑にいたる病
《ネタバレ》 序盤から顔をしかめるシーンが続く。犯人誰だろう思いながら観ていたが、マインドコントロールの話か。終わってからも謎が多く、ラストの灯里の告白の意味を考えさせられてます。私もコントロールされてます。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-06-11 11:03:34) |
9. シン・ウルトラマン
おもしろかった。時間あっという間だった。映画作成の背景は全く知らないが、何十年も前から広く知られている話を、今観られることにロマンを感じる。欲を言えば主人公のキャラクターは掘り下げて欲しかったが、全体的に人物(外星人)設定は薄かったな。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-03 22:44:39) |
10. 地獄の花園
失礼な言い方だが、ちゃんと面白い。テンポの良いので無駄がない。特に前半。怒涛の登場人物紹介がはまっている。心地よい映画だ。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-06 18:44:37) |
11. シカゴ7裁判
法廷シーンは見ごたえがあった。局面をなかなか打開できないなか、ユーモアある描写もありテンポも良い。序盤、人物が整理しにくいのは難点だが、個性あふれるキャラクターが十分楽しめる。ただ、予備知識無いと誰が誰だか本当にわからない。歴史的背景を考慮して観れる人の感想を聞いてみたい。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-19 22:43:22) |
12. ジョーカー
《ネタバレ》 何とも哀しい映画だ。バットマンにあまり詳しくない私が感じたのは、他の人も言っているようにタクシードライバーのような映画だ。よりファンタジーな感じだが。妄想なのか?現実なのか?ラストは本当に笑っていたと何かで聞きましたが、それでも整理できません。ただ、圧倒的な雰囲気と演技力でおもしろかったです。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-03-29 00:52:42) |
13. 新宿スワン
イマイチな話を、役者たちが無理に盛り上げようとしているように感じて痛々しい。これは単純にストーリーが悪いかと。 [インターネット(邦画)] 3点(2019-03-09 21:25:06) |
14. ジェイソン・ボーン
渋みが増したジェイソン・ボーンが観られてうれしいが、それ以外は既視感が拭えない。これでリセットと言う事で次回を期待します。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-23 00:46:16) |
15. 謝罪の王様
《ネタバレ》 割とちゃんとしたストーリーの映画になってた。クドカン特有のどうでもいい事をしつこく長くは感じなかった。岡田くんのキャラが一番おもしろかったかな。最後のミュージックビデオはマイナスだな。 [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-07-07 00:07:07) |
16. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 いやー長かった。でも、タランティーノらしさは満載です。最後はディカプリオを撃ったとこでまとめればいいのに・・・ 「ジャンゴーー」の音楽すごくいいな。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-24 23:39:11) |
17. J・エドガー
《ネタバレ》 フーバーと言う人物に非常に興味があったので鑑賞。率直な感想はやっぱり謎が多くて、よくわかんないんだなと感じた。個人的にはどんな裏工作をして権力を築いていったのかに興味があったのだが、プライベートな話が深く描かれていた。その中でゲイだと言う説を盛り込んでいるので、その色が全体を通じて強い。ディカプリオは文句なく良かったけど、好みが分かれる作品かな。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-09-09 01:19:42) |
18. 沈まぬ太陽
《ネタバレ》 原作未読。中盤あたりの上層部の思惑や政治家の駆け引きは、端折った感じがしてならなかった。しかし、内容は共感できた。どんな状況でも負けなかった主人公とそれを支える家族。最後に飛行機事故の遺族に、私の今まで受けた苦しみはあなたには到底及ばないと言い切る。俺もあんなふうに生きたいね。 [地上波(邦画)] 7点(2011-02-28 22:14:34) |
19. シティ・オブ・ゴッド
《ネタバレ》 銃も薬も小さい子供でさえ手にいれることができ、殺人も日常的なんだよというのを淡々と描いた作品。リトル・ダイスはよく知らないけど、ちょっとしたやんちゃ坊主みたいに描いてる(特に子供のころ)のが衝撃的。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-19 23:02:44) |
20. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 序盤から稲垣吾郎の残虐さや映像が強烈。ストーリーに意外性や新しさはないけど、討ちがいのある悪役なので最後までテンションが落ちなかった。合戦も迫力十分でお腹いっぱい。オリジナルは未見ですが、三池監督の良さは出てると思う。やはり邦画のエンターテイメントは時代劇だなぁ。 [映画館(邦画)] 8点(2010-11-03 21:08:04) |