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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
『ウルトラマン』に関しては、初代、セブン、タロウを半分くらい視聴して、他はネットの聞きかじりとグレイトバトルの知識がある程度です。 初代の中でも印象的な回(怪獣)を圧縮・連結させたオムニバスチックに話が進み、全編を通してはウルトラマンの絶大な力に人類がドンドン依存(信奉)していくが、最後はしっかりと自分達の力で脅威に立ち向かうと言う、原作同様の着地を見せた。 特捜隊的な組織も特殊な装備を持っているわけではなく、たとえ持っていたとしても尺の都合で活躍させ難いだろうし、人類の非力さを強調するこのにもつながっている。 ただその結果、人類が戦うシーンが非常に少なくなっているのは残念。無論人間の非力さを演出する上で仕方の無いことだとは思うが、スペースゴジラやレギオン襲来等人類が精一杯戦う姿が好きな自分としてはいささか物足りなかった。 あと全体的なセリフ廻しや演出がゴジラ以上にアニメ調になっており、コレに関しては正直現実でアニメの台詞を引用するような『中二病』チックな会話を聞いているようでこっぱずかしかった。 ネットの一部で話題になっている長澤さんの尻とかに関しても、アニメで言うところの『乳揺れ』みたいなセクシャルな演出がしたかったのだと思うが、これも実写でやると実に寒かった。 戦闘シーンはそれなりに迫力はあったが、1戦1戦が短くワリとワンパターン且つあっさり終わってしまい物足りなく、又、上述したように人類がウルトラマンを援護したりしないので、『ウルトラマンがメイン敵と闘っている間、人類が頑張って別の怪獣を足止めするために奮闘する』みたいなシーンが欲しかった(それをやっちゃうとウルトラマンへの依存を演出出来ないというのは理解するけど)。 あとウルトラマンのCGに関しては変にテカテカ、ヌルヌルしていそうで、ぶっちゃけペプシマンっぽかった。 総評 悪いことばかり書いてしまったが、戦闘や会話パート等のバランスは良く最後まで飽きずに見れたし、最終決戦も『暴力』ではなく『知力』と言う人類の最も優れている『力』で立ち向かいつつウルトラマンとも力を合わせるのは非常に熱かった。 あくまで演出の所々が自分の趣向に合わなかったのと、そこまでウルトラマンが好きではないのが原因なだけなので、庵野さんと合う趣向を持ったウルトラマンファンであれば私にとってのシンゴジラ並に満足できると思う。
[映画館(邦画)] 6点(2022-05-17 22:49:21)
2.  ジュラシック・パークIII
ストーリー以前にメインキャストである夫婦2人の存在が不快で仕方が無い。 息子を助けるために嘘を付くのは百歩譲って許せるが、金で釣っておいて報酬すら用意していないのは最悪の無能亭主。 妻は妻で自己中心的且つヒステリック&無鉄砲で、何かにつけて(グラント博士が止めろと言っているのにも関わらず)叫んだり勝手な行動をするバカ女。 とにかくこの2人の存在がムカついて楽しめない。 後半はそこそこ頑張るが、序盤の汚名を返上できるほどの活躍はせず、ほぼ無傷で生還するのもマイナス。グラント博士にタダ働きさせてのだから、せめて腕の一本位食われれば溜飲が下っただけに残念。 この無能な2人からよくあれだけ有能な子供が生まれたことがまさに奇跡。
[インターネット(吹替)] 4点(2021-07-15 20:29:38)
3.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》 
序盤は前回の出来事でメンタルズタボロになったシンジかが立ち直るまでを丁寧に分かりやすく描いており面白かったが、いざゲンドウとの戦いとなると、まぁ出るわ出るわ大量の意味不明な専門用語集団。 正直内容の半分も理解できず、気付けばゲンドウと戦い和解して事件解決。 多分エヴァをすごく好きで考察とか色々巡らせてる人にとっては面白い展開をしているのかもしれないが、私のように何となくTV版をリアルタイムで見てた縁で付き合った(細かい設定もウィキペディア)程度の人にとっては旧劇以上の難解さだと思う。 戦闘シーンも奇をてらっているが、そこに固執しすぎている気がして、正直『破』みたいなわかりやすいド迫力演出が好きな私としては微妙。 総評 取りあえず旧劇よりは幸せなエンドっぽいが、旧劇より『結局どうなったの?』感が強い。 漫画版みたいにわかりやすくい最後にしてほしかった。
[映画館(邦画)] 4点(2021-03-09 18:50:59)
4.  ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 《ネタバレ》 
舞台が前作でアランが『一回休み』の間に行っていたジャングル(厳密には若干違うが)だったり、過去作の続編と言うポジションを活かした小ネタを盛り込みつつ、前作を見ていなくても十分楽しめる作りになっており、そこらへんのバランス調整は良好。 『ゲーム内に引きずり込まれる時プレイ開始時に選択したキャラクターに強制変身』と言う設定を非常に上手く活かしており、見た目タフガイなザ・ロック氏がヘタレな性格だったり、『ステータス上弱点に設定されてるケーキを食べると死亡(爆発)』等、現実を舞台にしていたら荒唐無稽な内容を違和感を持たせることなく且つ面白おかしく演出できていた。 『主人公のスキル登るの活用法』や『リスポン時は画面外(上空)から』等ゲーム上のシステムを利用した活躍もどれも質がよく『なるほど』と感心させられた。 とまぁ全体的な評価も一応書いたが、本作最大の功労者は『中身はギャル、見た目はメタボオッサン』になってしまった彼女(彼?)であるだろう。 『磨き上げたプロポーションが一瞬で消滅して悲しむデブおっさん』『ゲーム内のイケメンにメロメロになるデブおっさん』『立ちションで感動するデブおっさん』『女子力高い発言を連発するデブおっさん』『美人ゲームキャラに男を誘惑する方法(女視点)を実演するデブおっさん』『何気に突っ込みも上手なデブおっさん』『吹替え高木渉』等どれもこれも破壊力抜群。  総評 『ゲーム内に閉じ込められる』と言う設定を至るところで上手く演出しており、劇場にも子供が沢山いて且つみんな大笑いしていたように、非常に完成度の高い大人も楽しめるファミリー向け映画だった(下ネタもあるけどね)。
[映画館(吹替)] 8点(2018-04-16 06:00:31)
5.  SING/シング 《ネタバレ》 
終盤のショーにステを全振りした潔さ。 ストーリーも映像も演出も悪くは無いが『普通』、ぶっちゃけパッと見は『ズートピアをソフトにパクッた感じ』だが、本当に終盤のステージは良かった。 吹替えの演者さんがそのまま歌も歌うので、そこを考慮すれば納得のキャスティングだし、通常の演技も(畑違いの方と考えれば)十分上手だった。 ただ、どうせなら坂本真綾さん演じる主婦豚相方のダンス豚を鈴村さんにして夫婦デュエットを聞きたかったが残念。 主人公は立場的に後半歌わないので影が薄いが、実は踊り好きだが自身では苦手と思っていた主婦豚やピアノ経験が少ない気弱ゴリラに弾き語りを勧めたり、ハリネズミちゃんの主張(と自作の歌)を認めたりと、プロデューサーとしての能力の高さをしっかり演出しているので、終盤への『溜め』である中盤でしっかり影の立役者としての役割を果たしていた。正直中断したショーでのイカ演出でベテラン歌手を唸らせたりしてるのになんでここまで落ちぶれたのか不思議。  総評 とにかく終盤のショーが良かった。ただそこだけ観れば良いわけでなく、それまでの過程も見てこそ楽しめるようになっている。ただその過程が無難と言うかそこまで面白くないのが欠点。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-12-09 06:46:57)
6.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
ゴジラに敵対する凶悪な怪獣や、スーパーXやモゲラと言ったステキ兵器とのバトルが無い点は、『VS』シリーズで育った私としてはいささか物足りなさを感じてしまった。 しかし、それに関しては予告の時点で初代を意識した作品になることは想定していたし、むしろ思っていた以上に娯楽性があり個人的には良かった。 序盤の政治家たちがゴジラ出現で右往左往するシーンは、本人たちは至って真面目だが端から見ているとどこかドタバタコメディを髣髴させると言った、劇パトを思い起こされるような印象を受けた。 また、登場人物の行動もどこか『アニメっぽい』印象を受けながらそれでいて無理やり感も無く、ここらへんはアニメと実写両方の監督をしている庵野さんの経験が上手く活かされていると感じた。 CGに関しては素晴らしいの一言。特に都心部に現れたゴジラは、これまで私が見たどのシリーズよりも『ゴジラが本当に東京にいる』感が出ていた。アングルや演出も、過去のミニチュアセットやCG技術では難しかったようなものも随所に見られ、とことんシンゴジラの勇姿(?)を堪能できた。 ゴジラの代名詞たる熱線も、最初はただの炎の奔流からバーナーの如く徐々に収束していき、最後はレーザーへと変貌していく様子は実に格好良い。 ストーリーに関して言えば『エヴァや陽電子砲と言った超兵器が無いネルフの皆さんが、ゴジラ相手に知恵を絞ってがんばる』と言った、悪く言えば『ヤシマ作戦の焼き直し』だが、『ヤシマ作戦の演出を対ゴジラ用に上手く落とし込んでいる』と言えなくもなく、不必要且つ過度に類似した演出を加えていることから、庵野さんも確信犯なのだろう。。 後半になるにつれて、シリアスさを増しつつもバラバラだった登場人物達が少しずつまとまっていくので、ドラマパートが多いにも関わらず退屈しなかった。  総評 多少エヴァ成分が強めなのが気になるが、それでも決して独りよがりな演出や話になることなく、どの世代のゴジラファンでも最低限は楽しめる作品に仕上がっており、実際は違うかもしれないが、ゴジラだけでなく、ゴジラファンに対しての気遣いのような庵野さんの愛を感じられる作品だった。 少なくとも、私の人生で数少ない『恐らく全力で殴っても罪悪感を感じなさそうな人』にカテゴライズされている某監督の『ゴジラの名を借りた駄アクション映画』とは比べるだけで失礼に当たる程の良出来であり、そしてその『最終蜥蜴合戦』以降止まっていたゴジラ(日本製)の歴史を進めてくれた庵野さんには筆舌し難い感謝の念しかない。もう10年掛かろうが未完で終わろうが構わないので、お体に気をつけてゆっくりもう一方も製作してください。待ってます。
[映画館(邦画)] 10点(2016-07-30 00:28:11)(良:3票)
7.  ジュピター 《ネタバレ》 
平凡な女の子(地球人)が実は宇宙人(地球人には気付かれてない)の遺産相続人で、彼女を迎えに来た傭兵と恋に落ちたり、その座を狙われたりする。 と結構ベタベタなラブロマンスものですが、遺産相続=血筋とは別にDNA情報が100%一致する者を生まれ変わりと認定し、故人の遺産を引き継ぐ権利がある。なので、一度は故人の遺産を相続した息子2人(このままだと没収)があの手この手でヒロインへの相続を妨害しようとする、と言う設定は結構面白かった。 女性のキャラ付けが良く、上記兄弟の姉は妨害をせず、むしろ世界観解説やヒロインの遺産相続を手助けしたりと、母親を愛していたことが伝わってくる。味方戦艦の艦長も厳格ながら、作戦成功に必要とあらば一度裏切った人間(理由も同情できる)を起用したり、無茶な作戦を立場上静止しながら影で激励したりと男前。そしてヒロイン、突然のびっくり展開に慌てながらも何とか順応しようとしたり、主人公とは両思いながら、立場等を考慮して遠慮する彼の気持ちを汲んであげたりと出来る女性。そして家族を人質に彼女が相続した地球の権利(この設定も好きなヴァンドレッドに少し似ていて嬉しい)を奪おうとする長男に気丈に対応し、自分と家族の命より地球の平和を選ぶ男前。 CGは確かに凄いが、マトリックスみたく独自性は無く単にド派手なだけ。 また、ヒロインの遺産相続を狙う兄弟も手法こそ違えど目的は同じなので、それを順番に解決するために「起承転転転結」と転の部分が似た感じでかつ若干長ったらしく感じてしまった、いっそうの事弟は善人で劇中で兄に諜殺される展開のほうが良かったとも思えた。 あと、ロボット兵器が出るのだが、ファンネルもどきと戦ったりバリアに突撃して故障したりとあんまし格好良い描写が無かったのが残念。  総評 マトリックスと比較するのは流石に酷だが、ド派手なCGを使ったSFラブロマンスアクションとしては十分見て得する出来だった。
[映画館(字幕)] 7点(2015-03-30 17:26:38)
8.  SHORT PEACE 《ネタバレ》 
○オープニング 『昭和版不思議の国のアリス』的雰囲気で悪くない。  ○九十九 九十九神化したゴミに襲われた旅人が片っ端から修理して供養していくお話。 話の内容や分かりやすさ、そして程よい尺等から『ハイグラフィックなまんが日本昔話』といった感じで、掴みの作品としては上々。  ○火要鎮 火消しの男性に恋をした箱入り娘が火事を起こして男との約束(具体的内容は不明)を果たそうとするも・・・と、話自体がオーソドックスと言うか微妙なのだが、その説明すらかなり端折り気味で『火消しのお仕事』を少し勉強できる位。 作画は巻物の上で描かれている画が動いているような演出を『最初』はしている(ケロロ軍曹のコミック先頭のカラー部分でやっていたようなやつ)が、後半はカメラワーク等普通のアニメになってしまい、ただ上下の黒い部分に柄が付いてるだけになった。  ○GAMBO 村から娘をさらう鬼(宇宙人?)が目を付けた少女を守るため白熊が戦うだけ。少女と白熊の関係や鬼の正体等何一つ掘り下げずただただバイオレンスに血しぶき撒き散らして戦うだけ。『ハイグラフィックで残酷描写』的なコンセプトなのかもしれないが、正直AKIRAの方が断然エグい。  ○武器よさらば 荒廃した東京を舞台に、危険な武器を回収、破壊するお仕事に勤しむおっさん達の話。 簡単に言うと『近未来版スプリガン』。 真新しさは無いが綺麗且つ迫力有る作画、パワードスーツを着た登場人物達が無人兵器を倒す方法もかく乱やけん制、トラップに包囲・飽和攻撃と合理的且つ目まぐるしいアクションが繰り広げられるので『SF版狩りゲーのアニメ』みたいで1番面白かった。 キャラの個性付けも最低限できていたり、ラストのオチもベタだが、そこに至るまでの過程の重さに反して生き残った男の馬鹿馬鹿しい行動などでブラックジョーク的な皮肉を利かせてあり良かった。  総評 あまりにも各話ショート過ぎる。OPと九十九はその尺にあわせた構想になっているし、武器は一番尺を貰えていたが、残り2作は尺を考慮していないためまともな起承転結すら描けていない。 演出や作画の披露作品と見ても何一つ魅力が無く、作画技法で言えば『あしゅら』のほうがよっぽどすごかった。 とりあえずレンタルで十分かな。
[映画館(邦画)] 4点(2013-08-01 11:25:56)
9.  G.I.ジョー バック2リベンジ 《ネタバレ》 
もう『登場人物(味方)は一新され前の伏線や多少あった個性も放棄、全員勘違いオシャレ系スカシ野郎になり魅力消滅』とか『パワードスーツ等SF的ギミックも無くなり普通の銃撃戦のみのアクション』とか『弱過ぎる精鋭部隊G.Iジョー』とか霞む程脚本が・・・。 前回はある程度の整合性やドラマ性があったが、本作では登場人物の行動がことごとく奇怪(しかも面白くもない)なのに物語が進んでしまうと言う『This isご都合主義』連発と言うかそれしかない。ドラマ性?っぽいシーンはあるがやはり『This is 陳腐』。 ストーリー 偽大統領『証拠は無いがG.Iジョーが裏切ったからいつの間にか組織したコブラチームで攻撃だ!』→G『きっとあんな大部隊(そうは見えなかったが)を動かせる大統領が裏切ったんだ!』→前の敵ボス救出作戦(本作のピーク)→G『大統領の口調や組む指の方向が昔と違ってる!偽物だ!(旧作で長期間変装相手の癖等勉強したのに)』→白忍者捕獲大作戦、眠らせてお持ち帰り→意味不明な偽大統領証拠集め→白忍者『俺が前作敵で正義の脇役を嬉々として殺したのは、組織内にいる俺に師匠殺しの濡れ衣を着せた奴を倒すため、前作でできた?知らん!』→サミットにて偽大『核兵器を捨てよう、嫌なら各国にミサイル発射』→各国偉人『なにぃ?ならこっちも核発射!』→偽『嘘だよミサイル自爆』→偉『ならこっちも自爆だ』→偽『これで核兵器は世界から消滅、弾頭の回収?コトバワカリマセン!。あ、ちなみにいつの間にか打ち上げていた衛星兵器で君達狙ってるから降伏して』→ここ(かなり終盤)で敵ボス登場→10分も経たずに忍者乱入でヘリで逃亡(これで出番終了)→何故か大事な衛星兵器制御機を陸路で運ぶ敵幹部(ボスはヘリで逃亡)→劣化ガンカタの末倒され野望阻止→主人公『全ての脅威を排除』(できてないよ)→終→絶句。 私だって洋画はおろか物語に完璧な整合性を求める気は無いが、それにしたってもう突っ込むとかそれ以前に、この脚本を見たスタッフは『ヤバい!』と思わなかったのか? 加えて、製作者のエゴや主張、こだわり等を入れることに夢中で話が崩壊するとかあるが、本作はそう言った要素は無く、純粋に低レベル。 総評 話以外の要素も万遍無く旧作に劣っており見る影もない。 ただただ眠気を誘う詰まらなさに圧倒された。 『3』は是非監督と脚本を代えるか『1』に戻して欲しい。
[映画館(字幕)] 2点(2013-06-08 00:10:01)(笑:1票) (良:1票)
10.  白雪姫と鏡の女王 《ネタバレ》 
女王がエステしたり白雪姫にチクチク嫌味を言ったり、財政難な王国を立て直す為イケメン王子と結婚しようとしたり等全体的にオバサンチックになっていたのは面白かった。 所々入るギャグも悪くは無く、何より本編中で結局1人も死ななかったりそれでも納得できるよう改変されているのは中々上手だった。 ただ終盤はお約束のシリアス展開に少し残念、どうせなら白雪姫も18年間引きこもっていた結果、根暗腹黒なワガママお嬢様にして『姑と小姑の低俗対決』的ライトなノリで最後までいってくれた方が良かったかな。 あと散々女王に仕えていた大臣が何のお咎めも無かったのも不満、まぁバッタと×××されてるんだから罰は受けたと言えば受けたかな? 総評 どうせならもっとギャグに走った方が良かったと感じてしまった惜しい作品。コンセプトは悪くないんだけどなぁ。まぁ少なくてもちょっと前にやっていたスノウ○ワイトよりは面白かった。
[映画館(字幕)] 5点(2012-09-18 00:15:17)
11.  人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 
 ケルベロスシリーズは『犬狼伝説』を読んだ位です。 昔VHSで見た時は内容が全然わからなかったが、それでも記憶に残っていた一作。  今巷で溢れている萌え萌えキュンキュンメロメロハッピーなアニメ(いや、これら全てが駄目とは言いませんよ)とは真逆な作品。 話、登場人物、作画、設定等全てが重い。だがそれらが織りなすハードボイルド的雰囲気がたまりません。  話も各組織間の派閥や牽制、行き過ぎた実力行使や馬鹿し合い等良く出来ており、正に大人向けのアニメと言った印象。  『近づいてきたヒロインがスパイ』等構成的にもベタな所はあるが、それに童話『赤ずきん』のエッセンスを加えることで非常に濃密で魅力的な内容になっている。  ラスト、ようやくおばあちゃん(心を許せる相手=主人公)に会えた赤ずきん(ヒロイン)であったが、実はそれは狼(ヒロインの裏に存在する組織をおびき出す為に騙されたふりをしていた)であった、と言うところまでは純粋な現代版へのアレンジだがそこから、赤ずきんと自分をダブらせたヒロインが『どうしておばあちゃんの目は、どうしておばあちゃんの耳はどうして・・・・』と叫ぶシーン。この時点では主人公はおばあちゃんにも狼にもなることができたはず(主人公も『それはお前が良く見える用にだよ』的なごまかしをせず沈黙し続けるのがその証拠かな?)、でも結局は狼であることを選んでしまった・・・・その後猟師は出ず、結局赤ずきんは食べられて終わり・・・ここのくだりがズシンときました。 
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2011-07-09 15:12:05)(良:1票)
12.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
 恐らく『戦争映画』を作る上で99%の監督が描くであろう戦闘シーンを描かなかった異作。  『ここで戦闘があるだろう』と言うシーンでも何も起こらない、次こそ何かあるかと思えばやはり何も起こらない。視聴者からすればストレスにすら感じるが、これって作中の兵士との心境をシンクロさせる見事な演出だと思う。  必死に訓練して、砂漠のど真ん中に放り出され、命の危険を感じる、それでも敵と戦い生き残ることで快感と開放感がそう言ったストレスを紛らわしてくれる。だがもしそれすら無ければ・・・・。  不謹慎な表現かもしれないが、例えばあなたがゲームをしていて、何時間もレベル上げを行い、難しいクエストをこなして装備やアイテムを集め、準備完了で魔王の城に乗り込む。一歩進むごとに様々な演出が気分を盛り上げ、コントローラーを握る手にも力が入る。だが結局敵は現れず、魔王も戦わず降参してしまった。激怒するでしょう?  それがリアルの戦場で起こった場合人間がどうなるか、と言う今までにない切り口で『戦場に赴いた兵士たちの精神』を描いた作品。  うーん説明が難しい、とにかく『斬新な戦争映画』を見たければご視聴あれ。  演出も終盤の油田のシーンは非常に神秘的で面白かった。  上記の内容とは別に『スタンドバイミーの大人&戦場バージョン』みたいな響きに興味が湧いた人にもお勧めです。
[DVD(吹替)] 9点(2010-10-30 16:48:24)
13.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 作品の出来としては6点。引くぐらい見事な悪である殿様を暗殺すべく立ち上がる13人の漢。状況説明や準備と合戦との尺のバランスが丁度良く、肝心の合戦内容も笑っちゃうような仕掛けや13VS200と言う戦力差を覆す無双パワーテンコ盛りで最後まで飽きずに見れました。  ラスト、首と胴を切られても『山育ちで治りが早い』と言う理由で復活した伊勢谷さんは、ラストの『この作品はフィクションです』のメッセージと相まって、純粋なエンタメ作品として見てほしい監督なりのメッセージと取れ、その潔さには好印象。  そして+2点の理由。はっきり言って私はCGや銃撃戦、ワイヤーを使った格闘等を入れた日本のアクション映画はアメリカの足元にも及ばないと思っている(勝負できそうなのはGOEMON位)。そこで本作はその土俵で勝負せず『殺陣』や『侍』『武士道』等アメリカには真似できない(できても似非モノ)日本独自の要素で勝負しているので非常に新鮮に感じた(印象としては武版座頭市や7人の侍のアクション部分を強調した感じ)。確かに『殺陣が単調』『敵に魅力的なキャラが少ない』『13人全員のキャラ立てが出来ていない』『みんな負け方が一緒』等改善点はあるが、それを差し引いても『ジャパニーズ・エンタメ・アクション』の1つの可能性を示した本作の存在意義は大きいと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 01:36:28)(良:1票)
14.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
 『絶海の孤島に存在する精神病院から患者が脱走』『犯人逮捕のために捜査官が派遣』『何かを隠している病院関係者』『捜査官にはトラウマがある』『やがて幻覚を見始める主人公』『なにが現実でなにが虚像なのか疑心暗鬼に』。  以上の設定から思い浮かぶ結末・・・・そんなところです。少なくてもそれ以上に驚ける程のものではありません。私はあまり先の展開を考えて観たりしないので純粋に楽しめましたが、先を読みながら観賞して予想を超える結末を楽しみにしている方には合いません。  そしてとにかく終始うるさい。『突然大きな物音』『暗闇から突然飛び出してくる人間』等ホラー映画じゃないんだから・・・・。  まぁ作品自体にそれほど文句ありませんがそれ以上に問題が。  本作の広報担当した人間馬鹿ですね。あんな無意味にハードル上げてどうするの?結局ハードルを遥かに下回る出来だったし(二度目ですが決して作品自体はそれほど悪くはありません)。『観に来させればこっちのもの!!』みたいな下種な考えじゃこの先しんどいですよ。てか社会人として恥ずかしくないの?  作品の出来としては5~6点ですが、配給会社の対応が最悪でマイナス。  『謎が解けるまでこの島を出ることは出来ない』だっけ?解けても島出られなかったじゃない。お前らちゃんと観たの?
[映画館(字幕)] 3点(2010-04-18 21:29:22)(笑:2票)
15.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
シャーロックホームズに関する知識は『推理モノの元祖』位しかなく、興味もそれほどあるわけではありません。  一言で表わすなら『キャラゲー』ならぬ『キャラ映画』。『シャーロック・ホームズの世界観を使えばファンは必ず観てくれるから構成とか脚本は適当で・・・』と言う知名度に依存し過ぎている作品。とは言え、たま~にキャラゲーでも当りはあるが、コレに関しては『バン○ム』製の如くキャラ以外がアウトな出来。序盤に逮捕した犯人が死刑になったが、その後蘇生(もちろんトリックですが)して犯行を再開、主人公達も犯人を追いかけると言った内容なのですが、やっぱ詰らない。  『犯人を追いかける』と言っても、途中で行き詰まり結局敵の方から仕掛けてきた所を返り討ちにって感じであんま格好良くなかった。犯人も影で色々動くがそれを見せすぎてしまっている(しかもその間は主人公とニアミスすらない)。コナン君風に例えると『犯人が真っクロクロではなくガッツリ姿が見えてる』『犯人の笑みをアップで見せて手元でゴソゴソしてる所を引いてしまって何してるかわかっちゃう』みたいな感じで『これで何を楽しめって言うの?』と思った。  アクションも所々入るがモッサリしていて面白くない。ラストの犯人とのバトルより序盤の賭けボクシングの方が格好良いと構成に救いよう無し。  肝心のトリックもほとんどが、推理はおろかアクション映画ですらもはや使われない古典的なものばかり(グーニーズ冒頭で首吊りと見せかけたあんな感じ)。確かに『当時』は革新的だったとは思うがそれを今更やられても、かと言って他の所で補い切れているとも思えない。  正直『こんな内容な作品がなんで今も人気あるんだ?』と思ったが、どうやら『原作を読んで感動した方が描いた漫画を映画化した』らしく納得、きっとその漫画家と映画スタッフに実力が無くてこんなことになっているんでしょう。  後半数回、合計5分くらいは眠気に勝てずウトウトしてしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-14 04:08:12)(良:2票)
16.  新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 《ネタバレ》 
 ちょっとだけTV版の感想も。  初めて『ガンダム』と言うものをしっかり見た作品、VとGは飛び飛びでしか見れませんでした。内容も戦闘員としては完成した主人公たちが人間として別の意味で成長する過程が当時非常に新鮮で、ガンダムの格好良さやストーリーの深さ(異議が出ると思いますが、当時はDBや幽白みたいなのしか見てなかったので)と相まって現在でも私の中で2番人気のガンダムとなっています。  そんな私の中の全米が感動したTV版の後日談的作品。今更話すことでもないですが、話としてはジジィと小娘をダシにして『真の平和』へと人類を歩きださせるとでも言えばいいのでしょうか?元々OVA全3巻なので、尺の割には良くまとまっていると思います。  デュオ、カトル、トロワの三人は相変わらずで五飛は欲求不満に、ヒイロはスパッツを脱ぎ捨て少し丸くなってました。  五人の昔話が聞けたり戦闘シーンが気合入っているのは嬉しいですが、『真のオペレーションメテオの説明いる(ある意味TV版否定)?』とか『サーペントってビルゴより弱そう』等不満点も。  おまけに内容はほぼOVA版なので、ほかの方も言っていますが劇場版にする意味とこれに金払う意義が少ないのも事実。  しかし私はそれを差し引いても10を付けます!物語中盤のウイングガンダムゼロカスタム(私の中のNo.1 MS)出撃シーン。OVAでは何とも思いませんでしたが、劇場版のテーマ曲である『LAST IMPRESSION』をBGMにしただけで鳥肌ものの映像に!ラストでヒイロがリリーナの護衛(OVA)から町の雑踏に消えていくシーンに変えたのも、自分の能力を使わずに、平和に暮らし始めたと考えれば評価できます。   デュオファンの方には、エンディングで値切りしている彼のおさげが犬の尻尾のようにフリフリしているのがグッと来るとだけ言っておきましょう。   細かいことをダラダラと申し訳ありませんでしたが、最後に一言。ラシードとグラサン!工事現場ではヘルメットしろ!!同業者として見てられん!!
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-17 16:38:05)
17.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 
 完成度の高いエンターテイメント作品。主要キャラの性格も良く(個人的に相棒の黒人がナイス)、邪魔にならない程度に掘り下げもされています。  ストーリーは穴だらけですが、これはアクションを見る映画なのでそこは目をつぶりましょう。  特筆すべきは中盤のカーチェイス。追い掛けっこ系はもはや完全にマンネリ化した感がありますが、ヒーローサイドがパワードスーツで車(悪役)を追いかけるシーンがすんげぇ新鮮で面白かった。車を飛び越え、電車の窓を突き破り、ミサイルを超アクロバチックに避けながら(CMのところですね)爆走するメタルヒーローはムチャムチャカッコイイ(ここでも相棒の黒人が光る!車にひかれた瞬間吹いてしまった)!!  ヒーロースーツの出番が少なかったのが少し残念ですが、スカッと楽しめる映画としてはかなり良い出来です。  ただ、続編への引っ張り方が露骨で嫌。個人的には『そう言えばあいつどうなったのかな?』的な感じで続編を臭わせてほしいのですが、思いっきりそのシーンを主張して本作ではスルーするので観終わった後のスッキリ感がイマイチなので-1点。  続編早く作ってほしいですし、また劇場に行きます。  暇つぶしに観ようかな考えている方には十分進められる作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-18 10:57:12)(良:1票)
18.  ジャンパー 《ネタバレ》 
 チケット代1000円でよかったです。  見てる途中眠くなった、エンディングが始まった瞬間帰宅、続編(出そうですけど)出ても良くてDVD鑑賞と見事に3拍子そろった駄作品。  内容も薄っぺらく、B級映画に見られる真面目なお馬鹿設定もないので誰も楽しめません。。  能力を使って銀行強盗をした主人公を殺そうとするジャクソン君(ちなみにこの時主人公との面識は無し)。8年後、電話で『手がかりを見つけました!』と仲間から一言。次の瞬間主人公の部屋にいるジャクソン君・・・・ん?『手がかり』って何だったの?  作中でジャクソン君はジャンパーを強敵と認識しているんですが、何故か主人公宅へは一人で向かいあっさり逃げられてます。  失踪した母親がいますが、『苦労したよ』の一言でアッサリ発見。手がかりゼロから見つけるなんて、よほどの名探偵を雇ったのでしょうか?  ヒロインも、異能力者で銀行強盗をした主人公を軽蔑しますが、5分後『さっきはごめんなさい』とアッサリ謝罪。ちなみにその5分間はほぼ気絶していました。彼女の心境を一遍させてしまうような良い夢を見たんでしょうか?  基本ジャクソン君達はアンカーを発射できる電気棍棒で敵を動けなくして専用のナイフで刺し殺す(この行為は儀式で、宗教団体らしいので銃を使わない部分は一応納得しました)んですが、電撃食らった主人公は数十秒後には復活。オイオイ・・・・主人公はタフガイではないので、常時バッテリー切れだったんでしょうか?  ストーリーも見事なヒーローモノの王道、異能力に目覚めはっぴーに暮らす主人公→追われる主人公に仲間ができる→彼女が敵の手に→彼女ごと敵を殺そうとする仲間と対立→能力がパワーアップし敵撃破→銀行強盗でいまだ罪を償っていない主人公と仲良くジャンプするヒロイン→ハッピーエンド(?)。  この情報から内容を想像してください。それより酷いです。尺80分前後と短いのでただでさえ早足なのに彼女との旅行シーンがムダに長い。8年ぶりに会ったと言うのに、ローマに連れて行ってもらっただけでアッサリ主人公とベッドへ・・・・尻軽女め。  CGも『エックスメン2』よりショボイと救いようがありません。旅費で制作費を使い過ぎたのでしょうか?  長文で申し訳ありません。最後に一言『早まるな、他にも良い映画はいっぱいある、アメリカンギャングスターがまだやってたらそっちに行こう!』
[映画館(字幕)] 1点(2008-03-02 00:39:19)(良:2票)
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