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1.  ジャンパー
テレビシリーズまとめたやつかと勘違いして「それならこのハショリ具合も仕方ないか」って思ってたけど違うみたいで…;(続き物でしたか;)脚本雑すぎ…?;人は人との出会いや関係の中で成長していく。その場限りの人間関係しか持てない主人公が未熟なのは逆にリアル。まともに働いた事さえないだろうしな~あくまで「普通の人間」なのは良かったが、その孤独感がもう少し欲しかった。パラディンの暗殺はどう考えても許されない。ジャンプ能力で殺し屋でもやっているならともかく、ケチな泥棒に対し「死」の制裁とは…しかも家族を含む関係者まで殺している。正義きどりな分悪質。明らかに狂信者「カルト教集団」である。「少数の異端を認めない多数派の虐殺行動」VS「少数派のアイデンティティ」の戦い、とみれば深いテーマがあるかもしれない。(パラディンは過激なキリスト教徒とダブるところがある。中世からってのも含みを感じる)個人的には「ジャンプ能力を使ってスリルを求めるうちに、大泥棒になって世界中のあらゆる美術品を盗む怪盗になった(盗んだ後はすぐ返す)その怪盗を追う警部との心理戦、頭脳戦」って設定で観たかったかも(ルパンと銭形警部みたいな。最初の銀行の時にちょっと期待したのよ;)
[地上波(吹替)] 4点(2011-03-31 10:44:18)
2.  シャッター(2008) 《ネタバレ》 
レンタルした時は扉の「シャッター」かと思ったらカメラの「シャッター」だったのですね。定番ホラーなんですが、観賞環境が「夜に部屋で一人」のせいでしょうか、結構怖かったです。その後寝たら夢にも観てしまったし;「心霊写真」っていうのが個人的に「怖いツボ」だったようです;ハミングして後ろにいるのが妻だと思っていたら、その妻から電話がかかってくる。そういう日常的なさり気ない部分が、実際にありそう怖い。「ターミネーター」シリーズで「無表情にも演技力がいる」事を知りましたので、奥菜恵の霊っぷりに彼女が演技の上手い女優だったのに気づきました。アメリカまで憑いていっていたのに、今頃復讐し始めたのはベンが結婚したからでしょうか?日本に帰ってきたから?でも、舞台を日本にした意味があまりないような?最後に「ベンに憑いている」姿がポラロイドカメラに写るシーンでは「ぞっ」としつつも半笑い;そりゃ重いだろうよ!ウエトレスさんも驚くわ!しかし、その後のベンの行動が「?」です。どうして自傷行為にはしるのか分からない。降ろしたい、のだろうけどちょっと無理があるような?病院でのベンに「憑いている」姿はオーソドックスで怖い;最初からその「憑き方」でよかったんじゃ…;
[DVD(吹替)] 6点(2010-02-16 13:47:55)(笑:1票) (良:2票)
3.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
観賞前はジュノVS世間かと思っていた。里親探しが大変だったり、学校でいびりに合うが負けずに奮闘する話かと。が、良い親友や家族はいるし里親もすぐに見つかる。冷たい世間の表れである放射線科医には、義母がきつい一発をおみまいしてジュノの気持ちを守ってくれる。この映画の言いたいとこはそこじゃないらしい。代わりにじっくり描かれるのは里親との交流。この映画は「その人のありのままの姿を愛する大切さ」を訴えているのだと思う。現実社会は「型」が押し付けられている。「勝ち組になれ」「リッチな生活しなきゃ不幸」「煙草を吸う人はダメ」「太った人は意志が弱い」などなど。固定観念に縛られ、とっても息苦しい。本当に人として大切なところはそこじゃないでしょ。私はヴァネッサに感情移入しました。前の養子縁組で何かあったのか、彼女の態度はとても頑です。マークに大人になれと強要したり「大人にならなきゃ子供がもらえない」と、強迫観念にとらわれているようで苦しそう。でも、そんなマークが好きになって結婚したんじゃないの?マークもヴァネッサは子供が産めなかったとしても受け入れて好きになったのではないの?自分を否定されてマークはすっかり自信を失ってしまったみたい。私はヴァネッサがこれから子供を育てていく中でその気持ちを取り戻すのではないか、と思ってます。「ありのままの姿を愛する」という愛情を最初にくれるのは親(普通は;)。親が子供を愛するのは良い子だからでも優秀だからでも実子だからでもないのです(ジュノの母親が義理っていうのは結構重要かも?)家は自分が自分でいられる場所だから、受け入れてくれる家族がいるから居心地が良い。ジュノが好きなのに違うふりしてた男の子がいたけど、ジュノもそうだった。人の事は分かるけど、自分って分かりにくいものよね~ありのままの自分自身を受け入れるのも大事です(甘やかすのとは違う)私はこの映画は「ありのままの姿を愛し、受け入れる優しい人や社会って良いでしょ?」と語りかけているように感じます(同じ系列でいったら「~ミスサンシャイン」の方が好きかな~;)
[DVD(吹替)] 6点(2010-01-28 11:45:07)(良:1票)
4.  シルク(2007) 《ネタバレ》 
この作品のストーリーは簡単に言ってしまえば「青い鳥」。秘めた情熱に身を焦がし、求めるものを命がけで求めるが、実は家にあったのです。でもストーリーはさほど重要ではないと思う。行動の理由もいらない(忘れる)あれば下世話になったかもしれない。あの手紙の言葉通り「感じ」ればいい。誰一人として、醜い欲望に生きている人がいないのが、また美しい。「沈黙」が雄弁である、と気づいたのはちょっと大人になってからです。「沈黙の音楽」や「無い香りを聞く(ユリの庭)」これはそんな映画であると思う。いつも夫の帰りを待ち、話さない事に何も言わないエレーヌの気持ちがなかなか分からなかったけど、ラストの手紙で氷解しました。彼女も静かな情熱の炎を燃やしていたのだと。表に出さないからといって、冷静なのでも感情が乏しいのでもない。内に秘めた分だけ激しい時もある。手紙というのがまた良い。文字を書く、という行為はその人の体温を感じさせ、肉筆は間接的に「触れる」事になるから。メールなどの文字って結局「記号」だもんな~;艶がないのです;この映画はとにかく「間接的」に情熱を描いている。原の妻である自分が裏切る訳にはいかないので、日本の少女が別の女性を通じて彼と契りを交わした事やエレーヌの深い愛情もマダムを通して彼は知る。(米国映画あたりなら、命がけで日本にやってきた男と一夜過ごした少女が彼の子供を産む、なんて話になっていたかもしれない;それでは、あの美しさが台無しになる;)日本の役者さん達は皆すごかった。台詞も少ないのに、あの存在感と雰囲気を出せる俳優はそうざらにはいない。映像と音楽の美しさと、内に静かな情熱を燃やす登場人物に酔いしれました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-07-31 00:31:06)(良:1票)
5.  シン・シティ 《ネタバレ》 
何が言いたいのかさっぱり分からない映画でした;テーマは「暴力には暴力を」?「皆殺し万歳」?精神的にも肉体的にも「痛み」を排除した映画だな~と思いました。顔の肉食いちぎられても痛がらずに「何すんのよ!」って;そ、そんなばかな…; 「痛み」は感情にもつながるので、登場人物の感情がとても希薄。だから感情移入する事も出来ず、ただ、淡々と観るしかありませんでした。工場見学でもさせられているような気分に陥りました。「この過程の先に出てくる商品(結末)はなんだろう?」みたいな; 結構有名どころな役者さんを揃えたと思うのですが、役者を無駄使いしていた気がしてしまいます;女の子が可愛かったという事で、この点数です。残念ながら私の心には何も残らない映画でした。
[DVD(吹替)] 1点(2009-06-07 09:24:44)
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