4. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 三池監督の映画は初見でしたが面白かったです。他の作品は正直見る気しないので。 えーと、まずみなさんが仰っているいるように吾郎ちゃんの演技は目からウロコでした。 なんかこの人は活舌悪いよなぁと思っていましたけど殿様はきちんと聞き取れました。 正直あのグループの中では微妙な立ち地位置ですが、時代劇のペースがあってるのかも。残虐ぶりもよかったです。アクションシーンは駆けたり跳んだり、観ていて「かっこいい~」と思いました。トニー・ジャー大好きなので、3次元のアクションはワクワクしました。お話もそんな難しくないしこう言った破天荒な時代劇も面白いですね。 みなさんが仰ってるCGですが、あれ牛なんですか?てっきり猪かと。CGのだめっぷりに「PROMISE」を思い出しました(笑)最近はなんだか安っぽいシルク製品のCMでしか見かけなかった松方弘樹も声の張りとか殺陣とかさすがでしたし、市村正親、松本幸四郎と言った大物も見せ場がそれぞれあって安定感を与えていました。最後に伊勢谷なんですけど。アレはナニ?なんで傷跡もなく生きてんの?なんで一人だけ現代口調なの?せっかくの大物俳優の演技をぶち壊す演出のせいで、この映画のコンセプトがどっちつかずになってます。山男の加勢はあった方が絶対いいので、もっと演出を考えるべきではなかったかな? [DVD(邦画)] 5点(2012-04-16 18:44:14) |