1. ジャッジ 裁かれる判事
《ネタバレ》 うーん、前評判が良かったので観てみましたが、自分にはいまいちでした。 全体を通して感じるのは、作り手による感動の押し売りです。 演出が単純であざとく、「どう?いいでしょ、この映画」と、終始、押し付けられている感覚なのです。 個性的な三兄弟と幼少時の事故、父との確執、父の病と死。。。どれもがベタベタに手垢のついた設定で、中盤には食傷気味に。 長男と三男に比べて明らかに外見に違和感のあるダウニーJr。「んなわけねぇだろ…」というキャスティングで、無理があります。 このような超ベタな脚本でも、もう少し力量のある監督が撮れば新味も出たのかもしれません。 しかし本作は、既視感ありまくりで、「ザ・アメリカ」的映画の三流版になってしまっていると感じました。 ロバート・デュヴァルの熱演と美しい街並みに2点です。 [地上波(字幕)] 2点(2016-01-10 15:08:26) |