1. ジョニーは戦場へ行った
《ネタバレ》 若いジョニーの最高の思い出は彼女との初夜。彼女との幸せな日々を思い出すと、つい性欲を催してしまう。でも、これを処理することはできない。なぜなら、彼の腕は爆弾にふっとばされてしまったから。だから、痒いところを掻くこともできない!死より恐ろしい生を行きなければいけない、どんな拷問より恐ろしい地獄から逃げることができない。脚がないから。苦痛を叫ぶこともできない。口がない。自分の無残な身体をみることさえもできない。目もないのだ。この映画を見たあとは、間違いなく、戦争に対する価値観が変わる。 [DVD(字幕)] 9点(2013-08-03 01:40:30) |
2. 仁義なき戦い 代理戦争
実に素晴らしい群像劇でした。シリーズ最高傑作に違いないでしょう。ギスギスしたヤクザの仲が今にも弾けそうな寸前であきちこ跳ねまわって、最後の最後に破裂する寸前で終わりました。面白すぎる!次作への期待感が高まると同時に、ちょっとかわいそうな気がしますね。こんなにおもしろい作品を超えなければいけないプレッシャーは大きかったでしょう。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-10-02 20:20:03) |
3. 少林寺三十六房
《ネタバレ》 メインは修行シーンなので、敵に個性なんていらんのですよ!ちょい役の師範はみんなキャラ立ってたからいいの! ご都合主義的展開が続き、話も大して面白くないけど、修行シーンは本当にワクワクした。総長との格闘も、三節棍を開発するシーンも、魅力的で全く飽きない。最後の方で出てきた弟子は何だったのか?知るか!小麦粉の無駄遣い?そうかもな!将軍との格闘あっさりしすぎ?うるせえよ!総長との格闘がピークなの!下山してからは「修行の成果は必ず活かされる」ってことを言いたいだけなんだから、つべこべ言わず修行シーン見ろ! [DVD(吹替)] 7点(2015-06-06 09:53:33) |
4. JAWS/ジョーズ
悪役のサメがめったに出てこない作りはまさに怪獣映画ですね。溜めが長い長い!その間に人々が右往左往したり結託したりして、クソ映画だとここが鼻持ちならない事になっちゃうもんですが、さすがスピルバーグですよね。ここすら面白いんだから。サメが出てきてからはもう恐ろしいことになるわけですが、一番恐ろしいのはジョーズがシリーズ化されてたことですよ。びっくりした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-06-22 05:26:42) |
5. 仁義なき戦い 完結篇
頂上作戦以上に盛り上がりはないですが、シリーズの最後を飾るにはいい哀愁を漂わせた作品だったと思います。壮絶な物語は終わること無く延々と続いていくということを示唆したラスト10分間にはとても感銘を受けました。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-03 16:58:28) |
6. 仁義なき戦い 広島死闘篇
1作目とは全く異なる魅力を持っていますね。山中とやっちゃんの報われない恋愛に心臓撃ち抜かれたような気分です。梶芽衣子さんへの印象が大きく変わりました。千葉真一の怪演も素晴らしかったですが、出番が少なくて残念ですね。 相変わらずラストシーンは虫酸が走る憎たらしいものでこれまた素晴らしい。観客の感情を上手くコントロールする恐ろしい映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-02 17:14:54) |
7. 仁義なき戦い
見たあとは暫くの間、街の景色が違って見えるタイプの映画ですね。何言ってるのかわからないシーンもありましたけど、面白かった!迫力に圧倒されっぱなしでした。こんな映画が撮れていた時代があったのですね。驚きました。群像劇は人の名前と顔を覚えるのが苦手なのであまり好きではないんですが、役者の顔と演技が濃すぎるせいですぐに誰が誰なのか理解出来ましたよ。何度でも見たいと思える映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-01 17:10:19) |
8. 女囚701号 さそり
溜め込みが長すぎて途中で飽きてしまった。マゾヒズムが過ぎるのではないかと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2016-05-24 08:24:10) |
9. 仁義なき戦い 頂上作戦
過去作と比べるとだいぶ落ちるかなと思います。代理戦争ほどの盛り上がりもないまま若手がドタバタ動きまわっては上をカッカさせるだけに見えて、途中で飽きてしまいました。それでも最後まで見ることができたのは役者陣の演技力のお陰です。まったく素晴らしい俳優ばかり集まったものですね。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-10-02 22:36:43) |