1. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 観やすい映画ではあったが、薄味の印象。 出来すぎな話だなあ、と思っていたら 実話ベースなのだと、後で知って納得。 悪い人は一人も出て来ず、 見事に”絵にかいたようなハッピーエンド”でした。 情操教育にはピッタリだと思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-11-03 09:34:50) |
2. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 昔に一度見たけど内容をほとんど忘れてしまい、 ちょうど"某熱帯雨林"のサブスク枠で登場したので改めて。 日本で三谷幸喜がパロディを作るほどの名作だけど、 改めて観ても非常によくできてる。 事件の内容が、あまり"説明パート感"を出さず、 話の中で自然に明らかになっていくのが、非常にうまい。 最後、決して被告人が罪を犯していないことを立証できたわけではないけれど、 "疑わしきは罰せず"という原則を分かりやすく作品に落とし込んでいた。 登場人物がいい意味でも悪い意味でも"人間らしく"、 誰が観ても楽しめる仕上がりになっているのではないか。 古い作品ですが、観たことがない方は、 一度観ておいて損はない映画と思う。 [インターネット(字幕)] 9点(2024-03-10 09:50:41) |
3. SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁<TVM>
《ネタバレ》 テレビシリーズの流れの中で鑑賞。 テレビシリーズの良さの一つが「現代社会にシャーロックが存在したら」という点だと思うので、 その舞台設定がオリジナルの時代に戻るとなると、そういう作品は山ほどあるので目新しさが薄くなる。 また、現代シャーロックとのつながりを強引に持たせようとして、 テレビシリーズを見ている前提の作りにもなり、中途半端な感じになった印象。 特に後半部の展開が分かりにくい。 主役級の演者さんはハマっていると思うのだが、テレビシリーズの延長として期待すると、 裏切られる感じになってしまっているように思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-27 09:05:01) |
4. 12人の優しい日本人
よくできた映画。 冒頭の何気ない飲み物の注文シーンから、各キャラの特徴を表して、 緻密に練られた感がある。 ところどころに散りばめられた「小ボケ」にリアクション・ツッコミをするキャラがおらず、 スルーされるのがシュールだったが、元が舞台みたいなので、それならば納得がいく。 議論が進むにつれて、有罪派・無罪派の形勢や、 各キャラへの心象も変わっていったので、 その点も楽しめた。 [DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 09:46:37) |
5. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 なかなかテンポがよく(特に序盤)、観やすい作品だった。 第一形態を見たときは、挙動が少々気持ち悪く、 てっきり「これは別の怪獣で、後からゴジラは出てくるのだ」と思っていたが、 進化するにつれ、お馴染みの姿になっていった。 現代にゴジラが出現したらどうなるか?という疑問に 一つのリアルな回答をしてくれたと思う。 (終盤の無人電車の突撃シーンは特に良かった。) また、政治・行政を安易に非難しない内容だったのも良かった。 ただ、石原さとみは悪くないと思うのだが、役柄上仕方ないのかもしれないが、 なんか作品から浮いていたようには思う。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-23 15:03:42) |
6. 人生の特等席
《ネタバレ》 クリント・イーストウッド主演だし、序盤の展開から、 もう少しズッシリと重みのある話かと思っていたが、 案外そうでもなく、むしろ軽い。 指名1位の選手は登場時から既に「かませ犬」感がすごかったが、 道端でキャッチボールをしていた人のボールにかすりもしないなんて、 さすがにリアリティーに欠ける。 最終的には、ありえないくらい全てが丸く収まるので、後味の軽い映画が観たいならいいかも。 最後の「さて、俺はバスで帰ろう」はいい味出してた。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-05-08 09:04:08) |
7. シグナル 月曜日のルカ
《ネタバレ》 終始味わい深い雰囲気で、 レトロ作品の映画館という舞台設定が良かったと思う。 シナリオは、緊張感ほどほどでまあまあ。 ヒロインのキャラが急激に変わる様には少々戸惑ったが、 男性陣の演技は総じていい味を出していて、 全体通しては観やすい映画だったと思う。 [DVD(邦画)] 5点(2021-12-23 08:08:26) |
8. ジョーカー
《ネタバレ》 バットマン関係の内容がチラホラ出てくるものの、 知らなくても十分に理解できる内容。 最後まで観て振り返ってみると、いったい何が主人公の「妄想」で何が「事実」だったのか。 よく分からなくなるので、モヤっとしたところが残るのは否めない。 (もしかしたら全部主人公の妄想なのかもしれない。) もっとバッタバッタと人が死んでいくものと思っていたので、イメージしていたものとは違ったが、 いろいろ考察したくなるというのは、いい映画なのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-25 11:12:34) |
9. ジーサンズ はじめての強盗
《ネタバレ》 文字通り、「ジーサン」達が「強盗」する映画。 強盗自体は運よくうまくいったとしても、 年金停止でお金に困っていた老人の羽振りが急に良くなったら、 さすがに細かいところをもっと調べられて、ボロが出て捕まりそうなものだが・・・ 時計の孫の写真を見て色々察して黙っていてくれた少女など、 いささか「ご都合主義」なのは、「コメディ映画であるがゆえ」ということで納得することにした。 気楽に見れて、時間もほどほどだったのは良かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-03 09:37:22) |
10. 幸せなひとりぼっち
《ネタバレ》 回想部分が長すぎたり、登場人物が少し多くて、話がボヤけた印象。 ゲイの居候の人は1日だけだったのか?気づいたらフェードアウトしてた。(最後の葬式にはいた気がするが。) しかし、まあいわゆる「王道のいい映画」という感じではあった。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-29 11:25:18) |
11. ジョン・ウィック
《ネタバレ》 アクション映画とは総じて多少のご都合主義はあるものだと思っているが、この映画に関してはさすがに展開が粗すぎる。 愛車を奪われ、死んだ妻の遺した犬を殺されたからと言って、あまりにド派手に殺しまくっている。 考えるのではなく感じるタイプの映画でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-05-20 16:04:36) |
12. シャッター アイランド
《ネタバレ》 「精神を病んだ犯罪者収容施設」が舞台という時点で、序盤をある程度見たら 終盤の展開は大方予想が付いた。 これを裏切ってくるのか・・・と思いきやそうではなく。 ただ、余韻を残すラストは悪くなかった。 お医者さんは偉いし大変な職業だなあ、というのが第一感。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-04 10:14:33) |
13. シェフ 三ツ星フードトラック始めました
料理描写へのこだわりは感じたが、映画としては正直面白みに欠けた印象。 個人的には、テーマが取っ散らかってる感じで、入り込みにくく、冗長に感じた。 ダスティン・ホフマンやらロバート・ダウニー・Jrやらがチョイ役で出てきて、 やたら豪華だなあ、と思ったら、主演(兼監督)がアイアンマンやらいろいろ撮ってる大物なのだとか。 どうりで。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-04-04 10:58:08) |
14. 新感染 ファイナル・エクスプレス
《ネタバレ》 伏線に関して、気になる範囲は大方回収してくれるので、消化不良感はなかった。 誰が生存するのか、登場人物が一通り出揃ったあたりで、だいたい察しが付く。 展開は王道なのだが、それでも心に残る作品であるのは、しっかりした脚本・演出・演者さんのお力の賜物だろう。 人にオススメできる良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-30 22:43:12) |