1. 涼宮ハルヒの消失
人気ライトノベルシリーズのアニメ、でその劇場版がコレ。涼宮ハルヒという破天荒な不思議系女子高生が巻き起こすドタバタ日常を描いております。この内容・世界観を理解している事がベースになっている映画なので、完全に一見さんはお断りのパッケージになっております。ただ少しでも涼宮ハルヒを知っている人ならマストな映画です(むしろこの映画を観るために数話アニメ版を観るのも良いと思います)。筒井康隆、星新一といったSF作家が好きで、映画『BTTF』シリーズが好きな好事家に観て欲しい。タイムスリップモノ・ジュブナイルモノに目の無いにオススメです。小生は、長門有希の残したプログラムを起動させた際、PCに出力される言葉のシーンで普通に泣きました。映画館で泣いたのは久々。 [映画館(邦画)] 8点(2011-03-13 23:30:04) |
2. スラムドッグ$ミリオネア
喜怒哀楽の全てが詰まったような2009年度最高の一本。インドの貧民街生まれの貧しい青年がクイズミリオネアに参加し、己の人生をかけてクイズに挑戦する姿を描く。クイズの問題と青年の歩んできた人生経験がリンクしていくシナリオは圧巻で、物語にグイグイ引き込まれる。資本はイギリス映画なので、インド映画のアクの強さは殆ど無し。インド映画らしく最後はオールキャストによるダンスで締める所がGOOD。映画の良さが全て詰まった映画! [映画館(字幕)] 10点(2011-03-13 23:12:14) |
3. スネーク・フライト
『デッドコースター』、『セルラー』のデイビッット・R・エリス監督最新作。数々のア クション映画で助監督を務めてきたエリス監督の職人芸が今作も光る。『速い・観易い・巧い』はもはや映画界の吉野家。アクション映画を極めた者による映像フルコースに舌鼓を打てば、プリオン以上に脳ミソをぐらつかせることこの上なしの出来。中坊が考えたようなプロットをこんなにソウルフルに描けるのだから、如何に監督の手腕が凄いか伺える。 そしてサミュエル・L・ジャクソンさんは名誉木曜洋画劇場俳優に認定! [映画館(字幕)] 8点(2006-11-05 22:40:20)(良:1票) |
4. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 アナキンがダースベイダーになるという、シリーズ中で最も期待されるシーンが演出されただけでも満足。あのダースベイダー独特の呼吸音が聞こえた時には鳥肌が立った。旧シリーズの橋渡しとしては文句なしの出来であるのは間違いないし、新シリーズ中でも圧倒的な密度を誇る内容だと思う。冒頭のパルパティーン救出から、流れるようなアクションが繰り広げられる様は痛快の一言。中でもムスタファーでのアナキン対オビ=ワンは涙なくしては見れません。二つの太陽に佇む子供のルークが、Ⅳへの希望を抱かせるシーンは鳥肌もの。 [映画館(字幕)] 10点(2005-09-22 02:33:37) |
5. スクールウォーズ HERO
《ネタバレ》 照英の喜怒哀楽全開の今作。ファンなら必見か。 オリジナル版で言うイソップ(映画版ではフーロー)の展開に甚だ疑問。 体が小さいという事で、途中からマネージャーに転向。そして照英から「お前はフーローだ!」と小さな大選手になぞらえてあだ名をもらう。そこまではいい。それからフーローというあだ名は一切登場しないし、フーローの出番は見切りシーンのみ。ラグビー部が軌道に乗り出したら思いだしたかのようにフーローの白血病が発覚。花園出場が決まりフーロー死す。あまりにも噛ませ犬なフーローの扱いは少々気の毒でならない。そもそもドラマ版の設定を持ち込み過ぎなのかなと。もっと削って、ひとつひとつをじっくりやってほしかった。 [DVD(字幕)] 3点(2005-09-19 13:23:28) |
6. スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
スパイキッズオールスターの様相を呈している今作。イライジャ・ウッドがフロドよろしくのヘボっぷり(LOTRファンの人ごめんなさい)を見せてくれる。あとビル・パクストンも2より活躍しているので嬉しい。最後に、この映画でラジー賞を受賞したスタローンは気の毒でしょうがない。 7点(2004-03-24 15:22:09) |
7. スパイキッズ2/失われた夢の島
取って付けたような怪獣バトル(ポケモンを意識?)や下品ギャグは子供ウケが良さそう。そのくせスティーブ・ブシェミやアラン・カミングといった大人ウケする曲者を出してくる。そんな監督のセンスに脱帽。 6点(2004-03-20 01:37:58) |