41. スカーレットレター(2004)
《ネタバレ》 これがイ・ウンジュの遺作というのがなんとも切ない。 [DVD(吹替)] 3点(2017-08-28 20:09:56) |
42. スキャンダル 愛の罠
《ネタバレ》 昔捨てた女と16年ぶりに再会してまた関係を持とうとしたら、薬を盛られて監禁されたバカな男のお話。ベッドに縛られた男が、最初はSMプレイかと余裕があったのに、女の狂気を感じてからは顔色が変わってくる。男にとってはただの遊びだったが、女は男を想い続けていた悲劇。男への復讐心と愛憎にとりつかれた女(ラウラ)と、母に張り合って男を取り合う娘との軋轢も加わって。 中身はグダグダで、母と娘の葛藤や、娘が男を誘惑する動機も伝わってこない。イタリアのセックスシンボルだったラウラ・アントネッリも、この頃になるとさすがに年齢を感じさせる。娘役のクリスティナ・マルシラックの若くキレイな肢体が、余計にそれを感じさせる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-06-27 00:25:03) |
43. 西瓜
《ネタバレ》 水不足の台湾を舞台に、西瓜を抱えた不思議ちゃんとAV男優の奇妙な恋。シュールすぎて付いていけず。それに、セリフがほとんどないので状況が把握しづらい。男が女にAV男優をしていることを隠している設定のようだが、それもわかりにくかった。ただでさえ苦手なミュージカルシーンがシュールで、しかも随所に挟んでくる。 好きになった男がAV撮影している場面をいたたまれない表情で見つめる西瓜女。わめく女の口にいきなり男がぶちこんだラストだけは、究極の変態プレイのようでちょっと面白かった。 [DVD(字幕)] 3点(2015-05-12 22:17:55) |
44. スペースバンパイア
宇宙に漂っていた全裸の美女(マルチダ・メイ)が、男に抱きついて精気を吸い取る。 お金はかかっているようだけどB級臭がプンプンで、後半はなぜだかゾンビものに。 ストーリーが行き当たりバッタリにも思える、ツッコミどころ満載のトンデモ映画。 [地上波(吹替)] 3点(2015-05-04 21:17:17) |
45. スチューデント
《ネタバレ》 バツ1ミュージシャンと教員資格取得を目指す女子学生とのラブストーリー。 ストーリーはなんてことないので、ソフィー・マルソーの魅力に頼りきった映画。 『ラ・ブーム』と同じスタッフ。ところが、肝心のソフィーが…。 あれれ?思ってたのと違う…。 ソフィーをいつの間にか頭の中で偶像化しすぎてしまっていたのか、そこまで魅力的には見えなかった。 昔の初恋の相手には会わないほうが…ってのと同じか。 せっかくのヘアヌードも幻にしておいたほうがよかったかもと思うほど、インパクトが薄い。 『ブレイブハート』では年を重ねて磨かれたような気高い美しさが出ていたけれど、ここでは何だか中途半端。 破局寸前だった二人だが、ヴァランティーヌがモリエールの『人間嫌い』をテーマにした口述試験の回答に重ねて、ジャンセンへ心情吐露したことで大逆転。 引用された『人間嫌い』のセリメーヌの言葉――「私をあるがままに愛して。私も今のあなたを受け入れる」 主演の二人がやたら欠点の目に付く役だったのも、ここでようやく理解できた。 ミュッセの引用が答えを導いてくれる。 「この世で唯一清く崇高なものは欠点だらけの男女の結びつき」 これを描きたいがための、欠点の目につく人物造型だったわけだ。 ただ、そのヒステリックなキャラに引いてしまって、感情移入しにくくなった嫌いはある。 [DVD(字幕)] 3点(2015-01-13 23:34:52) |
46. スクール・オブ・ロック
文字通り子供騙しの映画。 サッカーの授業でやたら生徒の中に入って自分でゴールを決めたがる体育教師がいたが、その時の皆の冷めた目を思い出した。 あまりにも素直に付いていく健気な子供たちが不憫に思えてくる。 それに、バンドってメンバーの数人以外は物足りなくて、クラス皆が盛り上がるには一番向いてないと思うけど。 [DVD(吹替)] 3点(2014-08-20 19:03:32) |
47. スイミング・プール
《ネタバレ》 現実と妄想の境目がわかりにくい。 サニエの裸体はエロティックで、ストーリーもミステリアスで最後まで引きつけられたけど、ラストの娘が別人でポカンとなってしまった。 謎解きをちゃんとやらずに放置したままなので、消化不良でモヤモヤが残る。 観る者の解釈に委ねすぎる作品は、不親切で曖昧なので好きじゃない。 [DVD(吹替)] 3点(2014-06-01 09:12:08) |
48. スリーピング ビューティー/禁断の悦び
《ネタバレ》 女子大生がお金のために始めた風俗のバイト。その内容が、睡眠薬を飲んでただ眠っている間に、客の老人が挿入以外は好きにしていいというもの。老人たちのプレイがなかなかマニアック。 何を描きたかったのか、さっぱりわからない。親友のバードマンの存在もよくわからない。アートぶったシュールな作りが鼻につく。エミリー・ブラウニングのスレンダーなヌードだけ。他に何も残らない。 [DVD(吹替)] 2点(2015-08-30 01:55:34) |
49. スカイハイ[劇場版](2003)
人気テレビドラマを映画化するとイマイチで終わることも多いが、本作もそんな印象。 原作の良さを理解しない者が作ると駄作になる典型か。 漫画やドラマよりアクションに重点を置いたのが間違いで、チープで見ていられない。 エロ妖術対決が売りのVシネ『くノ一忍法帖』シリーズからエロ要素を抜き取ったようなC級感。 ちゃんと名の通った役者も使っているだけに、なおさら違和感が強くなる。 [地上波(邦画)] 2点(2013-11-08 19:58:04) |