61. スノーシャーク/悪魔のフカヒレ<OV>
《ネタバレ》 大規模な地震によって、太古の昔から地中に眠っていた?サメが解き放たれる。雪の中を自在に泳ぐ雪ザメ。まさか雪原にサメがいるとは露とも知らない人間たちは、次から次へと食い殺される。 何という発想!何というチープな映像と演出!そして殆ど台詞を与えられたエキストラ的な出演者たち!超低予算作品のようですね。主役?の雪ザメにも特別にCGなどは使われていません。手造りのサメ、サメ、サメ!そして、ヒレ、ヒレ、ヒレ!体力勝負で撮影を頑張ったとお見受けします。 邦題のサブタイトルからして、配給元はコメディとして位置付けているようにも思えますが、作り手は雪原を自在に泳ぐ人食いザメというアイディアに真面目に取り組んでいるように感じました。 が、結果は付いて来なかったようで、いくら奇想天外なアイディアであっても、多少の論理性というか説明は必要だったかなと。 それでも作り切ったことと、何だかんだ言ってこのチープさが結構好きなので3点献上します。 [インターネット(字幕)] 3点(2022-10-24 10:03:20) |
62. スティーヴン・キングは殺せない!?
《ネタバレ》 主な出演者と製作陣が一緒なので、おそらくは熱烈なキングファンが募る思いの余り作ってしまった作品なのでは?と思わせる、パロディっぽい雰囲気なのにパロディってほどではない作品。と言う訳でキングファンでなければ理解不能な内容ですね。オープニングはパロディホラーコメディ的なんですけれど、他のホラー作品のお約束的なモチーフ(アホな若者グループ、お色気女子、湖畔の別荘、不気味な住人などなど)で、何一つ目新しさのないままにグズグズ進むストーリーは、途中で観たくなくなるほど酷くもないのだけれど、全く笑えずパロディ部分も半端で力技。製作者は満足してるんだろうけれど、観客に思いが伝わらなきゃね。 [DVD(字幕)] 3点(2014-04-28 02:41:57) |
63. スキャンダル(2003)
地上波で放映されたものを録画しておいたのですが、なかなか観れずにやっと昨日観ました。が…、観なくても良かったなぁ~、って感じですね。短縮版なのかな、これ?際どいシーンはみんなカットされてるようですね。視覚的というか色彩的には美しいのですが、ひとつひとつのカットは単調ですし、登場人物に魅力もなくストーリーも展開も単調。俳優陣も特に目立ったところもなく、ただ何となく時間をつぶしてしまった感が残りました。まぁ、コレはコレでいいのかもしれませんが、あまりに趣味に合わず3点で勘弁です。 [地上波(吹替)] 3点(2005-04-29 07:28:11) |
64. ステューピッド・イン・ニューヨーク
微妙ですね。テーマがハッキリしないというか、どこを取っても中途半端な感じがします。予備知識なしで観たのですが、初めのうちは何だか解らないままでした。まぁ、結局はハッピーエンドというか、実にお気楽なエンディングなのですが、だから何なの?って感じです。結構魅力的なキャスティングだと思うのですけれど、人物設定も中途半端、ってか紹介したっきりみたいで、見てるこっちは消化不良だなぁ~。ちなみに、原題のような邦題。なんかズレテません?もっとも原題の英語的なニュアンスを私は理解出来ないのですけれど。 3点(2005-02-12 14:15:28) |
65. ZOOMBIE ズーンビ
《ネタバレ》 アイディアはいいかも知れない。アサイラムさんの特徴とも言える、何かの映画をベースにした作品という訳ではなさそう。あ、でもそんなことはないか。最初のうちは動物園の雰囲気やロゴから「ジュラシックパーク」のパロディかと思ったし。それでも、絶滅危惧種が死ぬことによって恐ろしい勢いで感染を爆発させていくというところに、文明批判的でシニカルな要素もあるのかと、これは社会派作品か?と期待したりしたけれど…。視覚効果とか低予算映画ならではの難しさには目をつむるとしても、ほぼ事態の説明とか解明のないなんとも浅いストーリー。この手の作品ではお約束とも言える登場人物の感情移入不能な行動と思考。設定に展開が追い付けなかったというところでしょうか?作りようによってはもっと面白い作品に化けるだろうにな。 ところで、作品紹介サイトのカテゴリに「コメディ」という記載が散見されますが、これコメディ??冗談じゃない。動物虐殺シーンは愛護団体ならずとも極めて不快。その点では最低ランクの映画です。同じ監督で続編があるようですが、何故続編?といった印象です。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-05-28 23:47:06) |
66. スー・チーinヴィジブル・シークレット
《ネタバレ》 あなたはスー・チーファンですか?ホラーファンですか?スー・チーファンのあなた、見てもいいですよ。ホラーファンのあなた、どうか途中で投げ出さないでくださいね。 日本人である私と、香港のスタッフとの感覚の差でしょうか、全く共感も感動も出来ません。当然コワクもない。テーマの見えてこない、怖がらせ映画です。 ただ、冒頭の首無し死体の歩くところ。そこだけはインパクトあったかな?それから、スー・チーのメイク!ちょっと凄すぎます! 2点(2005-01-20 21:19:16) |