1. スウィングガールズ
日本の女子高生、しかも集団となれば、恐らく世界一エネルギー溢れる生き物なのではないか。そんな彼女らが大真面目にジャズやるんだから、唐突に上手くなろうが、練習シーンが少なかろうが、そんなことは全くおかしくない。漫画なような物語も、ベタな笑いも、山形弁に包まれれば全く不自然じゃない。 加速する車輪のように、物語が進むにつれテンションが上がっていく快感。近くに座っていた子供が送っていた拍手。大エンディングの気持ちよさは至福のエンターテイメント。 青春ってなに?と聞かれたら、「それはスウィングだ」と答えよう。彼女たちは青春の伝道師。その輝きにはもう嫉妬すら覚える。 7点(2004-09-12 21:28:11)(良:1票) |
2. スチームボーイ STEAM BOY
もちろん期待はしていたが、小西真奈美が驚くほど上手い。誇張なしで、言われなければプロだと思ってしまうほど。雑誌のインタビューでは「アニメを見て研究した」と言っていたが、真面目な方だろうから、きっと相当練習したんだろうなぁ。自由奔放なスカーレットが完全にハマっていて、とても魅力的なキャラクターになっている。声だけでなく命を吹き込んだというか。 最近はアニメや吹き替えで本業以外のタレントを声優に使う事が批判を浴びているが、本作の小西真奈美、そして真っ直ぐで伸び伸びした声が心地いい鈴木杏、彼女たちがその可能性を見事に証明してくれた。 6点(2004-07-17 19:06:52) |
3. ストレンジャー・ザン・パラダイス
数秒間の黒い空白に仕切られた、四角いモノクロの映像たち。 一つのカメラに映されたそれらが、何て事の無い日常を映し出していく。 喩えるならばアルバムを開いている感覚。 6点(2004-06-01 20:07:18) |
4. スティング
騙されるコトに快感を覚える、唯一の生物ヒト。何とも不思議だ。 7点(2004-04-01 01:36:44) |
5. スミス都へ行く
生まれたときは真っ裸の人間も、歳を重ねるにつれ濁っていってしまう。たとえ本人が望んでいなくとも、この空気の悪い社会の中では。金権政治、スキャンダル、汚職事件、圧力団体、あっせん、鉄の三角関係・・・。これらの言葉は、実際にいま日本の高校の教科書に載っている言葉である。自分達高校生は学校で、日本の政治の黒い部分を学んでいるのである。居眠りを続け、野次を飛ばしあい、スキャンダルばかり報道される日本の政治家に何を期待すればいいのだろうか?自由にものを考える事が出来、自由にものを言う事が出来る。今となっては当たり前の事だが、この自由がどれだけ困難な戦いの末に勝ち取られたものなのか、どれだけ尊いものなのかをスミスは教えてくれる。もっと自覚をもって大事にしなくては先人の方々に申し訳が立たないじゃないか。すべての政治家の方々に是非ともどうしてもこの映画を観て頂きたい。信念を持ち続ける事が想像以上に困難だということは分かるが、しかし信念がなくてはどうにもならないだろうから。 7点(2004-02-17 23:42:30) |
6. ズーランダー
あ~あ、バカバカしすぎてレビューなんて書く気になんねぇや。 6点(2004-02-13 15:13:31) |
7. スウォーズマン/女神伝説の章
香港のロード・オブ・ザ・リング 7点(2003-12-11 22:37:09) |
8. スターシップ・トゥルーパーズ
レーザー銃を使った戦闘訓練、めちゃめちゃ面白そう!あの装備一式ほしいなぁ~ 8点(2003-11-28 18:32:20) |
9. スカイハイ[劇場版](2003)
この監督の映画は全て観てきているが、いつになっても退屈で長いストーリー。もううんざり、こりゃ原作者も怒るだろうさ。アクションシーンはやっぱりかっこいいだけに、尚更もったいない。 北村監督よ、頼む、このまま死なないでくれ。「Versus」で味わったあの興奮、和製アクション映画の新時代到来を予感させるあの高揚感、それが本物だということを証明してくれ。埋もれてしまうには余りにももったいないアクションシーン。監督を愛するからこそのこの点数。 1点(2003-11-09 14:39:58) |
10. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
スター・ウォーズであってこれはスター・ウォーズでない。 6点(2003-10-14 17:51:19) |
11. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
《ネタバレ》 凍っちゃったり手を切られたり、初めて観たときは衝撃だらけだった。 8点(2003-10-14 17:51:00) |
12. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
無条件に大好き。だってスター・ウォーズじゃん 8点(2003-10-14 17:50:44) |
13. スター・ウォーズ
小・中学生の頃に熱狂した『スター・ウォーズ』、久しぶりに観たそれは驚くほど退屈だった。「この映画の面白さが分からないような大人にはなりたくない」と思っていた自分が、どうやらその通りの人間になってしまったようだ。小学校の卒業文集に書いた、好きな映画:スター・ウォーズの欄。その一行がとても懐かしく思えた。けれど子供時代の熱狂が消えることは無いわけで。 8点(2003-10-14 17:50:17) |
14. スコア
こなれた感じが気持ちいい映画。 7点(2003-10-13 21:27:42) |
15. スカーフェイス
《ネタバレ》 た、ターミネーター!? 7点(2003-10-13 21:18:14)(笑:3票) |
16. スワロウテイル
現実と虚構。日常と幻想。光と影。愛と殺人。騒音と音楽。男と女。そもそも、映画には本来ジャンルなど存在しない、そんなものは後から付けられたものだ。映画という世界の闇鍋的作品。不規則で雑多な絵の具により描かれた物語は、岩井俊二という才能によりオレンジ色の空へ飛び立つ。 8点(2003-10-13 20:40:07) |
17. スナッチ
急な下り坂の途中にある大きなカーブを、一度もブレーキを踏まずに猛スピードの自転車で滑りきったような疾走感。そして強烈な快感。ヤバい、キタ。 9点(2003-10-13 11:49:55) |
18. 素晴らしき哉、人生!(1946)
感動できる、泣ける映画は数あれど、人生そのものをこうまで魅力溢れる宝物にしてくれる映画は他に無い。街中ですれ違う、名も知らない他人にも、当然ながらそれぞれの人生を歩んでいる。そしてその人一人がいないだけで、この世界は大きく変わってしまう。あぁ、映画というものが秘めた力のなんと大きいことか!これから毎年、僕はこの映画をクリスマスに観続けていく。そしてその度に、自分はこう叫びたいのだ。「素晴らしき哉、人生!」 10点(2003-10-13 08:37:04)(良:3票) |
19. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
CGアニメの中に人がいる感じ。けどなんだかんだで面白い。テーマ曲とプロローグだけでワクワクできる映画はそうはない 7点(2003-10-12 23:09:41) |
20. ストレイト・ストーリー
アメリカの広大な田舎の風景、しみじみと感動できる映画。ということは、ノスタルジィというものは万国共通だということか。もしくは前世がアメリカ人か 8点(2003-10-12 22:38:10) |