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1.  スリーピー・ホロウ
ティム・バートン色満載の世界。ギミックやディティールの視覚的デザインセンスは流石としか言いようがないが、いかんせん、脚本、なんじゃこりゃーーーーーっ!!!!ストーリーが酷いのではない。脚本家の根本的能力が血反吐ものなのである。あまりに酷いので調べてみたら、アンドリュー・ケビン・ウォーカーときたもんだ!勘弁してくれよー!ケビン・ウォーカーは「ゲーム」や「セブン」を手がけている脚本家。多忙な監督というのは往々にして、描きたい物語の流れを自分で決めて、後の細かいつじつま合わせ等の詰めの作業を脚本家に任せる。私はこのケビン・ウォーカーをクリエイターではなく作業屋だろうと踏んでいる。冒頭からイヤな予感がした。セリフで説明し過ぎる意味のない設定。検死官のジョニデが先端技術信仰者で同僚の鼻つまみ者である設定は今後のストーリを左右しない。先見の銘はあれど有能かどうかさっぱりわからない。母親が狂信的な父親によって殺されたというショッキングな過去を持ち、それゆえに技術信仰者になったという設定になっているのだが、コレもやはり設置を追うだけで物語に緊張感も起伏も与えない。ケビン・ウォーカーの脚本の「セブン」や「ゲーム」でもそうだった。同じテンションがずっと続き、設定をひたすら追っているだけなのである。たとえば、タランティーノの「レザボアドッグス」ではプロット毎に緊張感とカタルシスを与えて、次のプロットを展開していく。ケビン・ウォーカーにその鋭いばかりの知性は感じない。いわゆる、ストーリーテーラーではないのである。大監督が脚本家に細部を任せる限り、こういった代筆的脚本家は名を馳せていくのだが、確実に映画はつまらなくなっていく嫌いがある。今回がティムバートンの作品だったのが非常に残念でならない。でも、まあ、バートンには結構ある傾向かな。物語のカタルシスを得るプロセスは人それぞれだが、私がこの作品を今ひとつに感じる理由はコレだなーーー。
6点(2004-02-01 20:25:21)
2.  スリー・キングス 《ネタバレ》 
コメディーとポップさを加える事でリアル感・シュール感・監督の自虐感に満たされた作品。中東で長年暮らしたという監督は、世の中の不条理に対するいたたまれなさを映画によって昇華し、また世に訴えたように感じる。実際3賢者がやったことは、数人の村人達をイランに亡命するのを手伝ったというハリウッド映画のテーマとしてはあまりに華やかさの足りない使命。とはいえ、現実で同じ場面に直面したアメリカ兵は越権行為だからと、村人が虐殺されていく姿を涙しながら眺めているしかなかったという。映画は現実の我々には決してできない選択を英雄像として身近な形で描いてくれた。勇気と正義って何なのだろうか?彼らに万歳!
9点(2003-11-15 04:43:28)
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