1. 素晴らしき哉、人生!(1946)
素晴らしい作品ですね。ベタすぎるほどの展開なので、この21世紀に作られていたら色々と賛否両論を呼んでいたのでしょうが、戦後間もないこの時代に作られていたことがよかったです。前半は確かに長かったですが(正直休憩を挟んだりもしましたが)、どうにもこの映画には必要な部分なのでしょうがないのでしょうか…それにしてももう少しコンパクトに描いてほしかったような気もします。しかしその前半部分の借りを一気にプラス無限大まで返してしまう後半の力には驚きでした。今まで積み上げてきたもの、失ってきたもの、周りの人や家族や、自分が生きてきたことすべてが愛しくなるような作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-15 02:02:32) |