2. スミス都へ行く
なかなかストレート過ぎる題材ではあるのだけど、面白かった。 キャプラ監督の正義を訴える真面目な部分と温かい優しい部分が作品から感じましたね。 政治家のバックに付く大企業の力、マスコミを操作するという所は今も変わらないかな。 テイラーの指示でラジオ、新聞を手当たり次第に操作をしていく一連のスピード感、お見事。 今でさえ自分を含む一般の視聴者は、知らず知らずのうちにマスコミに印象操作をされているのでしょうから。 議会でのシーンも圧巻でした。舞台も論戦も展開も良く練られてますし、熱いです。 キャプラ作品は、強引な展開になろうが、何故か許容させられます。監督の真摯であり温かい視点があるからだと思います。万歳です。 日本リメイクするならスミス役は松岡修造様が適任ですね。 [DVD(字幕)] 9点(2018-05-05 09:02:45) |