1. 素晴らしき哉、人生!(1946)
今年のGWはキャプラ祭りです。 昔も泣いたけど、今年も泣いた。 ファンタジーなので、当然虚構であって、都合の良い展開などはどの作品でも絶対ある。 「いかにも」の展開で、演技や脚本の巧さがあるだけでは観客は満足しないと思う。 キャプラ監督の作品群にはほぼ共通して正義に対する信念であったり熱さや愛情といったものが感じられる。 この作品も全体的に「演出臭い」部分が多いのだけど、観る者を許容させてしまう力がある。 ラストのあたりなんか、出演者みんな素で楽しんでるのかなあと、今ではこういうのは無理だろうなと観ていて思ってしまった。 昔を闇雲に美化したくはないけど、良い時代だったのだろうと。 [DVD(字幕)] 10点(2018-05-05 09:17:55) |