1. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 普通にまあまあ面白いとは思いますが、三谷映画としては今までの5本の中では一番満足できませんでした。細かな笑いは多いのですが、全体的なストーリーが平板で、ご都合主義的な展開があり、ラヂオの時間やザ・マジックアワーのような終盤のカタルシスも少なかったと思います。キャストは豪華で申し分ないのですが…。今回新たに三谷組として出演した役者さんの中では阿部寛が良かったですね。竹内結子はちょっと役不足(力不足じゃないですよ)な感も。とりあえず、監督が思いついたという「弁護士が幽霊に証言を依頼するシーン」から思いついたという言葉の通り、その場面がすべての映画という感じでした。 [映画館(邦画)] 5点(2011-12-05 00:02:18) |