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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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1.  スペース・カウボーイ 《ネタバレ》 
もう23年も前の映画なのですね。昔友人がロードショーに行き「まあまあ面白かったよ」という感想を聞いたっきり忘れていました。前半は結構面白くて宇宙に行く前まではそれなりに楽しめますが、病気発覚後の後半はよくある展開を経て綺麗に問題をオールクリアし、そして無難で大人な雰囲気のエンドロールを迎えます。  個人的にはイーストウッドが監督した作品はあまり好きではなくて、、何となく偽善的というか型にはまりすぎというか、予定調和的で面白みに欠けることが多いように思います。本作に関してもよくいえば直球的な定番作品、悪く言えば出来過ぎのお手軽作品です。イーストウッドは頭が良すぎて色々詰め込み過ぎるところがあるようで、宇宙に行ってから問題が噴出しまくりますが、そのゴチャゴチャもスムーズかつスマートに難なくクリアしてしまいます。こういうところがまた余計に鼻についたりします。  病気じゃない人間を普通に地球に帰還させ、月を眺めて「ホークは月に辿り着いたはずだ」と言わせちゃうところが凡作でしょうか。。ホークは月面へ向けての公開自殺、フランクその他残りのダイダロスご一行様も全て大気圏突入に失敗して誰も地球に帰ってきませんでしたというオチなら、もっと高評価出来たかもしれません。見て損したというほどの駄作では決してありませんが、見ても見なくても良かった程度の、いわゆる当たり障りのない普通の作品だったのもまた事実。いえ、決して酷評するほど悪くはないのですが・・ 映画としてはある意味致命的な”普通”という評価に落ち着きました。
[地上波(吹替)] 6点(2023-12-30 18:11:21)
2.  スパルタカス(1960) 《ネタバレ》 
TV録画を字幕で見ました。昔の映画なので状況を理解させるための風景描写が長い&そしてそこに差し込まれる音楽がちょっとウザい感じはありました。しかし正しくスペクタクル巨編の名に恥じない壮大な大河ドラマに仕上がっていて雄大な景色、CGではない本物の馬や人間のぶつかり合いは心底素晴らしかったです。キューブリック色は弱く、これなら他の戦争娯楽作品などを得意とする監督に任せても良かったのでは?とほんの少し思ってしまいました。(大脱走の監督とか)  スパルタカス扮するカーク・ダグラスがちょっとオッサン過ぎて萎えますが、ローレンス・オリヴィエを筆頭に全体的にキャストも豪華で、流し見しても大作然としているのは明らか。できればもう少しローマ陣営のうんちくや駆け引きなどのドラマが見たかったのですが、そうなると剣闘士の話じゃなくなっちゃうので仕方がないでしょうか。あと気になったのが、スパルタカスのカリスマ性がいまいちウマく表現されていない点は残念でした。涙涙なハズのラストファイトもかなりアッサリしていて、その理由はやはり彼らの関係性が上手く描けていないのが原因でしょう。ロマンスをもう少し減らして彼の強さや仲間との絆に焦点を当てたほうが良かったのかもねと、素人ながらに思ったり思わなかったり。(でもそうなると彼の愛を知る優しい側面は薄れそうですが)  反乱まではテンポよく進みますが、その後は若干話が停滞します。上映時間を知っているだけにまだ一時間しか経っていないのかと中だるみ感がありますが、眠たいロマンスを抜けローマ軍を迎え撃つあたりから急に話が面白くなってきます。インターミッションを挟んでラストまで一気に見せ切る流れは結末も含めて胸アツ。 私の中で似た作品といえばリドリー・スコット×ラッセル・クロウの「グラディエーター(2000)」です。40年も後に作られた新しい作品と比較しても無意味なのかもしれませんが、やはり「グラディエーター(2000)」の方が完成度が高く没入感は深めでした。(まあ当たり前か)でもしかしながら、剣闘士の物語としては本作のほうが圧倒的に深みがあり、ラストも余韻を残す非常に素晴らしい仕上りでした。総合的に見てどちらか選ぶとしたらやはり本作。これは名作です。
[地上波(字幕)] 8点(2023-08-06 10:41:28)(良:1票)
3.  スーパー!
題名とパッケージから、ヒットガールの二次的な何かかと勝手に想像してディスクを取り寄せました。鑑賞してみてビックリ、あまりのリアルマジグロ路線にドン引きしました。私としてはこの感覚には全くついていけませんでした。  あまりにも酷い映画だと感じたので当シネマレビューや考察サイトなど多数を読んでみましたが、意外にも高評価の方が一定数いることに驚きました。友好的な方は概ね現実的に捉えている方が多いようで、現実世界とシンクロさせてこのイミフな世界観に意味や理由を持たせているようです。仮に現実世界とシンクロさせて考えたとしても、私には一切共感したり理解したりできる部分はなく、これの一体どこが良かったのか?いったい何に共感すべきなのか?基本的な部分すらもわからず、私にとっては全く理解ができない映画という結論に至りました。  真面目な話、コレほど酷評するのは珍しいくらいですが、私の感性には一切合わないし今後一切関わらなくても問題無い作品でした。もしかすると逆説的に、この映画の不幸な主人公に共感できない=私自身、ある程度恵まれた人生を送ってきた幸せな人間なのかもしれないと思ったりもしましたが、どうしたものか・・
[ブルーレイ(字幕)] 0点(2023-07-26 16:05:32)
4.  スコア
久っさしぶりに見ました。1回目=ナニコレよく出来てる映画ジャン!2回目=んー、結構粗が目立つかもしれない。。3回目(今回)=まあ悪くはないけど・・ ねえ。  素敵な風景やキャスト各自の演技力はなかなかのモノですが、全体的に設定が甘いせいで興ざめすることがしばしば。。例えばジャック(エドワード・ノートン)は身体障碍者の演技がほぼ完璧ですが、近所でジョギングしたりとあまりにも適当に暮らしています。ニコラス(ロバート・デ・ニーロ)もそう、危ない橋は渡らない・地元で仕事はしない・仲間を持たない・が心情のはずが、今回はブレまくっています。恋人(アンジェラ・バセット)もなんか合ってなくて、彼女とのシーンは違和感しか感じない仕上がりになってしまっています。(そもそも恋人とのシーンって、いる?)マックス(マーロン・ブランド)なんてもう誰が演じてもいいようなどうでもよい役をブランドがやってるもんだから、マックスのシーンはいちいち意味深で、見ているこちらがなんか困っちゃう感じに仕上がっているんですよねぇ。  まあしかし良い所もあります。二転三転する駆け引き、誰がどう裏切るのか?見つかるのか見つからないのか?ラストギリギリまで色々とハラハラさせられる脚本はなかなか見ごたえがあります。結末も綺麗にまとまっていて設定の甘さにさえ目をつぶれば結構見られる作品だったりもします。デニーロのアクロバティックな体勢が見られる珍しい作品だったりもします。
[DVD(字幕)] 6点(2023-01-04 17:10:12)
5.  スティング
かなり評判が良かったのでレンタルしてみましたが、ちっとも面白くありませんでした。正直、ラストのどんでん返しも普通でしたし、映像や演出も古さばかり目立ってしまって全く楽しめませんでした。つくづく・・ 映画と音楽(と女)だけは他人の意見なんて参考にならないなぁと痛感した作品です。やはり人が何と言おうが自分の感性が一番なのです。
[DVD(字幕)] 2点(2022-09-23 13:50:36)
6.  スタンド・バイ・ミー
公開当時は並程度の評価でしたが年々気持ちが高まってくる不思議な作品です。その理由に自分自身が年を取ってきたというのがあると思いますが、この作品が公開された前年には天下のバック・トゥ・ザ・フューチャーが大フィーバーしており「なんだまたオールディーズ映画かよ・・」と、公開前からかなり雑な扱いを受けていたというのもあります。しかしながらBTTFのおかげでアメリカの50s(フィフティーズ)というノスタルジーにまみれまくった地味映画であっても日本人に広く受け入れられたのもまた事実で、実際ストーリー自体はどうってことのない地味な作品なのにかなりヒットしました。  物語自体は現在40歳以上の人(昭和生まれ)にとっては普通の夏休みの出来事に過ぎません。ただし一ついえるのはBTTF同様に1950年代のアメリカってのは本当に素敵な時代だったんだなということが画面の隅々から感じられます。特筆すべきは全編で流れるオールディスの名曲たちです。選曲が本当に素敵で、今聴いても全く飽きません。 また、ゴーディー(ウィル・ウィートン)の演技が自然で違和感なく、地味担当なのにきちんと映画を引っ張っています。無名時代のキーファー・サザーランド、個人的に大好きだったコリー・フェルドマン(あんまり伸びなかったが)、今は無き名優リバー・フェニックスらも非常に自然な演技を見せています。ここら辺、ただのノスタルジー映画で終わらせずきちんと深みのある人間ドラマに昇華させている点は凄いと思いました。この映画で最大の盛り上がりを見せる彼ら兄弟の対決も、やり過ぎ感はなくごく自然な形でエピローグを挟んで映画を終わらせてくれます。物足りないという意見も理解しますが、この塩梅で映画を終わらせたからこそ、長く語り継がれる名作に仕上がったのではないかと思います。TVで何度もリバイバル放送されていて、もういい加減飽きたので少し低めの点数です。
[DVD(字幕)] 7点(2022-09-22 15:18:47)
7.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス
TVドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ(ジョン・ハリソン役)&クリス・パイン(ジェームズ・T・カーク役)のダブル主演で迫力ある映像が見られます。ただし、映画自体の出来映えはそこら辺に転がっている並程度の普通のアクションSF映画といった程度で、TVでやってたら損はしないかな?といったレベルにしか達していませんでした。自分が年を取ってしまったせいなのか現代のクリエーターたちのレベルが下がってしまったせいなのか、ありがちな映像表現の数々にはもうお腹一杯といった印象を受けました。  昨今のマーベル系やDC系も同様ですが、CGありきの「この表現凄いでしょ?」的な映像はもう要らないですね、これからの時代は映像が凄いのは当たり前で、凄い映像に見合った説得力がある脚本を見せていただきたいところです。毎年駄作を乱発するのではなく、もう少し作りこんでから公開していただきたいです。 本作も全体的に安直なストーリー運びで、もの凄い映像表現とは裏腹に非常につまらないお話だったといわざるを得ませんでした。色んな意味で残念な作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-09-17 17:13:04)
8.  スリーパーズ 《ネタバレ》 
豪華な出演陣&よく出来た脚本なのですがイマイチ乗り切れませんでした。その理由は微妙に判り難い配役とストーリー自体が散漫であった点が挙げられるような気がします。また、長い年月を経てキャストが入れ替わってしまった点も感情移入を許さなかった原因の一つではないしょうか。他の方もご指摘のように「苦労人だったワゴン男」と「そのワゴンにひき殺されそうになった男」の後の顛末が語られていない点も観客サイドの不信感につながっているのではと感じます。  そもそも論として、この物語は少年4名の自業自得の物語です。劇中で神父(デニーロ)から説教があった通りで、彼らは手遅れになる前に真っ当に生きるべきだったのです。それをせずに被害者ぶるのはちょっと都合が良すぎます。悪いことをしたら牢獄に行ってお務めをせねばならない事は小さな子供でも判っています。まずはそれが先なのです。 少年院上がりなのに成功したマイケル(ブラピ)とロレンゾ(ジェイソン・パトリック)は、大変なハンデを背負って勝ち取った未来だったハズですが、それをダークサイドに落ちた友人二人の為にドブに捨ててしまった(ロレンゾはそうでもないが)のもイマイチ腑に落ちません。それくらい闇が深かったのだといってしまえばそれまでですが、そもそも論として、、 以下略  ストーリー自体はよく出来た作品ですし、まんざら嘘でもなさそうな”きな臭い”雰囲気もあってリアルです。しかし何となく胡散臭い部分も多くて作品の流れに乗り切れなかったというのが実際のところでしょうか。神父が嘘をつく流れも無理があって、アレを遂行するならかなりの人数のマフィアが関わらないとこの嘘を維持することは困難でしょう。色んな意味でちょっとワガママが過ぎる作品。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-13 17:06:34)
9.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
タイトルくらいは知っていましたが、今回ようやく鑑賞するに至りました。やたらと高評価が多いので期待しましたが、まあこんなもんかなといった印象でした。モノクロ作品に先入観も苦手意識もありませんが、やはりあまりにも古すぎます。まあモノクロでもチャップリンやヘプバーンの映画はそれなりに楽しめるので、やはり私には合わない作品だったというのが率直な感想です。  この映画が言わんとしていることはよく理解できますし大いに納得もできます。そういった意味では素晴らしい作品でしたが、だからといって「映画」としての総合的な高評価にはつながらなかったです。ただし、ちっぽけな自分(私自身)でも、もし居なかったら今の生活(自分の周りの世界)がどう変わるのか?といった意味ではなかなか興味深い作品でした。敬意を表してこの点数で。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-09-03 14:06:43)
10.  ストックホルム・ケース
イーサン・ホーク(ラース)、ノオミ・ラパス(ビアンカ)、マーク・ストロング(グンナー)ら、一流役者のおかげで非常に面白い?? コミカルかつサスペンスフルな映画に仕上がっていました。最初から最後まで飽きポイントもなく、サスペンス調なのにテンポが落ちないコンパクトで判りやすい脚本は本当に素晴らしいです。(全体的に過不足も感じませんでしたし)  ただし「ストックホルム症候群」を描いた作品なのか?と問われるとちょっとよく判りませんでした。この映画の流れだと、イイ人ラースに興味津々のビアンカという図式しか見えてこず、実際、ラース=イーサンの無邪気さで深イイ話&雨に濡れた子犬の目つきで優しくされた日には、、まあだいたいの女性は落ちるんじゃね?って話ですよ。ラース役をダニー・トレホあたりが演じていてもなおこの流れなら理解できるのですが・・ ラース=イーサンだとどうしても憎めない奴に見えてしまいました。  上記理由から、、ラース=イーサン&ビアンカ=ノオミのビジュアルで映画を見てしまうと終盤のビアンカの行動が少々胡散臭く感じられてしまいました。もちろん、殺されたくないという極限状態で優しくされるともの凄くドーパミンが出るのかもしれませんが、エピローグを見る限りではやはり、、ストックホルム症候群っていうのは「LOVE」なのかなって感じに見えてしまいました。私自身ストックホルム症候群に詳しい訳ではありませんので、「こういうもんだよ」といわれたら納得するしかないですが、でもなんだか少し違うような気もしてしまいました。まあしかしながらこの恋愛風味のおかげで甘い余韻を残す素敵な作品に仕上がっているのもまた事実で、評価的には難しいものの、なかなか心地良いラストを迎える作品でした。(狼たちの午後より面白いかも?)
[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-25 18:32:16)
11.  Swallow スワロウ
トライベッカや批評家から高い評価を得ているとのことで、一抹の不安を覚えつつも割高なレンタル料金を支払って鑑賞してみました。きっと大当たりか大ハズレのどちらかだろうと予想していましたが、それすらもハズレる斜め上をいった難しい作品でした。。(高評価も低評価も付けにくい感じ)  異食症の女性の話なのか、特殊な境遇(過去)を持った女性の話なのか、旦那に虐げられた女性の話なのか、間違いないのは女性の話であるということですが、イマイチどこに話が向かっているのかが理解できません。そこへもってきてフィンチャー的攻めまくった感じのオシャレ画風が追い打ちをかけていて、画面から俳優たちの気持ちを一生懸命くみ取るだけの映画になってしまっているような印象でした。 勿論機微を読み取るのはとても大切なことですし、飲み込む前の葛藤や全体的なトーンは非常に良く描かれています。しかし全体的にちょっと重たくノンビリしすぎていて娯楽性という意味では全く物足りませんでした。ハマる人はハマるのでしょうがそうでない人にはただただ退屈な映画、そういった印象が強く残りました。結末もあまりはっきりしないし、旦那のほうはそれなりに一生懸命頑張ったのに振り回されただけのようにしか見えないしで、結局終わってみたらなんかよー判らん映画だった。と、終始そんな感じです。(実際には旦那家族側は無自覚でかなりきついパワハラを行っていますが、ハンターのほうが変人すぎてそう見えないのは残念)  フィンチャーを意識したような洗練された作風でスリラー的なドキドキ感もありましたが、なかなか見る人を選ぶ作品です。もう少しエンタメ寄りのほうが気軽に楽しめたと思うので、そういった意味ではとても惜しい映画です。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-05-18 14:56:56)
12.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
スター・ウォーズはスピンオフも含めて11本(+アニメもそれなりに)新作が出るたびに欠かさず見ましたし、それなりにリスペクトもしているつもりです。まさか40年もかけて9部作が完結するとは思ってもいませんでしたが、まあそれだけファンが多いということなのでしょう。ということで、初期3部作の時代からいつも思っていたことを書きます。  ダース・ベイダーやライトセーバー、オープニングの音楽は本当に素晴らしいと思います。しかし正直なところ、私はスター・ウォーズという映画自体面白いと思ったことはありません。旧三部作は脚本も大したことないし見せ場もワザとらしいと感じます。中期三部作はCGありきで何やってんだかよく判らず、新三部作に至ってはまるで子供向けの漫画のようです。真面目な話、なぜこれほどまで人気が高いのか理解できない部分のほうが多いです。  まあ、ローグ・ワンに関してはリアル路線で重厚、スター・ウォーズシリーズのバックボーンも上手に表現されていて、ダース・ベイダーのシーンもなかなかのカタルシスだったと思います。あの作品はスター・ウォーズでなかったとしてもSFとしてかなり面白いほうだったと思います。(ハン・ソロは論外) 私が思うに、ローグ・ワンが行ったアプローチのように、フォースという力があるという事実を遠巻きに表現するのが正解のような気がします。「ある事実」を匂わせつつボヤかすだけ、そういう勿体ぶった演出が映画をより魅力的にするのではないかと思われます。新三部作のようにフォースって「何でもできるんですヨ!」にしてしまうと面白くないです。手品と一緒です。  それでもまあ、EP9に関しては名実ともに派手なSF大作に仕上がっているのでそれなりには楽しめました。あと、作り手&演者の全てがスター・ウォーズ愛に溢れていた点は非常に高評価です。制作秘話とかを見るとこの映画がいかに沢山の人に愛されているのかが判ります。そういった意味では本当に素晴らしい映画だと感じました!(結局、私の好みに合わないだけなのでしょうね。。点数はかなりオマケしてあります)
[インターネット(字幕)] 7点(2020-09-11 00:30:34)(良:2票)
13.  スター・トレック(2009)
近年リメイクが増えましたね。カラーになってからすでに50年、デジタル放送になってからももう数年が経過した訳です。そろそろ古い映画のリマスター程度では物足りないことも増えてきましたし、リメイク化は時代の流れでしょうか。  新スタトレも全体的にウマくまとまっていますし、物語りとして悪くなかったです。でも海外ドラマレベルの映画でした。あえて例えませんが海外ドラマのほうが出来が良い場合も少なくないです。最近の映画ってドラマを越えない仕上がりの物が増えました、というかTVドラマの質が上がったのかな・・ とにかく、特別良いという感じは受けませんでしたがまあ悪くは無いです。(映画としては最も致命的な”普通”という評価です)
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-03-17 13:23:25)
14.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
全てのSWファンを敵に回してしまいそうですが、そもそもマーク・ハミルという役者が名優だとは思っていません。レジェンド?なにそれ?美味しいの?残念ですがルークが出てきても特に何も響きませんでした。  全体的なプロットも散漫でインパクトに欠ける映画です。そもそも司令官が宇宙空間から戻ってきたり、主人公同士がテレパシーで話をし始めた時点でかなりのシラけムードです。極めつけはアジア系&アフリカ系のサブキャラたちの旅。これ確かに要らなかったですね。でもデル・トロが見られたのでOKとしときましょう。  他の方になんといわれようが、私はとってはスターウォーズといえばローグ・ワンの一作品だけで十分ですね。(ただ、本作もSF映画としては十分に及第点には達していると思いますが・・) ちなみに、変態エロオヤジ目線で恐縮ですがデイジー・リドリーの妙にボーイッシュな感じなのに太ももや腰回りのむっちりした部分にエロスを感じてしまいました。。(みんなごめんなさい)
[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-07 09:51:15)(良:1票)
15.  スプリング・ブレイカーズ
知人に勧められて見ましたが、これは人を選ぶ映画ですね。派手なものが好きだったり自分を変えてみたいと感じている人でしたら何か感じ取れるかもしれませんが、反面、トラッドなものが好きで、すでに自分自身を持っているような人には何も響かない映画かもしれませんね。  私はKYなほど我が道を行くタイプですので「理解できない世界もあるもんだな~」という程度の感想しか持てませんでした。いやもっと言うと、、ビッチなガキがワガママ言ってるだけにしか見えず、世の中には怖い大人もわんさかいるからやはり自分の子は小さいうちからきちんと”正しい”情操教育しとくべきだなって感じました。  中盤で「こんなはずじゃなかった」的な描写や、まともな女の子が自発的に帰る描写、腕を撃たれてやむなく帰る描写等、一定の倫理観を持って何らかのメッセージ性があるらしいことは理解できました。ただ正直なところ、私には一体何が言いたいのかてんで理解できなかったし、理解したいとも感じませんでした。(特にラストも全く意味判らず・・)
[インターネット(字幕)] 1点(2019-08-20 17:14:06)
16.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 
評価が高いので期待していましたが、淡々としていて可もなく不可もなくといった印象でした。一つ一つのエピソードはとても魅力的で面白いものですが、それが全て集まった時に微妙な味わいになりさがってしまったという印象です。良い材料を使ったのに鍋を作ってみたらあまり美味しくなかった、お気に入りの洋服を集めてみてコーディネイトしてみたら全然オシャレにならなかった、、みたいな感じ。  毎日写真を撮っている行為は非常に素晴らしく、そこに写っていた人物も非常にドラマチックですが、しかしただそれだけで終ってしまっています。黒人青年と父親との接点も非常に味わい深いものですが、その後が深く描かれていないせいでイマイチ淡白です。ラストの白黒無声映画は非常に味わい深いものでしたが、その直前に言葉で全て表現されているので、それをあえて続けて見せる手法は全く理解できませんでした。語りと同時に映像を見せてもらったほうがずっとドラマチックで時間も短縮できたはずで、もっと他のエピソードも掘り下げて欲しかったかなと思ってしまいました。  見終わった後に独米日合作と聞いて何となく納得したような気もします。何もかにもが中途半端な印象が強く、悪くはないが微妙な映画だったと思います。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-02-25 16:51:23)
17.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 
公開年のわりにやたら映像が古いのは演出なのか、それとも昔の映像を挟んであるのか?まあそれは置いといて、全体的に作為的ではありますがファストフードの危険性がきちんと提唱されていたと思います。この映画でいわれていることは、一般論で考えると至極当たり前のことのように思います。でもそれを実行したことに意義があり、そしてそれだけでも価値が高いと思います。  惜しいのは、、できれば続編もしくは姉妹作品として、健康に良い(もしくは自然食品)ばかりを食べ続けたらどうなるのか?というバージョンも発表していただきたかったです。例えば全粒粉のパンと自家製のベーコンと自家製の卵だけで一か月生活した結果などと比較してほしいものです。  まあでも、、総合的にはとても面白い企画だったと思います。マックが好きな人は一度見るべき映画です(真面目な話)
[インターネット(字幕)] 7点(2017-09-22 10:11:00)
18.  スノーデン
オリバーストーンといえば重たい作品が中心というイメージで、プラトーン、ウォール街、7月4日くらいしか好きな映画がありませんでしたが、今作はなかなかライトで良かったです。  どこまで真実かは判りませんが、監視社会の怖さとアメリカならやりかねん的な雰囲気も存分に味わえました。ただ、全体的に事実を淡々と見せられただけ的な流れでしたので、もう少し脚色してデータ持ち出しのハラハラ感を楽しみたかったような気はしました。また、スノーデン自身がどこまで正義感を持って行動したかは眉唾で、鵜呑みにできない部分が結構あったようにも感じました。まあ、総合して悪くない映画でしたが。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-08-16 16:29:17)
19.  スカーフェイス
「もっと堂々としとけよ、ビクついたら心臓に悪いだろ?」トニーモンタナの凶暴な性格が現れています。(怖いよあんた) 最もキレイだった頃のミッシェル・ファイファーも見られるし、伝説のチェーンソーのシーンも凄いです。  転落人生のきっかけになった車での沈黙シーン、麻薬カルテルでのトニーの立ち振る舞い、壮絶なラストシーン、全てがギリギリのバランスで融合した凄い映画です。文句なしにバイオレンスの金字塔だと思いますが、70-80年代特有の古さが感じられて集中力が維持できずこの点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2017-05-07 12:27:53)
20.  スティーブ・ジョブズ(2013) 《ネタバレ》 
ソーシャル・ネットワークの時も感じましたが、偉業を成し遂げる人ってもれなく変人なんだなぁ、、と。(私のような凡人が書いているのもまた凄いが) 皆さん酷評が多いようですが私は比較的良かったように思いました。ソーシャル・ネットワークのほうは脚本アーロン・ソーキンとは思えないような散らかりようでしたので、、ソレと比べてもこちらスティーブ・ジョブズは的を絞って非常に判りやすい映画だったと思います。  特に中盤で描かれている異常なまでの情熱と、それに対比される形で描かれる最低の人間性は素晴らしいです。彼の人間性に関しては巷の噂では知っていましたが、まさかこれほどまでに悪いとは思ってもいませんでした。(天才と何とかは紙一重とはよく言ったものです) ただ、最初の15分ほどは不安になるほどメルヘンチックだったし、ラストももう少し気持ちよく終ってもらいたかったような気はします。  最後に、ラストカットを最初に持ってくる手法は問題ないですが、、その絵がiポッドなのはちと残念でした。。(やっぱココはiフォンだったと思いまふ)
[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-07 12:24:57)
030.44%
181.18%
2223.24%
3497.23%
47711.36%
512017.70%
615222.42%
712718.73%
8629.14%
9375.46%
10213.10%

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