1. スパイダーマン(2002)
映画バットマンの舞台は空想世界の都市でしたよね、そこにまぁいわゆる空想の世界のヒーローバットマンが登場して活躍する。そうなると、かんぜんにパラレルワールドな話ですから突き放して2,3歩ひいて見ることができるわけですよ。ですが、このスパイダーマン。登場する町は現実の大都市ニューヨーク。だから、これは飽くまでも私個人の受けた感想なんですが、入り込んでいいのか、突き放していいのかわからないんですよ。でも、現実世界にヒーローを登場させることによって、現実世界におけるヒーローの定義を考えることができる、例えば(ヒーローは嫌われ者でもある)(ヒーローが倒されるところを見たがっている。)(ヒーローは時にサディスティックな選択にせまられる)など。そう、考えると面白いです。あとは、あの逃げ出したクモはほかにも人を噛んでるんじゃないの??早く捕獲しないと、ビッグアップルでスパイダーマンのパレードが始まるよ!! 研究材料の大事なクモの管理のずさんさにプラス1点(笑) でも、ヒーローものとしたらけっこうな映画でした。 7点(2002-06-22 14:49:13) |