1. スパイダーマン(2002)
すごい面白かった。メディアで話題になっている作品って、話題負けしているのが多いのに、この作品は名実ともに良かった。さえない主人公がヒーローになるというありきたりな設定だが、見ていて飽きを感じさせない。悪役のグリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)も、内面は苦悩に満ちているキャラクターで、単なる勧善懲悪に終始していないところが考えさせられる。劇中の言葉では、ベンおじさんの「どう変わるか慎重に考えろ」というセリフが心に残った。今の自分に対してのメッセージであるかのようだ。この作品は続編が出そうな予感。そのときには、親友ハリーとのけじめが一つのスポットとなるだろう。 10点(2003-02-17 17:39:37)(良:2票) |