41. 戦争と平和(1956)
《ネタバレ》 原作未読。なので後半のナポレオン、ロシア撤退からの展開についていくのがやっとだった。いつの間にかヘンリーフォンダは捕虜になってるし。そもそもアンドレイがヘップバーンの姉の旦那だったのか?もこんがらがって、スッキリ感のない映画だった。やはり文芸大作は映画化は難しいのかもしれない。今回、消化不良なとこはロシア版のTVドラマで確認しよっと(笑)。幸い、レビュー対象にもなってるし。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-10-15 19:07:28) |
42. 世界
《ネタバレ》 ジャジャンクーの魅力とは、面白い演出もあるけど、それよりあの国、中国がどんな国なのかが分かるところが大きいと思う。中国は激動の中、色々国内が変わっただろう。「皆、中国のアートから自分たちの分からないと思っている中国のことがつかめるのではないか、と考えた、それで熱狂したのではないか」(村上隆)東武ワールドスクウェアのジャンボ版のこの公園での色恋沙汰が描かれているが、どこの国の男と女は変わらないんだねと思った。これは観光PRも兼ねてるね。日本でも東京ディズニーランド版を創ればいいのに・・ただ服に火をつけても平然としている、あのエピソードは日本ではありえないよなぁ、怖いなぁとも思う、さすがに・・ [DVD(字幕)] 6点(2013-06-14 10:20:51) |
43. 戦争は終った
何だ~!このまったりした展開は!と思ったら、あの「二十四時間の情事」のアランレネだったか!まさに忍耐!合言葉だらけの偽の身分で、どう感情移入しろというのか!?しかも、ようやく状況が落ち着いてきたと思ったら、女のことばかり考えて、その危機感のなさは何だ!?最後は主人公も一体、自分が何者だったかも分からなくなってきたようで、スペインに帰るという・・・仕事もせず、もてまくって、一体何が不満で地下運動をしているのか!? [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-08 19:22:02) |
44. ゼロの焦点(1961)
犬童監督の「ゼロの焦点」を先に観て、ストーリーを知っていた為、映画への集中力が続かず、作品にのめりこめなかったです。謎解きの部分が説明っぽくて、個人的には犬童作品の方が映画的に良く整理できていたんじゃないかと思ったのですが・・・白黒は苦手だ。ただ野村芳太郎作品のこちらの方が登場人物(特に犯人)が「モンスター」ではなかったですね。ドラマチックではないですけど、その点は良い意味で評価できるんじゃないかと思います。白黒に慣れてる人だったら、自分にもありうる展開と思えて、感情移入できたんじゃないか?と思うのです。 [ビデオ(邦画)] 6点(2010-11-10 22:34:24) |
45. 正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
テーマ映画という感じでしょうか?麻薬なら「トラフィック」、銃なら「クラッシュ」そして移民ならこの映画。アメリカの問題を扱っていますが、こうあるべき!とか言った強いメッセージは薄い感じでした。移民問題ではピーターウィアー監督の「グリーンカード」の方が自分には伝わってきました。ハリソンフォードは目力だけはあるのですが、皮膚とか体とかパサパサで、元気が感じられないです。(再婚したから?)ひょうひょうとして、元気なハリソンフォードが好きな自分にはちょっとがっかりでした。年齢相応の味わい深い人間味あるキャラクターを出すのならば、こういう群像劇にせず、どっしりと彼を主役にして、悩んだり、怒ったりする映画にして欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-08 04:02:20) |
46. 西部の男
《ネタバレ》 先にポールニューマンの「ロイビーン」を観ていたので、ゲーリークーパーもこの不死身なじいさんにやられるのかなと、冷や冷やして観てました。こっちのラストもいいですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-24 23:02:47) |
47. 制服の処女(1931)
《ネタバレ》 女学生の寄宿舎モノとしては「ミスブロディの青春」を先に観てたので、このベルンブルグ先生もきっと裏があるにちがいない、と意地悪な観方で観てたのですが、最後まで良い先生で良かったです。子ども達には最近の「ひねくれた」映画を見せる前に、こういう昔の素直な作品をまず見せた方が良いと思います。この寄宿舎は、厳しいからということもあるのでしょうが、いじめがなさそうな雰囲気で、良いなあと思いました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-09 12:39:29) |
48. 世界の終わりという名の雑貨店
《ネタバレ》 平成の今、台頭する女性監督たちの瑞々しい女性映画を多く鑑賞した後では 本作は凡庸な作品としか感じられない。 しかし3.11を経験する前の、不況で騒然としていた日本を思い出した。 まだSNSもない頃、自分も将来の見えぬ自分を客観視してたような頃である。 自分探しのフリーターが多かった。 本作の若者は、今どこで何をしているのだろうか? ミニスカートに寄り過ぎのカメラの前では、不自然な表情になっても仕方がなかろうとは 思うが、彼女らの硬い表情に、ふとそんなことを考えた。 [ビデオ(邦画)] 5点(2018-05-24 23:01:32) |
49. 1999年の夏休み
《ネタバレ》 う~ん、これが団塊世代のオタクたちを魅了した萩尾望都の世界かぁ。 (でも原作の漫画を読まずにこう言っちゃうのはいかんですね(笑)) まぁこんな映画もあっていいでしょうけど、やはり異質な感じがしますね。 鑑賞中、こんな男の子いないよと思いながら、こりゃ女の子の映画なのだと思うと、多少観やすくなりました。 深津絵里が別の名前で出てることに驚き! [ビデオ(邦画)] 5点(2018-01-08 00:18:58) |