1. ゼブラーマン
正直、哀川翔アニキの主演100本記念作品にしてヒーローモノ!という事だけにしか価値が無い作品だとわたしは思っている。実際この作品の面白さは哀川翔がこれまでに築き上げてきたモノを破壊しかねない”変身ヒーローモノ”を演じると言うところがかなりの割合を占めているのだから・・・と、まあ、頭の中ではそう思ってはいても 監督は三池崇史、脚本も宮藤官九郎とコレだけの人材を揃えられると期待するなって言う方が難しい。結果、コレだけの人材揃えてコノレベルの出来は、ちと寂しいと思うのでありました。 7点(2005-01-05 01:28:13) |
2. 世界の中心で、愛をさけぶ
個人的には高校時代の物語(朔太郎と亜紀の関係)が同じ年代というのもあり、懐かしさがプラスされ結構楽しめました。それだけにもっと青春モノよりに撮ってくれていたら良かったなァと思っております。もっとメチャクチャな事言ってしまえば、原作無視してメインのお涙頂戴は無しの朔太郎と亜紀の青春ラブストーリーでも良かったかなと思ってみたりして。現在の話の大沢たかおと宮藤官九郎、高校時代(1986年)の森山未來と高橋一生いうキャスティングは結構ピッタリで良いんじゃないかと思っております。まあ、今更感はかなり高いモノの、何だかんだ言いつつ普通に見れたし、純愛に時代は関係ないって事で。 6点(2004-12-28 08:45:54) |
3. 千年の恋 ひかる源氏物語
コピーの”日本映画が世界に誇る、空前の歴史絵巻”って・・・ほんとに、本気でそんな事思ったの?ある意味そういったところもあるけれど。あっ、そうか、このコピー考えた人この映画見ていないんだ。きっとそうだ。そうに違いない。まあ、噂には聞いていたがほんとに見るべきところは”衣装やセット”だけだったねェ~。松田聖子のシーンもかなり評判悪いけど(納得)だからと言って松田聖子のシーンまるまるカットしてもたいして良い作品ってわけでもないですよねェ。あのシーンがあるおかげで”バカ映画”って記憶がみんなの心に残ったんじゃないかな?まあ、ある意味忘れられない想い出の映画ってわけですよ。ほんとは0点でも良いんだけど、違う意味で驚かされたのと渡辺謙が出てるって事で1点献上。 1点(2004-06-02 11:40:20) |
4. 宣戦布告
原作読んだこと無いし、確かに海外の同種の作品と比較したら比べ物にならない位ヘボいかも知れない。でも、この作品はそういうレベルで語るべき作品でないような気もする。平和ボケした日本がこのような話を映画化したこと自体を素直に喜びたい。 劇中のSATやレンジャー、普通科連隊などは見た目は素人ぽくってリアリティがある(コレは監督がドキュメンタリー畑で育った人だからかも知れない)。これが一度、戦闘に入るとどうでしょう・・・まるでダメ。リアリティの欠片も無くなり、「あぶないデカ」並みの撃ち合いが展開される。しかしコレこそが、今の日本の平和ボケを象徴しているのではないでしょうか。緊張感の無い国に緊張感を表現すのは難しいのではないかとわたしは思うのです。そういった意味で日本では難しい、この手の話を映画化したこと自体をわたしは喜んでいます。そしてこの作品を機会に、この手の映画をどんどん撮って欲しいものです。そうすればいずれはもっと面白い作品が生まれるでしょう。 6点(2003-12-19 16:15:47) |
5. 千と千尋の神隠し
う~ん、コレも正直どこがそんなに良いのかわからないんですよね。確かに良く動くし、綺麗だし、アニメとして、絵として観る部分はさすが宮崎って感じなんですけど、それ以外がどうも面白くないんですよね。話もなんですけどキャラクターなど皆子供向けで正直好きになれませんでした。やっぱりわたしは「トトロ」までで「もういいかなァ」って感じです。でも、ホントはもう一度だけで良いから「カリ城」や「ナウシカ」「ラピュタ」のような爽快な娯楽活劇作品を作ってほしいなァ。お願い! 5点(2003-12-09 13:02:32) |